幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

記した幸せは次の幸せを連れてくる。書くということで得られるものとは?

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我が家のお正月休みは少し遅れてやってくる。

周りが日常生活に戻り新しい軌道に乗り始めた頃、ふっと肩の力を抜く。

この頃は既にお正月の雰囲気も残ってはいないのだけれども

無事に年が明けたことを改めて、そっと噛みしめるような、そんな時間だ。

穏やかな空気に包まれて、

好きな音楽をBGMに、キッチンで煮込み料理を作りながら

好きな飲み物を楽しむ時間は、

ささやかではあるけれど、私にとってお気に入りで幸せなひとときだ。

ついでに空いたコンロでお餅を揚げて、紅塩と青のりをふりかけて

自分だけの小さなおやつも作る。

 

お鍋から漏れ出るグツグツという音を耳で捉えながら

作った揚げ餅とほうじ茶をダイニングテーブルへ運ぶ。

揚げたての揚げ餅を頬張り、その出来栄えを自画自賛しながら手帳を開いた。

年が明けて書き記した今年の目標や、

春までの目標や、したいことや、予定に目を通す。

そして、無地のページに年が明けてから感じた嬉しいことや

幸せだと感じた瞬間を思い出せるだけ書き出した。

他人が見たらくだらないと思うような事も全て書き出した。

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年が明けて間もないけれど、

既にこんなにも嬉しいことや幸せに感じた瞬間があったんだと気づく。

嬉しかったなー、

幸せだったなー、と感じた瞬間をしっかりと感じると

今、この瞬間に新しい何かが起こったわけではないのに、

不思議と幸せな気分になってくるのだから面白い。

 

次は、手帳の中に作ってある

「今の私が好きなこと、したいこと、なりたい自分」のページを開いて

今思っている事を書き足していく。

時々読み返したり、時間があれば書き足したりしていくのだけれど

書き出した時点でその事柄との縁が結ばれ、

半分は既に届いたり叶ったような気分になるのだ。

もう半分は、自分自身がその自分の想いをどうしていくか。

自分次第という素敵な可能性が、そこに広がる。

したいこと、とは夢でもある。

小さな夢も大きな夢も思うがまま書き綴っていると

少し先の自分が、その文字や文章を見た時に

過去の自分から何らかのメッセージを受け取る事もよくある。

 

自分の言葉で気持ちを書き出す時、

こんな事を書いてはダメだというような感情が湧くこともある。

そのまま書きたくない時は自分だけにわかる言葉で書いたり、

その時の事を振り返ることができる鍵のような言葉だけ残したりもする。

時に自分で自分をごまかした気持ちを書き残すこともあるのだけれど、

そんな自分も含めて受け止めたり、

解放したりできるのは自分だけなのだから、

それでいい、と私は思っている。

 

とは言っても、書くことに慣れていない方は何を書いたらいいの?

どう書いたらいいの?と思われるかもしれないですよね。

その日に自分がしたこと、

明日すること、

その日に食べた物、を書き出してみたり、

難しく考えずに「メモ」から初めてみるのもいいかもしれません。

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例えばお買い物リストに「トマト」と書くのもいいけれど

「真っ赤なトマト」、「大きなトマト」、「美味しいトマト」と、

ちょっとだけ、あなたの気持ちや視覚をトッピングしてみたり。

食べたものの横に○△などで自分の感想をトッピングしてみたり。

小さなトマトを描くのはどうでしょう?

いつもとは違う脳が使われて、

ちょっとしたリフレッシュになる事もありますよ。

 

手帳やノートに書いていいのは予定だけとは限らない。

その日に知った事を書いたり、

気付いていなかった幸せを見つけて書いたり、

夢を見つけて書いたり、

家族が明日も元気でありますように、そんなお守りのような言葉を書いたり、

詳細は書かなくても、

「嬉しかった」「悲しかった」そんな短いひと言で十分。

その中で自分でも知らなかった自分を知ったり、

自分や自分と関わる人たちのことを考えて思考や感情の整理ができたりします。

 

記した幸せは次の幸せをちょっぴり早く連れてくるし、

愚痴や不安は記した時点で何処かへ飛んで行って

やっぱり次の幸せに繋がる、そんな風に思うのです。

 

手帳でもノートでもメモ帳でも大丈夫。

「書いてみる」という事を始めてみませんか?

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