幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

こころ

あなたが思う「これが好き」は何かしら。

オフィスで働いていたら、顔から火が吹き出しそうなレベルだと思えるほどの大きな音で、お腹の虫が鳴いた。 この空間には私ひとりしかいないというのに、 恥ずかしさを紛らわすかのように「あ、お腹が鳴ってしまった」と呟きながら、 お腹を擦ってしまうのは…

一部分だけを選り好みすることは出来ないようになっている。

持ち物の中にある、開かずの箱。 私の家移りの回数が多すぎて、開けるタイミングを逃している箱だ。 この箱の中身に助けを求めなくても過ごすことができている現実から想像するに、 梱包時には私にとって大切な色々を詰め込んだのだろうけれど、 きっともう…

もっと軽やかに、もっとしなやかに、正解はひとつじゃない。

服飾デザイナーを生業にしている友人がおります。 彼女は、いつもファッショナブルで素敵なのだけれど、 時々、それってオシャレなの?と聞いてしまうことがあるのです。 「これがオシャレなのよ」と言われれば、そのようにも見えなくもないのだけれど、 素…

周りの人に、「お願い」できますか?

少し前、海外に住んでいる友人から久しぶりに連絡が来たのです。 生活のリズムは整ったように感じられたけれど、 慣れない土地での奮闘は続いているようで日本が恋しいと連呼しておりました。 笑いながら現地での出来事を話してくれていたのだけれど、 何と…

自分自身から向けられる言葉の呪縛の解き方。

夏でもない、秋でもない、ただ曇り空が広がっているある日。 いついつまでにやらなくては、いついつまでに済まさなくては。 様々な締め切りが積もり積もっている上に、 自分自身から向けられる「やらなくては」「済まさなくては」という言葉の呪縛を振り解き…

あなたが感じる「ちょっとした幸せの瞬間」は、どのような瞬間ですか。

大粒のブドウを冷蔵庫から取り出して洗っているそばから、 パクッ、パクッと摘み食いをした。 果汁が口の中から体の奥へと染み広がる感覚が心地よくて、もうひと粒、口の中へ入れた。 秋の味覚だと改めて意識して口にすると、 美味しさもジューシーさも増す…

艶やかに酔う酔芙蓉(すいふよう)。

酔芙蓉(すいふよう)という名の花を知ったのは4、5年ほど前だったように思う。 確か、ミステリー小説の中に登場した花だった。 妖艶で上品でとても不思議な酔芙蓉(すいふよう)の姿がリアルに描写してあったため、 実在する植物なのだろうか、とネットや花図…

「足組み」から人の心理をちらり、覗き見。

初めて入ったカフェでお茶をしながら店内をぐるりと見渡して、ふと思う。 私が想像している以上に足を組んで座る方の割合は高いものなのだなと。 幸せのレシピ集内では、お腹周りの引き締めや, 体のバランスを整えることへの妨げ行為のひとつとして 「足を組…

人生のお手本は、自分の身近なところにも沢山転がっている。

そこは、園芸風の色が強く、カフェの横に並んでいるような、 おしゃれな店構えではないのだけれど、お花や植木の鮮度が抜群の人気店だ。 ご年配の方が、お散歩がてら花を買いにくることもあり、 いつでも自由に休憩できるようにと、 店内の中央には、誰でも…

侮るなかれ、名前のチカラ。

近所にあるオーガニックショップへ、ジャバラ果汁を求め向かっていたときのこと。 私の目の前には、3人程の女性が一列に並んでいるようにも見える様な状態で歩いていた。 何を考えるでもなく、その様子を眺めながら歩いていると、 細い路地から背筋がやけに…

未来を前向きなものにするのは些細なこと。

何度か足を運んでいる水族館があるのだけれど、 私のタイミングが悪いのか、ご縁がないのか、どういう訳だかサメにだけ会えない。 時々、テレビや雑誌でも見かける水族館で、 取り上げられる際には必ずと言っていいほど、サメも紹介されている。 サメに会え…

所変われば品変わる、なのである。

自分でもびっくりしてしまうくらい大きな音でお腹が鳴った。 時計を見ると午後4時だった。 我が家の夕食は少々遅い時間に始まるため、 この時間が私にとってのティータイムだ。 小腹も空いたこともあり少し甘めの柚子茶を淹れた。 爽やかな柚子の香りと甘い…

「休むことも私の仕事のひとつ」と思ってみるのはいかがですか。|手汗と睡眠の関係も。

お気に入りのヘアサロンで至福のひと時を過ごした。 リラックスしている中で感じられたり、垣間見える異業種のプロ意識に触れられることも 私の密かな楽しみだ。 シャキシャキシャキッと心地よいハサミの音を聴きながら、 随分と前にお世話になっていたスタ…

食卓にバニラの香りを仕込んでみるのはどうかしら。

カフェの一角に設置されたカウンターでストローを引き抜く手が一瞬止まった。 目に入ったのは、お砂糖やシロップなどと一緒に並ぶバニラパウダーだ。 最近、カフェでバニラパウダーを目にする機会が増えたように思う。 店員の目には私が珍しそうに眺めている…

リフレーミングで優しく寄り添って。 

秋と言うには若干気温が高い日があることを除いて辺りを見回すと、 思っていた以上に様々な秋が散りばめていることに気づく。 陽射しは、まろやかさを帯びているし、 開け放った窓から流れ込む風の匂いからは夏の気配が消えている。 ふらり立ち寄ったお店に…

