1年ほど前からだろうか。
色々なところで「ちぎりパン」という言葉を度々耳にしたり、目にするようになった。
ちぎりパンなるものは、皆さんもご存じだと思うのですが
イメージとしては、4つの味が楽しめるよう、
小さな4つのパンをくっつけて焼き上げているようなもので、
食べるときに一つずつちぎって(切り離して)食べる、あれです。
あの「ちぎりパン」が今はカラフルに、立体的に変化しているのです。
百聞は一見に如かず、
いつものように先にどのように進化しているのか、
まずはご覧ください。
生地をこねて発酵させた後、
生地を細かく分けてパーツを作るのだそう。
このパーツ生地をシフォンケーキなどを焼くときに使う型に似た
円柱付きの台にパーツを組み立てるようにセットしたり、
平らな型に敷き詰めたりして二次発酵させ焼くのです。
レシピによっては、フライパンで焼けるものもあります。
そして、この「ちぎりパン」は今、教室や書籍も人気で密かなブームになっています。
私が初めて目にしたのは、よく足を運ぶ書店でした。
目の保養とテーブルセッティングの参考にレシピ本の洋書を見て、
何か家飲みやホームパーティーの時に使えるような新しいレシピはないか、
レシピ本をパラパラとめくっていたのだけれど、
ふと視線を伸ばした先に誰かが読みかけで置きざりにした
「ちぎりパン」のレシピ本がポンッと置いてありました。
レシピ本を広げで中を覗くと、
それはそれは可愛い「ちぎりパン」のオンパレードで
それがパンであるという事を忘れてしまうかのようでした。
その時は、小さなお客様が遊びに来るときは、
こういうものがあると楽しいだろうし、
飽きずに食事も楽しんでもらえるのかなと思いながらレシピ本を眺め、
情報収集をしました。
さすがに、話題になっているような可愛らしさ全開の「ちぎりパン」だと、
我が家の普段の雰囲気とは少々異なり違和感があるので
食卓に並ぶときは、シンプルな大人バージョンなのだけれど、
シンプルバージョンでも、
大人も静かにテンションが上がるメニューではある気がしています。
ついデコレーションに目が向いてしまうのだけれども、
ちぎりパンは、バリエーション豊かな味を、
一度に焼き上げられる点が魅力。
そして、女性は色々な味を少しずつ味わうことが好きな場合が多いので、
ちぎりパンは、お総菜パンやデザートパンなどを
少しずつ味わえたり、選んだりもできるので、大勢で楽しめていいと思うのです。
あなたは、可愛らしいちぎりパン?
それとも、シンプルな大人顔のちぎりパン?
フライパンで焼き上げるレシピもありますので、
気になられましたら、お家で「ちぎりパン」。いかがですか?
◆みんなが笑顔で過ごせるように、自分にできることを考えてみませんか。
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