数週間ぶりに、ある友人と話す機会があった。 電話が繋がるか否かのタイミングで挨拶も前置きもすっ飛ばして、 「どう?」と最初に切り出すのはその友人の特徴だ。 何となく無くしたくない個性のひとつ、友人らしさに感じられるものだから、 突っ込むことを…
学生の頃、マニアックな趣味をもった友人に囲まれていたのだけれど、その中に無類の漱石好きがいた。 文豪、夏目漱石好きだと聞けば本好きなのだろうというイメージを抱いてしまうけれど 彼女は頑なに「違う」と言っていた。 そして、漱石好きになったきっか…
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