明日はきっと大丈夫、次はきっと大丈夫。

災い。 時代が変わろうとも、国が異なろうとも、 誰もが出来るだけ遭遇したくないと思うもののひとつでございます。 日本では災厄除け、邪気祓い、そのような言葉のもと、 より穏やかに、より楽しく暮らせるよう、普段の自分を省みる機会が用意されておりま…

夕焼け空の下に在る景色と、それぞれの想いと。

私の好きなもののひとつに、季節の狭間に見る夕焼けがある。 それは、同じ海でも日本海側と太平洋側では海の表情が異なることにも少しだけ似ており、 過行く季節の夕焼けと、これから訪れる季節の夕焼けが混ざり合った、 狭間の表情をしているのだ。 この時…

寝言から見る、あなたのココロ、あなたのカラダ。

夏が始まったばかりの頃だったでしょうか。 知人が、今年の夏は共通の趣味を持っている面々との 旅行の予定があるのだと嬉しそうに話しておりました。 既に細かく練られている計画に関心していると、 楽しみなのだけれど、ひとつだけ心配事があるのだと言う…

たまには、ソーシャルデトックスにトライしてみてはいかがでしょうか。

ある日、数人で話をしていると、 話題は、SNSとの距離感、付き合い方といった内容に至っていた。 何かしらのSNSに登録し、利用する。 そうすることで誰でも簡単に社会的な繋がりを作り出すことができ、 欲しい情報を、いつでも、どこでも、好きなだけ…

迷いさえも楽しみながら進むことができたなら。 

友人が立ち上る紅茶の湯気でおしゃれな眼鏡を曇らせながら、ぼそりと呟いた。 「昔は、あまり迷わなかったんだけどな」と。 微笑み返しつつ私も紅茶をひと口、口に含んだ。 すると友人は、「最近迷ってばっかりで嫌になる」と小さく笑いながら続けた。 迷わ…

幸せの育て方。

芝生が敷き詰められている緑いっぱいの大きな公園のベンチで 手にしているカップの中の氷をシャラシャラと鳴らしながら頭の中を空っぽにしていたときのこと。 ドラマのようなシーンに出くわした。 少しだけ離れた場所にある別のベンチには、 10代後半か2…

イメージと違うと言われたっていいじゃない。色んな自分を楽しんでみませんか。

人は皆、ぞれぞれに好きなことや、譲れないものがある。 そして、それがその人のイメージ通りのものであるとは限らない。 私は、イメージとは異なる意外な一面に出会うと素敵だなと思う。 いつだっただろう。 夏と呼べる時季ではなかったものの、 その日はと…

自分に対して、周りの人に対して、ポジティブな言葉をどれくらい使っていますか?

言葉には魂が宿る、昔から世界各地で語り継がれていることで、 日本には「言霊」という言葉も存在しています。 例えば、水にポジティブな言葉をかけてから結晶化させたときと、 ネガティブな言葉をかけてから結晶化させたときでは結晶の姿形に大きな違いが現…

日々の感情の変化をセルフチェックしてみたことはありますか?|動脈硬化と感情の関係

近年、年齢を問わず広い意味での健康を気遣う方が増えてきており、 健やかな毎日を重ねるための知識やアイテム、メソッドが巷には溢れております。 知識やアイテム、メソッドも、もちろん有効ではありますが、 今回は少し視点を変えまして、 日々の感情と健…

今日は、あなたが喜ぶことを、あなた自身にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

日本人には、「自分のことを後回しにする美学」みたいなものが、 少なからずあるように感じるのです。 もちろんこれは、譲り合いや思いやりといったことの表れとなることもあるため、 ひと言で良い悪いなどと言い切ることは出来ないのだけれども。 ただ、自…

眼鏡、かけなくてもいいんじゃないかしら?

風が心地よい夕暮れ時、ふらり散歩へ出かけた。 目の前には制服姿の女子高生3人が楽しそうにお喋りをしながら歩いていた。 背中に「た・の・し・い」という文字が点滅しているような空気に、 今日も平和だなぁ、などと思いながら私も歩く。 すると、「明日…

エフォートレスライフを目指す前に必要なこととは。

久しぶりに友人とランチをしたときのこと。 友人が「初めて聞いた時は、え?何?って思ったけど慣れるもんだよね。 “エフォートレス”よりも“こなれ感”の方が分かりやすいけどさ。」とこぼした。 刻んだ青じそが混ぜ込まれたおろしポン酢を店主ご自慢のハンバ…

先人たちよ、自由だって、ときに、疲れるものなのでございます。

仕事柄、目を酷使するため目薬が欠かせない。 3~4種類を常備し、その時々の状況によって使い分ける生活をしている。 その日もPCモニターから目を離さぬままデスクに置いている目薬ボックスに手を伸ばした。 その辺りに転がしておいても良いのかもしれな…

姥桜(うばざくら)の使い方、間違えていませんか?

先日、見知らぬ女性に声をかけられた。 訊ねられたことに答えた後、その女性が言った。 「私はもう姥桜(うばざくら)だから」と。 「もう」と言う言葉から、その女性が謙遜されたことは直ぐに分かったのだけれども、 「姥桜(うばざくら)」という言葉がネガテ…

不器用な男の子からの赤いバラ。

ボランティアでイギリスの小学校へ書道を教えに行っていたことがある。 好奇心旺盛な子どもたちに週に1度、1時間だけ 本物を本来の形で伝えて欲しいという趣旨で依頼を受けた。 だけれども、子どもという存在のやんちゃさは世界共通。 30人ほどのやんち…