女性ならばキメの整ったツルスベ陶器肌、憧れますよね。
つるんとしていて、どんなファンデーションもきれいにノリそうな肌。
夕方になってもファンデーションが毛穴落ちせずに、ピタッとノッている肌。
私も憧れます！
栄養バランスなど体の内側からのケアが大切なことは分かっているのだけれど
メイクで手早く何とかならないかしら？なんて思ったりもします。
いや、何とかしたいのです！
女性の肌はホルモンバランスの影響や年齢などによって変化するので、
その時々の自分のお肌の声を聞いて、
上手にお付き合いしていかなくてはなりません。
しかし、気づけば２０代の頃と同じメイク方法をしていたりしませんか？
頬の毛穴の開きが気になる方。
朝はキュッと閉じているのだけれど、
夕方になるとファンデーションが毛穴に落ちて
毛穴がしずく型に開いて目立ってしまっている方。
今回は、ちょっとした方法で毛穴の開きを目立ちにくくする方法をご紹介します。
まずは、朝も夜もお肌の汚れはしっかりと落として
自分の肌に合う保湿ケアを行っておきましょうね。
これは、ここで過去にもお話しさせていただいたので簡単におさらいしますが、
新しいものに変えなくとも、
既にお持ちのアイテムの使い方を見直してみることで、
アイテムがいつもよりも力を発揮してくれることがあります。
お肌に合わない訳ではないのであれば、一度、丁寧に使ってみましょう。
※過去記事はこちらから
今持っているスキンケアアイテムで 目指せ潤い肌 - 幸せのレシピ集
さて、本題の「毛穴の開き対策」です。
メイク下地や日焼け止め、あるいは日焼け止めとメイク下地を兼ねたもの、お使いですか？
そして、その「下地や日焼け止め」をお顔に塗るとき、どんな風に塗っていますか？
化粧水や乳液をつける時のような感じで
両手のひらに軽く塗り広げ、お顔へササッと塗っていませんか？
はい！ここが本日のポイントです。
手のひらに出した「下地や日焼け止め」を利き手の指先に付けます。
この時人差し指、中指、薬指の３本くらいを使いましょう。
慣れるまではメンドクサイ！時間がかかる！と感じてしまうかもしれませんが、
大丈夫、数秒の事ですからね。
しっかりとお顔にぬれたら、ハンドプレスして「下地や日焼け止め」を馴染ませます。
馴染んだら、もう一度下地を掌に出し、
こんなに少ない量でいいのかな？と思うくらいの量を
同じ要領で毛穴が気になる部分に重ね付けします。
この時に意識するのは、毛穴の中に少しずつ「下地や日焼け止めを」埋め込むようなイメージをもつこと。
注意点は、沢山塗って一回で済まそうとしないこと。
指先で薄くのばしながら、
クルクル円を描くようにぬったり、
ポンポン叩きこむように塗りこんだり、
下から上方向へ塗りあげたりします。
この工程をミルフィーユのように数回繰り返します。
一度塗りで毛穴を埋めてしまうと、
崩れる時も一度塗りした分が雪崩のように一度に崩れます。
しかしミルフィーユのように薄い層を重ねると
一番上の層が崩れてもその下が毛穴を支えてくれるので
思った程、化粧崩れを起こさないのです。
上手に塗れている場合、
ファンデーションを塗る前の状態で既に、
毛穴が滑らかになっている事を感じられると思います。
これで下地が出来上がりです。
お肌がサラッとしたら、
お好みのファンデーションを塗りましょう。
この時も一度にたっぷり塗って済ませるのではなく薄く重ねましょう。
薄く重ねていく事で、厚塗りや厚塗り感を防いだり、
お化粧も崩れにくくなります。
ファンデーションは、
お顔全体に塗ってしまうと首とお顔の色がくっきり分かれてしまい、
メイクをしている時の方が老けて見える、という状態になる事もあります。
そのような状態を何とかしたいな、と感じられている方は
こちらもお試しください。
頬全体のみに、ミルフィーユのように重ね付けをする。
頬骨辺りは気持ち回数を多めに。
他の部分はパフに残っているファンデーションを馴染ませてみて下さい。
いつもより、素肌感がアップして見えます。
この状態にポイントメイクを乗せるとメリハリも出てイキイキとした素肌感のあるメイクになります。
ミルフィーユのように重ね付けするのに適した下地は
塗った後に肌表面がサラッと感じられるようなタイプが向いています。
そして、この重ね付けは個人によって合う具合が異なりますので
自分のお肌に合う具合を探してみて下さいね。
そして、一日頑張ったお肌のために、
汚れは丁寧に落として、
しっかり、たっぷり、水分補給と保湿をしてあげてくださいませ。
