ガーデンチェアでひと息ついていると、塀の上部にある何かに光が反射した。 立ち上がると、オレンジ色をした小さなボタンのよう見えたものだから、オレンジ色のボタンを無くした記憶を探しながら近づいて手を伸ばした。 あまりの小ささとオレンジ色の上にビ…
スケジュールが変わり、ポッと生まれた夜時間。 のんびりと過ごす時間も良いのだけれど、最近の私は普段よりも少しだけアグレッシブである。 きっと今はまだ、夏の暑さに照らされて、しんなりとしょげ果てた青菜のようになる前だからだろうと思う。 キッチン…
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