幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

子供だけではない、大人もはまる「光るどろ団子」って?

f:id:hiiragi1111:20151227112246j:plain

自然の風に触れたくて久しぶりにドライブへ出かけた。

お天気も良く赤や黄色に色づいた木々を眺めたり、

少しだけ海も眺められたりもしていい気分。

博物館や展示館などを見て回り、ある場所に辿り着いた。

体験学習で「ピカピカ、ツヤツヤした光るどろ団子」を作ることができるというのだ。

その日は平日だった事もあってか次の開催時刻の参加者は0人だというではないか。

大人になると、このように「初めての体験」をさせてもらえる機会は、なかなか無い。

時間にも余裕があったので私たちは参加する事にした。

 

f:id:hiiragi1111:20151227112501j:plain

 

私はどろ団子という物を作った事が無く、興味津々。

元々のどろ団子とは、泥遊びの一種で、

泥を丸めて作った手のひらに乗る程の玉に

サラサラきめの細かい砂などを塗して固める。

それを磨いて硬く絞める。

乾かしては表面を泥でぬらして再度、砂を塗したり、手で擦り込んだりして固めるのだそう。

この工程を数日かけて何度も行うのだそう。

割れてしまったり、思うように作ることができなかったりの紆余曲折を経て

日に日に「どろ団子」の表面がツヤッと輝きだすと

子どもたちは自分の「どろ団子」に愛着を覚えるらしいのだ。

 

それは、そうだろう。

一心不乱に自分のお団子を育てるのだ。

愛着だって湧くだろう。

楽しそうではないか。

久しぶりに、子供のようなワクワク感に体が包み込まれたようだった。

  

しかも、今回私がチャレンジするのはただの「どろ団子」ではない。

やきもの用の粘土と簡単な道具を使って作る「光るどろだんご」だ。

作ったどろ団子に着色をし、磨きあげるのだというではないか。

見本として飾られていたお団子は、

まるで惑星の様に見えて私は一瞬にして心を奪われてしまった。

 

f:id:hiiragi1111:20151227112311j:plain

 

逸る気持ちを抑えながら今回教えて下さる先生が現れるのを

子供サイズの椅子に腰かけ、小さなテーブルに身を乗り出すような態勢で待つ。

キットを手に現れた先生は笑顔だ。

こういう感じも、ちょっと懐かしい。

説明やコツを聞きながら作業を進めていくのだけれど

いい大人が二人して、一瞬でどろ団子の世界に気持ちを持っていかれた。

このような作業は各々の性格が顕著にあらわれて面白い。

 

f:id:hiiragi1111:20151227112542j:plain

 

色付けは個性が出せる特に楽しい工程だ。

地球の様に青い星に仕上げたい気持ちと、

赤をベースにピンクと白を効かせたマーブル状の優しい惑星があったら行ってみたい。

そんな星をイメージしてもいいな。

もう、次から次に出てくるイメージをどうにかこうにか抑え込んで、

後者の色合いで仕上げていく。

一時間半程の作業時間だったけれど、

自分で作ったどろ団子にとても愛着が湧いた。

その証拠に、持ち帰った後も数日間はテレビを観ながら磨いていた程だ。

 

大人もはまるどろ団子は、

自宅で簡単に作ることができるキットなども売っているようです。

陶芸に行く時間はないけれど、

土を触ったり、何かを作ったりしてみたいと思っている大人の方、

お子さんと一緒にお家で何かをしてみたいと考えている方、

どろ団子作りは簡単で、想像する以上に楽しいです。

お休みの日の密かな楽しみにいかがですか?

 

関連リンク:

http://www1.lixil.co.jp/clayworks/experience/

http://www.hamani.jp/dorodango 

http://www.lixil.co.jp/

画像出典:

https://jp.pinterest.com/ 

http://sma119.hatenablog.jp/entry/2013/07/10/130251