幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

すぐそばまで来ている春の陽気に誘われたことにして。

いつもの自分が選ばないもの、これまでの自分だったら選ばなかったものを選んでみた。 嫌いじゃないけれど私らしくない、そのような感じで選択肢から外していたもの。 だけれども、本当は密かに気になっていて選択肢の枠外にそっと置いておき、時々眺めてい…

生垣のサボテンからメドゥーサまで。

まだ辛うじて早朝のような清々しい空気が残っている時間帯に外出をした。 大通りを避け、小路を縫うようにして目的地へと向かっていたのだけれど、とあるお宅の前を通りかかってギョッとしてしまった。 生垣の上部に細工が施されているのか、生垣の上部には…

フェイスラインは輪ゴムにお任せ。

その日は、目には見えない様々な寒さ対策を施した鉄壁のガードで外出したのだけれど、冬の寒さは侮れない。 駅に着くころには体も温まるだろうと予測していたというのに、私の鉄壁のガードの遥か上をいく寒さなのか、私の代謝が悪いのか、一向に温まる気配が…

“まあまあ好き”だと言えるものは多々あれど。

好きなフルーツは何かと問われたら、迷うことなくグレープフルーツと答えるのだけれど、ここ最近は口にしていないことに気が付いた。 不思議なもので、それまで口にしていないことに違和感を覚えることも、強く欲することもなかったというのに、気が付いてし…

当てが外れた言葉旅。

その日は、夏目漱石 (以下、漱石さん)の著書のことで調べものをしており、久しぶりに彼の文章に触れた。 彼の代表作品は幾度か読む機会があったけれど、それらの内容は既に、おぼろげな記憶と化してしまっている。 だからこうして時々、作品を読むこと以外か…

艶やかなピンク色をした豆、その名はルビーカカオ。

節分が終わり、本日は立春。 立春から立夏の前日までを春としており、暦の上では春が始まったわけなのだけれど、まだまだ厚手のコートやストールが手放せない。 それでも春は確実に近づいているようで、先日は少し小ぶりではあったものの、鮮やかな黄緑色を…

うっかりティッシュを一緒にお洗濯してしまっても慌てずに。 

コンビニのドリンクコーナーの前に立っていると、背後を通り過ぎるマダムたちから「かにくしょくぶつって素敵よね」という声が聞こえた。 ガラス越しに視線を華やかな装いのマダムたちに向けながら、ん?かにく?果肉植物?いや、私が多肉植物を聞き違えたの…

柔軟な身のこなしが愛され続けているポイントなのか!?

久しぶりに口にすると遠い記憶と相まって、優しい気持ちになる食べ物がある。 それは、人によって異なるし、思わぬものがそうなのだと気付かせてくれることもある。 先日私は、キャラメルを口にした。 一粒どうぞ、と半開き状態の箱を差し出され、甘い香りが…

自動販売機と立ち位置と。

迷路のような駅構内を歩きながら、構内に設置してあるコインロッカーの数が随分と増えたように感じた。 オリンピックを見越してのことなのか、利用説明も様々な国の言葉で記されている。 広いスペースの壁に沿うようにしてコの字に配置してあったコインロッ…

冬と春のあわいの景色を言葉とともに。

窓を開け放ち部屋中の空気を入れ替えていたのだけれど、その日は冷え込みが厳しく、部屋の温度がみるみるうちに下がっていくものだから、暖房の設定温度を1℃上げた。 新鮮な空気が十分に行き渡ったところで窓を閉めると、室内温度がじわりじわりと上昇し、 …

一方的な身勝手とともに味わった、いちご大福。

その日は、少しだけ残っていた大福茶を淹れ、お茶請けにと用意した“いちご大福”をお皿に乗せた。 お茶請けと一口に言ってもそのメニューは様々で、個人の好みや世代、その時々のトレンドや地域性が表れて面白い。 ここまでバリエーション豊かなのは、日本の…

ご飯茶碗をのぞきこむ。

久しぶりに、ご飯を土鍋で炊いた。 好きな音楽を響かせながら、キッチンで黙々と作業をする時間は、私の気分転換のひとつだ。 最近の炊飯器は優秀で、お米の銘柄によって最高の状態に炊き上げてくれたりもするのだけれど、時々、土鍋で炊きたくなることがあ…