幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

すぐに環境を変える事はできなくても自分のこころの環境は変える事ができる。

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物書き業をしていると、しばしば書斎に缶詰状態となる。

便利な時代なので打ち合わせ等も

メールや電話、チャット機能などを使って行うことがほとんどだ。

色々と立て込んでいる時は

大好きなお散歩の時間をどうやって捻出しようか、捻出できるのか。

朝、起きた瞬間からそのような事に意識が向き、

若干、そわそわしている私がいる。

そんな時、薄っすらとでも「きっと今日は無理だろうな」と

根拠もないのに頭の中を弱気虫が駆け抜けた時は、

大抵、そのような結果になってしまう。

逆に根拠もないのに「きっと今日はお散歩できる!私は出来る!ケセラセラ」

と半ば強引に思い込んで楽観的に構えて仕事を始めると、

これが不思議なもので何とかなるものなのだ。

何事も気の持ちよう、これは気休めの言葉ではなく、

真の言葉だな、と度々感じる。

だけれども、実感して分かっているのにも関わらず、

たまに自分の弱気に飲み込まれることもある。

こんな時こそ、自分のことはしっかりと自分で支えなくてはと、

こちらも度々感じている。

 

散歩へは行けなくても、休憩も兼ねてカメラで気分転換をすることがある。

それは、ポラロイドカメラや

スマートフォンのカメラのファインダー越しに

身近なものを見てみるということ。

例えば普段見慣れているリビングをスマートフォンのカメラを動かしながら

リビングをグルリと見渡してみる。

ちょっと素敵なアングルを見つけて、

これってインテリア雑誌の1ページみたい!と自画自賛してシャッターを切る。

観葉植物やキッチンフラワーなどはカメラをググッと近づけて

細部にフォーカスすると、

お花の色や質感を目の当たりにして

いつもと違った「きれい」を感じられる。

ベランダにセッティングしてあるガーデンテーブルでお茶をする時も

カメラのファインダー越しにティーカップやマグカップを見てみると

いつもの5割増しくらい素敵に見えたりもして、

ただのベランダでのティータイムが、

カフェテラス気分にまで昇格されることもある。

 

くだらない、なんて思われそうな事だけれど

自分以外の人にとって「くだらない」と思われるようなことや、

特別な事ではない何かが、

自分にとってちょっとしたエネルギーの源になることはよくあることだ。

どんな状況であっても、

幸せを感じることの出来る心でいたい、と思う。

自分の心にそのくらいの余裕を宿して日々を重ねていけたらと。

お茶を飲みながらスマートフォンで遊んでいると、

あっという間に休憩タイムを切り上げる時間になっていた。

簡単に変えることが出来ない環境の中に居たとしても

自分の在り方ひとつで、

自分のこころの環境は変える事ができるのかもしれない。

熱い紅茶で火傷した口の中を気にしながら

ティーセットを片付けて書斎へ戻った。

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