大人になって随分と様々な事を知った気になっているけれど、
世の中には知らないことや、
私たちの想像を軽々と超えてしまうような真実が
まだまだ山のようにあるのだと知らされる瞬間があります。
先日は、国際天文学者チームから、
「「太陽」が1つではなく3つある遠方の恒星系に存在する奇妙な惑星を発見した」
というニュースを目にして、もっともっと様々な事を知りたいと思ったところです。
宇宙に興味のある方も、無い方も、少しだけ覗いてみませんか?
私たちが住んでいる地球が浮いている宇宙のことを。
恒星?惑星?という方のために、
このニュースを、もっと簡単にご紹介してみますね。
まず、恒星と惑星と衛星を簡単に説明しますと、
恒星は自ら光っている天体のことで「太陽」は恒星のひとつです。
惑星は恒星(太陽)を中心にして、
そのまわりを回っている天体のことで「地球」は惑星のひとつです。
他にも水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星などがあります。
太陽を中心にして波紋が広がるようようなイメージを描いてみてくださいね。
その波紋の輪、1つに1つずつ惑星が乗っているようなイメージです。
そして、今度は各惑星にターゲットを絞って見てみると、
各惑星を中心にして更に外側を回っている天体もあり、これを衛星と呼びます。
地球を中心にして地球の周りを回っている衛星は、
私たちがよく知っている「月」です。
このイメージをニュースと差し替えてみると、
中心の太陽が3つあり、その外側を地球が回っているのだそうです。
専門家の方々のお話しによると私たちが知っている太陽のような恒星が2個ある形態は、
宇宙では比較的よく見られる可能性があるそうなのですが、
3個以上というケースは珍しいそうです。
そして仮に、このような環境に地球が置かれたとしたら……。
私たちの日常は季節によって一日中太陽が沈まない時期と、
太陽3個の日の出と日没を見ることができる時期ができるのだそう。
そして、この季節という名で表されている「期間」ですが、
ひとつの季節が人間の寿命より長い間続くのだと述べられていました。
地球の時間の測り方をすると140年近くにわたり、
ほぼ一日中昼間なのだそうです。
夕焼けも、夜空も、朝日も感じることが出来ず、知ることもなくなります。
米科学誌サイエンスに掲載された研究論文によると、
この太陽系外惑星は、映画『スターウォーズ』に登場する
主人公のルーク・スカイウォーカーの故郷で、
2個の恒星の周りを回る惑星「タトゥイーン」よりも更に特異な存在だと思われると
茶目っ気も添えて発表されたようです。
想像するのも大変なほどにスケールの大きなニュースなのですが、
私たちが今居る地球の環境が、そして日本の四季が、
とても貴重で素敵なものであることが感じられるのではないでしょうか。
その貴重で素敵な地球環境も年々変化しています。
私たち同様に地球も生き物ですので避けられない変化もあるのでしょうけれど、
人間が及ぼした影響故の変化も含まれています。
私たちが住んでいるこの場所が、
近い未来も遠い未来も素敵な場所であり続けられるように
自分にできることを続けていたらと思います。
そして、夕焼けも夜空も朝日も思いっきり味わいたいですね。
それにしても、自然は大きいです、本当に。
ここへ足を運んでくださっている皆さんが今日も笑顔でありますように☆彡