幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

日本に来ているサードウェーブ(第三の波)ってなぁに?あなたは、どちらのサードウェーブに乗りますか?

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コーヒー業界では「サードウェーブコーヒー」が話題になっておりますが、

この波が、紅茶の世界にも起こり始めているのをご存知でしょうか?

その前に「サードウェーブコーヒーって?」と思われた方のために、

こちらにも、チラリと触れさせていただきますね。

直訳すると「第三の波」ということは、

第一の波と第二の波があった事も想像できるかと思うのですが、

第一の波では、大量生産されたコーヒが大量に消費されていました。

元々はあまり手に入らない貴重な飲み物でしたが、

流通システムが発達したことでコーヒーの価格も抑えられ、

私たちにとって身近な飲み物になりました。

 

第二の波では、外資系コーヒーチェーンなどが日本のコーヒー業界に参入します。

この頃になると品質の高いコーヒー豆を使ったコーヒーが広がります。

コーヒーにおしゃれなイメージ、かっこいいイメージが付いたのも

この頃だと言われています。

 

そして、第三の波は、

コーヒーと様々な文化との融合や、

生産地の人々に対する配慮などにも目が向けられるようになりました。

また、一杯のコーヒーに対して注がれる様々なこだわりも含めて

楽しむものになってきています。

その中で世界中で特に注目されているスタイルがあります。

それは、お客さんの目の前で一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルです。

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新しいトレンドとして紹介されているのだけれど私個人としては、

「これこそ元から日本に在る

日本の伝統的なお茶文化のスタイルなのではないかしら?」

とトレンドだと耳にする度にこそばゆい感覚も無きにしも非ずだったのです。

だけれども、よく話を伺ってみるとサードウェーブコーヒーは、

日本の喫茶店文化が反映されているとも言われているようで、

何だか妙に腑に落ちたのでした。

 

そして、こうして時代は何度でもカタチを変えて、コトバを変えて、

新しいアイデアと想い、少しずつの共感を取り込みながら

国中を世界中を巡り広がるものなのでしょうね、と静観しているところでございます。

とてもざっくりとした触れ方ですが、

サードウェーブコーヒーのこと、掴んでいただけましたでしょうか。

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そして、紅茶の世界にもジワリと押し寄せている第三の波。

こちらもコーヒーと同じように第一の波と第二の波を簡単にご紹介しますと、

第一の波は、紅茶葉の輸入が自由になったことで

リーズナブルな紅茶葉やティーパックが当たり前のように購入でき、

自宅でも楽しめるようになりました。

紅茶という飲み物が日本人の生活の中に当たり前のように在るものとして定着した時代です。

 

第二の波では、イギリスやフランスなど、

海外の高級紅茶ブランドの紅茶を日本でも楽しめるようになって

紅茶の専門店も増えてきました。

 

そして、今来ている第三の波は「和の紅茶」「国産紅茶」です。

私は紅茶派で国内外の紅茶を色々と飲んでいるのですが、

どの紅茶にもそれぞれの美味しさや楽しみ方があって大好きです。

ただ、個人の好みとして言わせていただくと

国産の紅茶が一番美味しい、と感じています。

日本の紅茶は、海外の紅茶にあるような

喉の奥がキュッと閉まるような渋みや苦みがなく

すっきりとしている特徴があります。

普段、紅茶にお砂糖を入れている方でもお砂糖なしで

麦茶のようにゴクゴクと喉を鳴らしながら飲めてしまうような茶葉が多いのです。

特に出雲の紅茶や熊本の紅茶がお気に入りで、

洋菓子だけではなく和菓子やお食事にも合う点も気に入っています。

 

第三の波がきたことによって、

国産の紅茶の種類も豊富になってきていますし、

専門店なども少しずつ登場しているようなので、

少しばかり前のめり気味に第三の波に乗ってみようかしら?と思っているところです。

気になられました方は是非、「日本の和紅茶」を召し上がってみてくださいませ。

 

あなたは、どちらの第三の波に乗りますか?

欲張って両方の波に乗ってみますか?

昨日よりも今日を、今日よりも明日を、

色々な事を楽しみながらキラキラした一歩を重ねていきたいですね☆彡

 

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