幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

誕生石|7月生まれの誕生石ルビーの紹介。

f:id:hiiragi1111:20160629143309j:plain

宝石、天然石は、各々が様々な言い伝えを持っています。

今回ご紹介するルビーも数多くの言い伝えを持っている石のひとつです。

ルビーが誕生石である方も、そうでない方も、

あの艶やかな赤の中に宿る物語を覗いてみませんか?

6月生まれの誕生石に続きまして、

今回は7月生まれの誕生石・ルビーを色々な角度から少しずつご紹介します。

ソファーに身を預けたりしつつ、のんびりとお楽しみくださいませ。

f:id:hiiragi1111:20160629143340j:plain

古くからルビーが持っている力、効果として語り継がれていることは、

勝利や豊穣を呼び寄せる、カリスマ性を高める、

女性の美しさや魅力を高める、生命力を高める、知性を高める、

情熱や行動力を高める、金運を上げるなど

思いっきり、積極的に人生を楽しむ為に頼りにしたくなるような効果が多いようです。

と同時に、ルビーはその身の色を変えて、

危険や災害を持ち主に知らせてくれると言われております。

 

古代ローマでは、戦場へ向かう兵士は皆ルビーを身に着けていたようです。

これは、勝利や生命力、危険や災害を知らせてくれるなどの理由からでもあったようなのですが、

他にもルビーにはローマ神話に登場する

軍神マールスが宿ると信じられていたからなのだそう。

マールスさんの凛々しいお姿はこちらです。

f:id:hiiragi1111:20160524075905j:plain

そして、愛情や恋愛に関する願いや仕事において勝利をおさめたい時には、

ルビーを体の右側に身に着けると良いと言われておりました。

これは、体の右側は積極性を司る、と伝えられていることが由来のよう。

信じる、信じないは人それぞれではありますが、

中世ヨーロッパの肖像画などを赤い石に注目して見てみると、

赤い石(ルビー)を身につけている肖像画の多くは

赤い石(ルビー)が体の右側に描かれているのです。

お帽子の飾りでさえ、お帽子の右側にルビーが付いていたりします。

絵画をご覧になる機会がありましたら、

ルビーらしき赤い石の装飾品が体のどちら側に描かれているのかをご覧になってみてください。

その人物がルビーをどのように扱っていたか、

願いをかけていたのか、推測できるのではないでしょうか。

また、中世ヨーロッパを舞台にしてる映画などで、

ルビーの装飾の位置や扱い方を見てみると

衣装さんや小道具さんたちの拘りを垣間見ることが出来るかもしれません。

f:id:hiiragi1111:20160629143428j:plain

 ルビーは様々な時代の様々な場所で、

愛ある贈り物、お守り、として大切に扱われております。

現在もジュエリーやアクセサリーとして男性、女性を問わず人気が高いのですが、

女性のお守りとしての人気も高い石のひとつです。

 

この艶やかな赤に魅了された方が多かったことがわかるかのような

中世の伝説のひとつでこのようなことが言われています。

石の中に閉じこめられた星が激しく燃えているからルビーは真っ赤なのだと。

残されたフレーズまでもが情熱的だと思いませんか?

また、ロミオとジュリエットでお馴染みのシェイクスピアは自身の作中で

「ルビーは妖精の贈り物」といった表現でルビーに触れています。

ルビーにまつわる伝説や言い伝えは数えきれないほどあり、

ここで全てをご紹介できないことが残念ですが、

いずれにしても、特別なものとして扱われていることが分かるエピソードばかりです。

 

ルビーという呼び名は「赤い色の石」という意味のラテン語「ruber」が語源です。

ですから昔は今と違い、「ルビー」という呼び名は全ての赤い石を指していました。

イギリス王室には王室の戴冠式に使用される王冠があります。

f:id:hiiragi1111:20160524075740j:plain

中央に大きな赤い石が施されていますが、

この赤い石は「黒太子のルビー」と呼ばれています。

この王冠が作られた当時は赤い石を全てルビーと呼んでいたため

こちらの石も長年ルビーとして引き継がれてきたのですが、

実際に鑑定してみたところ今で言うルビーではなく、

レッドスピネルという石だったというのは有名な話です。

昔は今のような鑑定技術も無かったでしょうし、

赤い石をルビーと呼んでいた時代背景もありますので

この辺りは仕方がないような気も致します。

 

ルビーはダイヤモンドに次ぐ硬度の宝石で、赤い宝石の女王と言われています。

ジュエリーとしては、

赤い色が鮮やかで発色が良い石ほど価値が高くつけられています。

鉱物という視点からみると、成分はサファイアと同じなのですが、

赤色の石を「ルビー」といい、青色の石を「サファイア」と呼んでいます。

ですからルビーとサファイアは兄弟、姉妹のような関係の石なのです。

ルビーをお持ちの方は、

丈夫な石ですので取扱いやお手入れは簡単だと思うのですが、

ジュエリーも天然石の場合も紫外線に当たり続けると退色してしまう性質があります。

身につけてお出かけをしたり、愛でたりすることは問題ないのですが、

直射日光の当たる場所に置いたままにしないように注意してくださいませ。

 

まだまだ不思議なエピソードを持っているルビーですが、

続きはまた機会がありましたら……。

 

ここへ足を運んでくださっている7月生まれのレディの皆さん、

お誕生日おめでとうございます。

あなたの新しい一年が、

愛と笑顔で溢れるハッピーな一年になりますように☆彡

f:id:hiiragi1111:20160629143627j:plain

関連記事:

画像出典:https://jp.pinterest.com/