女性は体を冷やしてはいけない、とよく言われますよね。
女性に限らず体が冷えてしまうと免疫力が低下してしまい、
新陳代謝が悪くなったり、疲れがとれなかったり、お肌の調子が不安定だったり、
体調をくずしやかったり、と様々な体の不調を招いてしまいます。
ですから、寒い冬に限らず、年中ぽかぽかした温かい体でいる事はとても大切なんです。
皆さんの体はどうですか?
常に手足の先が冷たいままではありませんか?
温かい格好をしているのに、お風呂から上がったばかりなのに、
お腹の辺りを触るとひんやりとしていたりしませんか?
今回は、体を温める為に効果的な食品の中でも
「飲み物」にスポットをあててご紹介してみたいと思います。
飲み物には「体を温める飲み物」と「体を冷やす飲み物」があるのをご存知ですか?
そんなの、温かい飲み物を飲めばいいんじゃないの?
と思ってしまいがちなのですが、
飲み物の性質として、体を冷やしてしまうものもあるのです。
寒いな~と感じた時にあなたが手にしている飲み物は、
体を温める飲み物でしょうか?
それとも体を冷やす飲み物でしょうか?
ご自分の日常を振り返りながらセルフチェックしてみてくださいね。
まず、体を温める飲み物の例は、
しょうが湯、ほうじ茶、紅茶、黒豆茶、ウーロン茶、赤ワイン、日本酒などです。
逆に、体を冷やしてしまう飲み物の例は、
コーヒー、牛乳、緑茶、豆乳、ジュース、水、白ワイン、ビール、ウィスキー、焼酎などです。
「体が冷えるな~、コーヒーを飲んで温まろう」と思って
コーヒーを飲みすぎてしまうと逆に温まりにくい体にしてしまうのです。
とは言っても飲み物の好みもありますし、他の飲み物が持つ効能が魅力的だったりもします。
細かい事を考えずに、好きなものを好きな時に好きなだけ飲みたい時だってありますよね。
そのような時は1日の中でバランスを取ればいいのです。
例えば、今まで1日4杯のコーヒーを飲んでいた方は、そのうちの1~2杯を紅茶やほうじ茶にして体を冷やしすぎないようにバランスを取るのもひとつの方法です。
では、コーヒー以外は飲みたくないという方にはバランスを取る方法は無いの?
というと、こちらもちゃんと対策法があるんです。
詳細は、また改めて別記事にてご紹介させていただきますが、体を温める食材というものもあります。
コーヒーが大好きで止められないと言う方は、食事の中に体を温める食材を多めに加えるなどしてバランスを取ればいいのです。
何事もバランス、塩梅です。
これを飲むべき、飲まないべき、という事ではなく、自分が飲んでいるものの性質や効果を色々な角度から知って、
1日の食事の中で、1週間の食事の中でバランスをとろう、というように、
肩の力を抜いて自分の健康や、家族の健康に目を向けてみるといいのではないでしょうか。
私は冷え性体質ではなく冬でも体がポカポカしている体質でした。
それがライフスタイルの変化から、冷え性へ一転。
こんなにも冷え性は辛いのものなのかと知りました。
そこから「自分の生活の癖を知ってみる」という事を始めたのですが、
自分の意思で冷える原因を重ねる生活をしていた事に気付きました。
体が勝手に変わったのではなく、
無意識に自分の体が変わる様な事を重ねていたのです。
私は毎日、たくさんのお水を飲むのですが、そこにレモンもプラスしています。
お水もレモンも体を冷やす性質があります。
だけれども、この事を知ってからは、今日は冷えるなと感じた時や、
何となく自分の体に冷えが定着しているような気がした時は
体を温める食材を意識して摂るようにしています。
今の私はというと、
まだまだ以前ほどのポカポカ体質にまで戻りきってはいないのですが
冷え性だという程でもありません。
ですから、冷え性だからと諦めなくても、
自分の生活に取り入れやすい冷え性改善作を作る事ができれば
少しずつ体のポカポカは戻ってきますよ。
飲み物に関して取り入れられることがありましたら、取り入れて見て下さいませ。
体ぽっかぽかレディを目指しましょう。
最後に、時々例外もあるので目安ではありますが、
飲み物の見分け方を簡単にご紹介します。
【体を温める飲み物の見分け方】
発酵している飲み物
寒い地域で収穫される飲み物(※食べ物にも共通するので覚えておくならコレを!)
赤や黒など色の濃い飲み物
【体を冷やす飲み物の見分け方】
発酵していない飲み物
暑い(暖かい)地域で収穫される飲み物(※食べ物にも共通するので覚えておくならコレを!)
白い色など色の薄い飲み物