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こどもの日は世の中のママたちに感謝する日でもあるんですよ。|こどもの日あれこれチェック!

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今日は「こどもの日」です。

学生さんは緊張の中始まった新学期を無事に過ごしつつ、

ほっと一息のお休みでしょうか。

お仕事をされている方は、お休みの方と通常どおりの方といらっしゃいますね。

主婦業をメインにされている方はもしかしたら

普段以上にお忙しい時間を過ごされているのかもしれません。

楽しみつつ、ほっとひと息つきつつ、お過ごしくださいね。

 

私自身、子どもの頃は「こどもの日」という認識が強かったけれど、

働くようになってからはゴールデンウィークの中にある休日として

見てしまってきたように思います。

年に一度の機会ですので、

この辺りで一度、「こどもの日」「端午の節句」というものを

サックリとおさらいしてみませんか?

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現在、国民の休日とされている「こどもの日」は、

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」

という意味で作られた国民の休日です。

ですから、5月5日は「こども」の成長を祝うだけではなく、

世のお母様へ、感謝の気持ちを届ける日でもあるのです。

もう少し、世のお母様方への感謝の気持ちに

スポットライトが当たってもいいような気もするのですが、

相手が子どもともなれば、

ここは大人の女性がメインの座を譲ることになるのかもしれませんね。

 

「こどもの日」と呼ばれる前、この日は「端午の節句」と呼ばれていました。

今も耳にする言葉ではありますが、

元は「こども」が主役ではなく、季節の節目を祝うものでした。

端午の端は月の端(はし)を表していて、始まりという意味です。

ということは、端午というのは、月の始めの牛の日をさしているので、

毎年5月に行われている行事というわけではありませんでした。

 

だけれども、端午の牛(ご)が数字の五(ご)に通じることから

毎月5日を指すようになり、

5が並ぶ5月5日を端午の節句と呼ぶに至りました。

こうして、月日の流れとともに変化し定着した日なのです。

 

そしてこの端午の節句は、女性が行っていたと言われています。

5月の田植え時期になると稲の神様に豊穣を祈願するために

村の若い女性達が菖蒲や蓬(よもぎ)で葺いた小屋や神社に籠り、

田植え前に身を浄める「忌みごもり」という儀式を行ってきたようです。

菖蒲や蓬(よもぎ)を使っているのは、

これらは古くから邪気祓いの力があるとされていると考えられていたからです。

稲作が生活の主軸で出来次第によっては命に直結しますから、

とても大切に執り行われていたのでしょうね。

この時期に稲の神様と言われている神様は、

桜の咲く頃に山から里に降りて来た山の神様(田んぼの神様、穀霊)を、

田植えを前に田んぼに招き入れるための儀式だったのではないか、という説もあります。

これら日本の風習と、

中国から伝わった5月5日には粽(ちまき)を作って災いを除ける風習とが結びついて、

端午の節句となりました。

※山の神様、粽(ちまき)の風習などの詳細は過去記事からどうぞ

 

しかし、この端午の節句も一時は廃れそうになったこともあるのだとか。

その一方で、「菖蒲」が武道、

武勇を重んじることを意味する「尚武」と同じ読み方なので、

武士の間では縁起がよいと言われ盛んに行われるようになりました。

このような状況を経て江戸時代に入ると

幕府が端午の節句を公的な行事と定めたため

武士だけのものではなく庶民にも広まったようです。

この時に、武家社会での習わしが受け継がれました。

 

現在、鎧や兜などを飾る風習がありますが、

これは武家社会での習わしのひとつです。

自身の身を守る鎧や兜は命を守る道具の象徴として考えられていたので、

男の子が生まれるとその子に身の危険が及ばず安全に暮らせるように

という願いを込めて、飾られてきました。

 

そして最後に、こどもの日といえば「鯉のぼり」ですが、

こちらは中国に伝わる

「鯉が龍門と呼ばれる激流を登り切ると龍になって天に昇る」

という言い伝えが由来です。

これを江戸の職人がモチーフにして鯉のぼりを作ったのが始まりなのだとか。

また、鯉は清流だけではなく、

環境が良いとは言えないような池や沼でも生きていけるほど生命力の強い魚で、

どのような環境であっても、生き抜くことができるたくましさを備えています。

日本でお祝い事に鯉を食べる習慣は、

この生命力の強さを頂く、という意味があります。

 

「こどもの日」は、

熱い思いと愛情が込められている日ですね。

やはり、最後は「こども、特に男の子」に主役を譲ることになりましたが、

世の中のお母様方へ感謝する日でもあるということも

後世へ伝えていけたらいいですね。

今回も私と一緒に「こどもの日」を様々な角度から見ていただきまして

ありがとうございました。

休日の皆さんは、素敵な休日をお過ごしくださいませ。

そして、世の中の全ての子どもたち皆に幸多からんことを☆彡

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画像出典:https://jp.pinterest.com/

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