前回は、過酷な環境のもと様々な種類の食物を食べながら命をつないできた遊牧民をルーツに持っているというB型さん、
その前は、植物を中心とした食生活をしていた農耕民族をルーツにもっているというA型さんの体質の特徴をご紹介してきました。
やはり、それぞれに特徴がありますね。
これが全てという事ではなく、体質を血液型という視点から大まかに見てみたときに、
ある特徴がわかるようなのです。
今日は少し調子がおかしいな、疲れたな、と感じられたときや、ボリュームのあるお食事が続いた後の調整の際のヒントとして血液型による体質をご紹介しています。
さて、お待たせしました。
今回はО型さんについてご紹介します。
О型さんのルーツは、どのような民族だと思われますか?
体質という観点からご紹介させていただいていますが、DNAに組み込まれているだけあって、ほんの少し、体質とは別に「性質」「性格」の部分でも頷けるところがあったりもするのかもしれませんね。
О型さんのルーツですが、О型さんは、動物を狩りながら植物や果物、木の実などを食べて暮らしていた狩猟採集民族がルーツのようです。
とてもサバイバル力に長けていたであろうことが容易に想像できますね。
そのような環境下を生き抜いていた性質を持っているため、О型さんは、お肉類を分解する酵素が、ほかの血液型の3倍もあると言われているようです。
ただ、狩猟採集生活時代に食べていたのは脂の少ないお肉。
それは、そうですよね。
お互いに必死に生き抜こうとしていた中で得た獲物ですものね。
無駄な脂のない引き締まったお肉だったことでしょう。
このような時代背景からも想像できるように、現代でも、脂肪の少ないお肉(牛肉や羊肉)を選ぶのが良いのだそう。
しかも、О型さんは、お肉の分解に長けていただけではなく、胃酸の量が多いのも特徴です。
たんぱく質を消化する力が強いので、たんぱく質を摂ると新陳代謝が活発になるそうです。
逆にたんぱく質が不足すると心身ともに疲れてしまうという研究報告もあるのだとか。
О型の皆さん、心当たりはありますでしょうか?
弱肉強食の時代を生き抜いてきたО型さんにも苦手なものがあります。
それは、ルーツである狩猟採集民族が食べていなかった穀物類や乳製品は、今のО型さんは苦手な事が多いようです。
O型さんは、脂肪の少ないお肉やお魚を中心に、お野菜や果物などをバランスよく食べて、炭水化物を食べすぎないようにすると体が喜ぶようですよ。
血液型占いのように見るもよし、ご自分やご家族の体質と照らし合わせてみるもよし。
苦手なもの、苦手なことだけ頭に入れておいて、時々気を付けてみるもよし。
体調がすぐれない日は細胞に負担をかけないものを選ぶもよしです。
自由な発想で自分の細胞の「性質」を生活の中に活かしてみてくださいませ。
次回は、大変お待たせしました。
日を改めまして、AB型さんについてご紹介させていただきます。
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