フラワーセラピーのタイトルの元、
毎回、少しずつそれぞれのお花が持っている効果などを色々なお話も交えつつご紹介させていただいています。
フレッシュなお花に触れたり、愛でたりすることで、リラックスした時に出るという脳波・アルファ波が増します。
このアルファー派が増すと、心身の不調や日常の疲れやストレスが軽減し、癒され、気分をリフレッシュさせるため
フラワーセラピーと呼ばれて、様々な場面で活用されています。
今回は外国の方も和のイメージを抱くという和のお花「藤の花」と爽やかで愛らしい「デイジー」の効果をご紹介します。
【藤の花】
藤の花は外国の方にも人にも和のイメージを抱かせる花のひとつです。
私も特に好きなお花のひとつで、
この時期になると各地の藤棚に吸い寄せられてしまいます。
藤の花は、日本古来の花木のひとつで、
万葉集や古事記などの書物の中や歴史書の中にも多く登場する花のひとつ。
そして、はんなりと垂れ下がるように咲く藤の花は、振袖姿の女性をイメージさせるからなのでしょうか。
古から女性にたとえられることの多いお花です。
花言葉も、そのようなイメージに合う
「優しさ」「恋に酔いしれる」「歓迎」「決して離れない」といった
女性を連想させるようなものが多いように思います。
私、個人としては、お花や花言葉などからは、とても優しく従順なイメージを受けるのですが
「決して離れない」という花言葉を目にすると、大胆で内に秘めたる熱のようなものも感じられ、
そのようなギャップもまた藤の花の魅力のように感じています。
とても情緒あるお花なので、藤の花が登場するお話は数えきれない程存在しておりまして
素敵なお話もあれば、少々ゾッとしてしまうようなお話もあります。
いつか機会がありましたら「藤の花」にまつわる
心揺さぶられる様なお話もご紹介できたら、と思います。
さて、肝心な「藤の花」が持っているセラピー効果ですが、
筋肉の緊張を和らげて疲れを癒したり、
関節が痛むときなど、痛みを和らげてくれたり、
混乱した頭をスッキリとさせてくれるお花です。
紫色は、美意識を高めたり、感性や直観といった潜在能力を引き出すお色です。
体の回復機能を高めたり、ストレスを解消する効果もあります。
今年の前半を折り返す前に藤の花を愛でて
リフレッシュするのも良いのではないでしょうか。
【デイジー】
白と黄色のコントラストに葉っぱのグリーンが相まって
とても爽やかで可愛らしいお花ですよね。
自然体の空間に優しく寄り添ってくれそうな、そのような印象も受けます。
お好きな方も多いのではないでしょうか。
デイジーは、空気清浄効果があるのですが、
緑の葉っぱがより多いもの方が効果が上がるのだそうです。
デイジーが植えてある場所はマイナスイオンがたくさん発生しているので、
その場の空気を吸っていると体内が活性化するとも言われています。
観葉植物の中にも空気清浄効果を持つものがありますが、
デイジーにも同じ効果があるわけです。
私はこれを知ってからは、お花屋さんでデイジーを見かけると
さりげなく近づき、深呼吸をしてしまいます。
もちろん、深呼吸をするときは少し恥ずかしいので、
こっそりと店員さんに気付かれないように、なのですけれど。
この他にも、少し時期から外れてしまいますが花粉症による目の痒みや、
鼻水、くしゃみなど、呼吸器系の不調を緩和すると言われています。
そして、タイトルでチラリと触れておりますデイジーからのメッセージ。
何となくデイジーのお花に惹かれるという方。
特に好きなお花というわけではないのだけれど、
デイジーの画像が目に留まってしまうという方。
少々お疲れなのかもしれませんよ。
疲れやストレスが溜まっていると惹かれるお花だとも言われていますので、
何となくデイジーに惹かれる時は、
デイジーからのメッセージを受け取って
リラックスする時間を作ってみて下さいませ。
古の人たちは、植物や鉱物などの力を借りてお薬代わりにしていました。
様々な技術によって作られたお薬がある状況が当たり前の
現代の私たちにとっては植物にそのような力があるのかな?
と思ってしまいそうにもなりますが、
自然と上手に共存することは、
体調不良を予防したり、
進歩した技術でケアできない部分をケアすることに、
もしかしたら繋がっているのかもしれません。
そのような事を思いつつ、今回のお話はお開きとさせていただきます。
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