幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

世の中をチラリ覗き見

SF越しに見る冬眠。

あまりにも眠れないものだから、映画を観ることにした。 当時、何度観れば気が済むのだろうかと自分でも思うほど見返した古いSF映画の中から好みのものを選び再生した。 良いものは良い、好きなものは好き。 私には、そのようなところがあるようで、好みが…

1ダースの常識。

パン屋の陳列棚に、小さめのロールパンやひと口サイズのクロワッサンなどが袋詰めされた状態で並んでいることがある。 たくさん入っているなと感じることもあるけれど、私は、これは1ダースだろうか?と思うことがある。 私たちの常識では「1ダース=12…

呪文がオートマティックに発動する仕掛けを持つ言葉。

寒さが増すに従って、クシャミをしている方を目にするシーンも増えているように思う。 医療技術が進歩し、クシャミの原因や対処法を知っている私たちは、クシャミに対して過度に怯えることなく淡々と対処しているけれど、国内外には、クシャミが不気味なもの…

ぷるぷにっとしたタピオカの正体は!?

気に入って使用している調味料の幾つかが切れたままになっていた。 無いならば無いなりに何とでもなることは確認済みなのだけれど、お客様をお招きする予定もちらりほらりと入り始めたことをきっかけに重い腰を上げて調達に向かった。 店内には様々な調味料…

灯りゆく明かりを眺めながら思うこと。

あっという間に冬が来てしまった。 そう気が付いたのは、シナモンティーに手が伸びる機会が増えたからである。 この日も、お気に入りのマグカップにアイルランド土産でいただいたティーパックを入れてお湯を注いで待つこと4分。 そこに、シナモンパウダーを…

あの厄介な「蚊」からヒントをもらっているなんて。

腕まくりをするとペン先でつけた点よりも小さな赤い点が目に留まった。 先日、久しぶりに受けた血液検査の針の痕である。 血液検査は苦手なものの中のひとつではあるのだけれど、ボディメンテナンスの一環として年に一、二度受けている。 恐怖に飲み込まれて…

コルクの木は縁の下の力持ち。

最寄り駅そばにあるリカーショップは、様々なジャンルのお酒を取り扱っている。 その中には、リーズナブルなのに、もう一度飲みたいと思わせる様なお酒も多々あるため、つい、宝探しをするような気分で立ち寄ってしまうのだけれど、その出会いは一期一会がほ…

彼らの冬支度は、腹巻スタイルではなく「こも巻きスタイル」。

街中の木々の葉も色に深みが増し、早いものは少しずつ散り始めている模様。 今年は秋の始まりが遅かったような体感が未だに残っており、景色が移り変わる速度に気持ちが思うように追い付かない。 秋を感じ足りていない私は、本当にもう晩秋?と疑いにも似た…

美しさの奥に秘められたるものの尊さを。

歩道の吹き溜まりで、真っ赤な落ち葉が乾いた音を響かせながらクルクルと回っていた。 美しい艶を帯びた赤色の正体を知りたくて辺りを見回すと、赤く染まった葉をつけた桜の木があった。 桜のイメージと言えば、開花時の桜色、初夏の緑色、いつの間にか葉が…

あのカエルマークって何ぞや!?|レインフォレスト・アライアンスのお話。

やっと、いつまでもベッドの中の温もりに包み込まれていたい、そう思う季節になった。 眠い目を擦りながら、いや、私の場合は目を閉じたままなのだけれど、ちょっとした自分との闘いに勝ってベッドから抜け出すと、全身の毛穴が「さっむーい」と言って口をキ…

便利と、支配すること、されること。

気温が下がってきているからだろう。 煮込み料理を作る機会が増えてきたように思う。 キッチン内にパソコンと本を持ち込んで、好きな飲み物と音楽を用意する。 そして、お鍋の中でグツグツと音を立てながら小刻みに揺れている食材の様子を時折、耳で確認しな…

貯金ってコトバは、実はややこしい。

大きな声で貯金の話をしている声が聞こえた。 声の主は、小学校低学年くらいの子どもたちである。 その内容は、「もしも1億円もらったらどうする?」というものだった。 そこからどのように話が広がるのだろうかと興味津々だったのだけれど、1億円ってどれ…

低体温に悩むのは大人だけではなかったの!?

え!?子どもって体温が高いものなのではないの? 思わず聞き返してしまった。 近年、子どもの低体温状態が社会問題の一つとして取り挙げられることも少なくないのだとか。 大人が免疫力を維持するために、新陳代謝をスムースにして体内に余分なものや害を及…

卵殻膜(らんかくまく)に限っては、安易に欲張るなかれ。

私は肌が弱いこともあり、スキンケアもコスメも使うことができるものが限られている。 これならば使えるぞと感じるものに出会うことができたとしても、それらは需要が少ないのだろう、早々に廃盤となるケースが多い。 また、成分内容に問題がないからと言っ…

ドイツ語の星占いを眺めつつ。

ドイツ土産にいただいた雑誌を捲っていると、星占いのようなページがあった。 ドイツにも星占いがあるのかと思い覗き込んでみたけれど、そこはドイツ語。 内容をスペルから想像できるはずもなく、ページを囲んでいる素敵なデザインで目の保養をさせていただ…

