温かいスープの美味しい季節がやってきた。
お野菜がゴロゴロ入った具だくさんのスープも美味しいけれど
こっくりクリーミーなカボチャのスープもいい。
声を大にして言った事はないのだけれど、私はカボチャが好きだ。
どこが好きかって、
まずはあのゴツゴツとした強面風のビジュアルとゴロッとした安定感、
少し不器用にもお見受けする渋くて深い緑色も
特別な理由はないけれど、
イケている気にさせられてしまうのだから、侮れない。
包丁片手に軽い気持ちで触れるとウッカリ怪我をしてしまうカボチャ様。
ここは、慎重に包丁を入れてパカッと割ってみる。
するとどうだろう、中から顔を出したのは色鮮やかな黄色の君。
カボチャ様の心はピュアでキラキラ輝いているのだ。
ギャップというのか、一筋縄ではいかない所もいいではないか。
味だってビジュアルに負けてはいない。
蒸したって、焼いたって、煮たって、揚げたって美味しいし、
おかずからスイーツまで、何でもこなすスーパーベジタブルだ。
そんな万能野菜、カボチャ様。
とびっきりのカボチャの選び方をご存知ですか?
皮の表面に艶があるもの。
黄色い部分は地面と接していた部分で生産者の天地替えが上手くできていなかった証拠。
無いに越した事はないけれど、あってもそんなに問題はありません。
その時は、その黄色い部分の色で中の状態が判断しましょう。
黄色やオレンジ色の部分は中の果肉と同じ色なので
濃い物を選ぶとよいのだろうです。
形は左右対称、
軸の切り口は乾燥していて軸の周りがへこんでいるものが良いのだとか。
栄養だって抜群なのは皆さんご存知の通りなのですが、
特に目立つのはカリウムをたくさん含んでいるということ。
カリウムは、体内の余分な塩分を排泄してくれるのです。
塩分による体の浮腫みや高血圧などにも一役かってくれます。
外食した翌日に体の浮腫みを感じる方は塩分量が関係しているかもしれません。
外食の翌日は、お好きな調理方法でカボチャを食べて早めにデトックスしてしまいましょう。
さらに、女性に嬉しいアンチエイジング効果だって抜群なんですって。
抗酸化ビタミンと言われているビタミンC、ビタミンE、βカロテンが豊富。
お肌だけではなく髪の毛の艶までもサポートしてくれます。
煮物や揚げ物、サラダなどでは
なかなか沢山食べられません。
そんな時に便利なのがカボチャのポタージュスープです。
牛乳や生クリームを使わずに豆乳を使えばヘルシーです。
あったかスープで体の内側からぽかぽか温まりましょう。
今夜あたり、カボチャのポタージュスープ、いかがですか?
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