軽やかなお洋服を楽しめるような季節になったと思ったら
あっという間に半袖の出番がやってきます。
半袖やノースリーブはファッションという観点からだけではなく
やはり汗ばむ季節は体温調節にも一役買ってくれるので上手に取り入れたいですよね。
だけれども肌見せ具合は、
大人の女性になればなるほど健康的なヘルシーさではなく
ちょっとしたことで、生々しさが出てしまうので気を使うのではないでしょうか。
その生々しさが出てしまう原因のひとつとして
二の腕にできるプツプツに悩まれている方が増えているのだとか。
いかがでしょう?
ご自分の二の腕を、特に外側の方を撫でた時にザラザラと感じたり
プツプツとした吹き出物のようなものを感じられたりはしませんか?
今回は、いつの間にか出来ていた!なんてこともある
二の腕のプツプツに関するお話を少し。
【あのプツプツって何?原因は何?】
痛くも痒くもない事が多いのでプツプツに気づかない事も多いのですが
医学的には皮膚疾患として扱われるようです。
原因は遺伝も関係しているようなのですが、
お肌の生まれ変わりがスムースに行われなくなっていたり、
ホルモンの乱れなどが原因で、あのプツプツが顔をだします。
簡単に説明すると、二の腕にある角質が剥がれずに
どんどん溜まることでお肌の表面が盛り上ってしまうのです。
【ぷつぷつを発見した時にしてしまいがちなNG行為って何?】
古い角質なら剥がせばいいんじゃないの?という発想から
頻繁にピーリングをしたり、
爪でひっかいて取り除こうとしてしまったり、
ニキビのような感覚で潰して中身を出そうとしてしまったり、
入浴中にボディータオルでゴシゴシ擦ったり、してしまいがちですが
これは全部NGです。
これではきれいなお肌まで傷めてしまいますし、
状態を悪化させてしまったり、色素沈着(シミ)を作ってしまったりと、
プツプツ以外の症状も招いてしまいます。
プツプツを発見するとハッとしますが、大人レディは焦らない、焦らない。
【じゃぁ、どうやって治せばいいの?】
◇二の腕のプツプツ専用のクリームは?
最近では、尿素入りの二の腕ケアのクリームなどが販売されていますよね。
だけれども尿素という成分には注意が必要です。
お肌に塗るとしっとりとして、
お肌が柔らかくなったように感じる成分ではあるのですが、
これは保湿されているのではなく、角質を溶かしている状態なのです。
硬くなった角質の一番外側を溶かして剥がしてお肌のサイクルを元に戻すという方法。
私はお肌が弱いので、この尿素を使うと
正常なお肌の角質まで不安定な状態(溶かされて無防備な状態)にされてしまって、
違う肌トラブルを招くことがあります。
ですから、このようなタイプのクリームで治そうと思われる方は、
尿素の性質を知って、プツプツのみに根気よく塗ることをおすすめします。
◇もっと安全にお家にあるもので治せないの?
まずは、お風呂で体を洗う時には二の腕は強くこすらず、優しく洗いましょう。
そんなこと?と思われるかもしれませんが、
意外とこれが大事だったりします。
そして、お風呂上りにボディークリームなどを馴染ませて保湿をすると、
徐々に角質が柔らかくなっていき、自然とプツプツはなくなります。
お肌の生まれ変わりのサイクルは約28日ほどかかりますので、
少し時間はかかりますが、
プツプツが治るだけではなく保湿している二の腕全体の肌質が
グンとアップするというオマケつきです。
もし余力があると言う方は、
お顔と同じケア(化粧水→保湿クリームやオイルなど)を
二の腕にもしてあげると効果が出やすくなりますし、
冬に使い切れなかったハンドクリームをお持ちの方は、
二の腕ケアに使ってしまうのも手です。
ポイントは水分補給ができた状態の後にクリームなどを使うことです。
私は二の腕のプツプツに悩まされたことは無かったのですが、
二年前に初めてプツプツが現れて、少し焦った経験があります。
今から思えば日常的に行っていた保湿
(と言ってもお風呂から上がる前にボディークリームやオイルを濡れた肌にサッと塗り広げるだけの簡単なケア)
を怠けていた後だったように思います。
その時に、手っ取り早く治したくて尿素配合の物なども試しましたが
お肌が弱いため、色々変化がありまして上記でお話した知識を得ることになったわけです。
その後は、普段どおりの保湿を再開しましたら、
いつの間にかプツプツは消えておりまして、
今もプツプツに関しては気にすることなく過ごすことが出来ています。
出てきても一つ、二つ程で数日も経てば自然と消えています。
もし、二の腕のプツプツが気になっている方、
もう仕方がないと諦めている方、
いらっしゃいましたら改善できると思いますので
半袖になる前に水分補給と保湿をしてみてくださいませ。
今年はつるんとした二の腕で涼やかに過ごしてみませんか?