お宝は非日常の中ではなく日常の中に。

駅のホームに立っていると線路を挟んだ向かい側のホームに設置されたベンチに男性が一人座っていた。 何となく視界に入っていたその方は、脇に置いていた鞄の中から紐状の何かを取り出して、その先端を左右の耳へと運んだ。 ホーム間の距離が長かったことも…

程よい匙加減。

今年に入ってから幾度か、この先、結婚式もデジタル化するのだろうかと感じる機会があった。 私がご招待を受けたわけではないのだけれど、知人が生まれて初めて結婚式の招待状を某SNSツールで受け取ったという。 ご祝儀も現金をご祝儀袋に入れて持参する…

バナナが直面している危機をちらりのぞき見。

甘い香りに誘われて、ずらりと並べられたバナナの前で立ち止まった。 バナナを生地にたっぷりと混ぜ込んだパウンドケーキやマフィンを焼いたら、さぞ美味しいことだろう。 皮を剥いて一口サイズにカットしたバナナにレモン果汁を垂らして冷凍した一口シャー…

ブルービーの潔さ。

友人からの贈り物の中に、可愛らしいハチのイラストが印象的なカードが添えられていた。 ハチのイラストと聞けば大半が黄色と黒の配色を思い浮かべるのだろうけれど、カードの表紙を飾ってしたのは青い色をしたハチだった。 ハチにも種類があるけれど、この…

ネズミとチーズの真実を思い出しつつ雨宿り。

雨宿りを兼ねて駅ビル内のショップを転々と見回っていたときのことだ。 とある雑貨店内で多々目にしたのは、ネズミのキャラクターを使った雑貨だった。 そして、そのネズミのそばには必ずと言っていいほど、丸い穴が開けられた三角柱のチーズが描かれていた…

スーパーブルーム、プチ、プティ、バージョンを眺めた日。

これは、どこに住んで居たときに使っていた鉢だろう……。 外に設置している収納庫内に土と一緒に保管していた鉢を見下ろしながら思った。 記憶を辿ると、一つ、いや二つ前に住んで居た場所で購入した土と鉢であるような気がした。 鉢植えは気に入って購入した…

残しておきたい気持ちと使ってこその思い。

先日、日本の伝統色で構成された色鉛筆があることを知った。 色鉛筆を仕事道具のひとつとして使用している私は、それがどのような色彩のものなのか気になり、販売元のサイトをのぞいた。 平安時代や安土桃山時代、江戸時代に使われていた色でまとめられてい…

どのような世界にも器用、不器用はあるようだ。

ひと息ついでに、マンションのエントランスホールへ郵便物を受け取りに行くと、顔見知りの管理人さんがフロアの一角にしゃがみ込んでいた。 声をかけると、下手な蜘蛛の巣があると言って手招きするものだから、「ん~蜘蛛は苦手なんです」と心の中で呟きなが…

恐怖がセンチメンタルに変わる頃。 

この時季の恐怖は、彼らの休息スタイルである。 彼らというのは、夏を夏らしく盛り上げてくれる蝉たちのことで、今年も既に幾度か自宅のベランダでひっくり返っている蝉を発見した。 その豪快な見た目から、我が家のベランダで力尽きてしまったのだろうと判…

住み分けからチラリ覗き見。

パソコン画面にズラリと並んでいるのは音楽ジャンルや音楽用語。 音楽を楽しもうと思ったのではなく、振込手続きを行おうと支店名を確認していたときのこと。 私はインターネットバンキングのお世話になることが非常に多い。 未だに賛否両論あり、不安が完全…

黄色いポストにニヤリとする夏。

久しぶりに郵便局へ行った。 局内へ入ると、程よく冷えた空間が心地よく、外気によって温められすぎた体から、熱がスーッとひいていく。 列に並びながらカウンターの奥を眺めていると、歴代の貯金箱だろうか。 円柱型のポストを模ったカラフルな貯金箱がズラ…

夏の味覚は、見た目重視と大人レディー仕様、どちらでカットしましょうか。

少し遅めの梅雨明けの後に、帳尻を合わせるかのように押し寄せてきた今年の暑さに半ば項垂れながら歩いていると、 キャンプかBBQか、はたまた海にでも持って行くのか、軽装の集団が大きなスイカを数個、車に積み込んでいるところを目にした。 この暑さは…

レトロな雰囲気の小路で見た萎んだ朝顔。

日陰を探して裏道を選びながら目的地へ向かっていたときのことだ。 レトロな雰囲気の小路に入り込み、古い映画のワンシーンに使われていそうな景色に出会った。 外に並べられた沢山の鉢植えは、水をあげたばかりなのだろう。 水滴がついたままになっており、…

おにぎりバージョンとサンドウィッチバージョン、どちらがお好みかしら?

子どもの声で奏でられる懐かしいメロディーに意識を引っ張られた。 しかし、次の瞬間には、その懐かしいメロディーに乗せられた歌詞に「えぇっ!?」と声を上げてしまいそうになった。 そのメロディーというのは、誰もが一度は歌ったことがあるだろう手遊び…

気候は世界を映す鏡だったりして。

ガーデンチェアでひと息ついていると、塀の上部にある何かに光が反射した。 立ち上がると、オレンジ色をした小さなボタンのよう見えたものだから、オレンジ色のボタンを無くした記憶を探しながら近づいて手を伸ばした。 あまりの小ささとオレンジ色の上にビ…