あなたの爪をぎゅっ、ぎゅっと揉んで免疫力をあげてみませんか?
世の中に健康志向ブームが起きてから
“免疫力”という言葉を日常的に耳にするようになったと感じています。
免疫力とは、体を様々な敵から守る防御システムの力こと。
この免疫力を高めておくことで病気を防いだり、
心身の健康を保つことができたり、
アンチエイジングに一役かってくれたり、と
とても心強く日々を過ごすことができるのです。
これからまだまだ本格的に寒くなります。
いつでも、どこででも出来る“爪もみ”をして皆で風邪も吹き飛ばしてしまいましょう。
私が爪もみを始めたきっかけは
私の家族が免疫力を上げる為に爪もみを始め、
その効果を目の当たりにしたからです。
初めの頃の私は半信半疑で様子を見ているだけ、
話を聞くだけ、だったのですが
家族の健康診断などの結果から確かに上がっている、と感じる事が多く
お手軽さもあって真似するようになりました。
嬉しい誤算もありました。
爪もみをしていると指先や手の艶がアップして
瑞々しい手を保つこともできるのです。
女性は水仕事をする機会が多いので家事による手へのダメージを防ぐことが難しいですよね。
ハンドクリームの効果が追い付かない事もあります。
そのような時には是非、爪もみをプラスしてみて下さい。
ハンドクリームを塗りながら行えば一石二鳥です。
スキマ時間で免疫力と美容のチカラをアップさせてみましょう。
それでは、やり方をご紹介します。
道具は何も必要ありません。
爪の生え際に神経が集中しているツボがあるので、そこを刺激します。
右手の親指を刺激する場合は、左手の親指と人さし指で、右手の親指先の両側を挟んでギュッ、ギュッと押すようにもみます。
神経繊維が集中する指先への刺激は
すぐに自律神経に伝わって神経バランスを整えまます。
力の入れ方は痛気持ちいいくらいにし、
両手とも親指から小指まですべて揉みましょう。
代謝が良い方は、直ぐに体の奥がじわっと温かくなるのを感じられると思います。
感じられない方も気が付いた時に“爪もみ”をしていると
徐々に体が温かくなる変化を感じられるようになると思います。
注意する点は、
薬指は、行動している時に働く交感神経を刺激する指なので、
薬指だけを刺激することは避けて、
必ず、ほかの4本の指といっしょにバランスよく刺激しましょう。
他の指はすべて副交感神経でリラックスを促します。
私は電車移動の時やお風呂の中、テレビを見ながら
ちょっと疲れたと感じる時、
外出中に体の芯が冷えてきていると感じる時などキュッ、キュッと揉みます。
歩きながらでも出来ますし、
何かの待ち時間にしていても悪目立ちする動作ではないのも嬉しいところ。
健康だけ、美容だけ、というのではなく、
両方欲張って健康も美容も手に入れてしまいましょう。
もちろん、お手軽に♪
【各指への効果】
- 親指――アトピー/喘息/リウマチ/ドライマウス/円形脱毛症など
- 人差し指――潰瘍性大腸炎/クローン病/胃潰瘍/十二指腸潰瘍/過敏性腸症候群/胃弱/痔など
- 中指――耳鳴り/難聴など
- 薬指――低血圧/低血糖/眠さ/だるさ/軽いうつなど
- 小指――脳梗塞/認知症/パーキンソン病/不眠/メニエール病/高血圧/糖尿病/肥満/痛風/肩こり/腰痛/椎間板ヘルニア/動悸/頭痛/腎臓病/頻尿/尿もれ/精力減退/しびれ/更年期障害/顔面神経痛/自律神経失調症/不安神経症/パニック障害/働きすぎによるうつ/白髪/目の病気/婦人科系の病気など