皆さんは夏遊び、楽しまれているでしょうか?
私は、太陽の眩しさを涼しげなところで涼みながら
眺めたり、感じたりすることの方が多いのですが
お祭りやBBQの時だけは、ほんの少しスイッチを強めに押して楽しみます。
ただ、非日常へ連れ出してくれていた炭火の匂い、
炭火で焼かれた食材の匂い、花火の匂い、夜店屋台の匂い
それら全ての夏の匂いが、自宅の玄関へ一歩足を踏み入れた途端に
夏の魔法が解けたかのように何とも残念な臭いに感じられてしまうのは私だけでしょうか?
この時ばかりは、以前お話しさせていただいたような方法では
お洋服が吸い込んだ夏の臭いを払拭することができません。
もちろん、しっかりとお洗濯されるとは思うのですが
お洗濯をしたにも関わらず臭いを洗いきれていないように感じられること、ありませんか?
今回は、そのような時の対処法のお話を少し。
今回も使います、万能洗剤の食器洗い用洗剤。
私のズボラケアでは度々登場しますので、
また?とおっしゃる方もいらっしゃるかとは思いますが、また使います。
臭う仕組みは以前お話しさせていただいた通りです。※おさらいは下記リンクより過去記事をどうぞ。
そして、今回のようなBBQやお祭りといったシチュエーションで衣類につく臭いの正体は、脂肪酸という酸です。
これは加齢臭の原因としても挙げられているのですが、
この臭いのもとは空気に触れると変化して臭いが落ちにくくなったり、
黄ばみの原因になります。
ですから、このような脂肪酸の汚れは早めにしっかりと落とすことがポイントです。
油汚れには食器洗い洗剤が一番なのですが、
毎回お話しさせていただいている通り、
お洋服のために作られた洗剤ではないため、
お洋服にとっては刺激が強すぎます。
慎重に丁寧に作業を進めてくださいね。
そして、お洋服は水洗いできるものかどうか、事前に確認しましょう。
【1】まずは、洗面台をたっぷりのお湯で満たします。温度は手を付けられる程のぬるま湯で十分です。
【2】そこに食器洗い洗剤を15ccほど入れて軽くかき回して溶かします。私はここで少しだけシャカシャカっと泡立たせます。
【3】【2】にBBQやお祭りの強い臭いがついてしまったお洋服を畳んでネットに入れ、繊維の奥にもお湯が行き届くように軽く押しながら漬けます。この時、押し洗いをするようなイメージで何度も押してしまうとお洋服の刺激になりますので、あくまでもお湯を染み込ませることを最優先に。
【4】20分~30分漬け置きしたあとは、お湯を抜き軽く水分を取り除き、お洋服に応じた普段通りのお洗濯をします。※色落ちしやすいものは5分程で切り上げる等臨機応変に。
こうすることで、臭いがスッキリ落ちるだけではなく、
お洋服全体の黄ばみを防ぐこともできます。
このような状況で出来た黄ばみは直ぐには気づかないことが多いので、
日が経ってから「え?いつ黄ばんだの?」という瞬間が突然訪れます。
そして、その黄ばみは染み抜きなどの処置をしても、満足できるほどは落ちません。
慌てない為にも早めにスッキリさせてくださいね。
そして、いらっしゃらないとは思うのですが念の為、
私のズボラ失敗談も恥を忍んで書き添えておきますと。
漬け置きなんて面倒な事をするくらいなら初めから食器洗剤を使って
洗濯機のおしゃれ着洗いコースや手洗いコースで洗ってしまえばいいのでは?
と当時の未熟な私は思ったのでございます。
しかし、食器用洗剤は泡立ちが良すぎるため、
洗濯機から泡が漏れ出て大変なことになりました。
私は運良く、洗濯機の故障という不運からは免れましたが、
メンテナンスしてくださった方に
「絶対に止めてください、お願いしますね」と言われた経験がございます。
素敵レディの皆様は、必ず漬け置き+普段のお洗濯の手順で
大切なお洋服と、大切な家事の相棒・洗濯機を守ってくださいませ。
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