少し前に、フラワーセラピーとカラーセラピーを日常の中に取り入れるコツのようなものを簡単にご紹介させていただきました。
今回も皆さんに馴染みのあるお花を2つご紹介させていただきます。
【桜】
まずは、季節のお花、桜から。
今年も桜の花を堪能されましたでしょうか?
私の家の近く桜の花も随分と散って、少しずつ葉桜に姿を変えつつあります。
これほどまでに、桜の花を愛でて宴を催すのは日本人だけでしょう。
お花を愛でながら飲んだり食べたり歌ったりという風習は、ピクニック慣れしている外国の方であっても、珍しい光景であるようなのですが、一度、この「お花見」を体験すると、とても感動するのだそうです。
日本人は遥か昔から四季折々の風情のあるお花見を通して、フラワーセラピーを体感してきたのでしょうね。
桜には、アンチエイジング効果や呼吸器を整えて喘息や風邪を緩和したり、体の毒素を排出して胃腸を整える効果などもあるのだそう。
桜を愛でながらつい、暴飲暴食に走ってしまいそうですが、もしかしたら、桜のおかげで幾分緩和されているのかもしれません。
そして他にも気持ちを穏やかに落ち着かせたり、ロマンスを促したり、人を和ませて大切な関係を強化させたりもするのだそう。
一人でじっくり愛でてみたり、大切な誰かと一緒に桜木を見上げてみたり、大切な仲間と笑いあったり、その時々に必要な癒しを桜から受け取ってみてくださいませ。
【フリージア】
お花の中ではわりとはっきりした香りのお花です。
香水などにも含まれることが多く、フレッシュ感のある甘い香りが特徴です。
このフリージアの効果には少し特徴があります。
背中のコリをほぐしたり、関節の痛み、背中の不調の緩和に効果的です。
実はこの効果に関しては体験談をよく耳にしますし、私自身も感じた事があります。
1日のほとんどをPCと共に過ごすことが多い私は、どんなに気を付けていても、ほんの少しケアを怠っただけで背中がみるみるガチガチに凝り固まってしまいます。
そのような状態になる時の私は、自分自身に余裕がなくなっている時なので、手っ取り早く気分転換と運動を兼ねてお散歩に出かける事が多いのです。
そして、お散歩に勢いをつけるため、ついでに何か用事を済ませるという目的を作ります。
そうすると、せっかく外出したのだからと、お花屋さんに吸い寄せられるのも私のパターンのひとつ。
背中がガチガチになっている時には、無意識にフリージアを選ぶことが非常に多いように思います。
フリージアは意外と花持ちが良く、香りもしっかりしますので、しばらくの間は、フリージアの香りと共に過ごすのですが、気が付けば背中のガチガチが緩和されてしまうのです。
そして、フリージアの季節に足腰に痛みのある方へお花を贈る折には、フリージアを入れるのですが、不思議なエピソードを耳にする事も多いように思います。
フリージアの効能というものも少なからずあるのだと思うのですが、やはり人は、五感で色々なものを感じることで、全身のバランスを取れるようになっているのだろうなと感じます。
足腰が弱ってくると外出の頻度も減っていきます。
そうすると自然を感じる機会も減ってしまいます。
そのような時に、室内であっても生花を愛でられたり、香りを楽しめたり、触れることができると、人間本来の機能が刺激されるのでしょうね。
今回は、桜とフリージアからフラワーセラピーの世界を覗いてみました。
様々な角度からお花を楽しむキッカケにしていただけましたら幸いです。
◆みんなが笑顔で過ごせるように、自分にできることを考えてみませんか。
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