幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

「ロカボ」ってなぁに?

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言葉というものは人の声、文字、様々な乗り物に乗り、

時に姿形を変えながら世の中を独特の時間軸で移動していく。

そのような事を思いながら自分が日々触れる言葉に意識を向けていると

頻繁に耳にしたり、目にしたりする言葉がふと現れることがある。

ここ2、3日、様々な乗り物に乗って私の前を通り過ぎていった言葉にひとつに

「ロカボ」という言葉があった。

皆さんはご存知でしょうか、「ロカボ」。

今日は「ロカボとは何ぞや?」という視点でサクッと知ってみませんか?

 

ロカボはヘルスケア用語なのですが、元になっているのは「ローカーボ」と言う言葉。

これは、糖尿病対策のひとつとして推奨されている

食事の際に血糖値を上げる炭水化物や糖質の摂取を制限する

「低炭水化物、低糖質」のことを指しています。

 

そして、「低炭水化物、低糖質」をもっと緩やかで簡単な糖質制限にして、

健康維持、ダイエットの心がけとして私たちの普段の生活の中に取り入れてみませんか、

という提案があります。

この緩やかな糖質制限のことを「ロカボ」と言います。

 

健康になってダイエットにも繋がるのであれば

やってみたいという方もいらっしゃると思うのですが、

その前に、どうして糖質制限が必要になるのだと思いますか?

皆さん、何となく理解されているとは思うのですが

私の簡単なおさらいに、少しだけお付き合い下さい。

 

私たちの血液内にあるブドウ糖の濃度を血糖値と呼んでいます。

この血糖値は、白米やパン、麺類などの炭水化物や、お砂糖、果物などの

すぐにエネルギーになりやすい糖質を体に大量に摂り込むと急激に上がります。

血糖値が急激に上がると体に様々な負担がかかるため、

私たちの体はインスリンを大量に分泌してまで

糖質を体中の組織にばら撒いて負担を減らそうとします。

この糖質は脂肪になり太ったり、他の不調を招いたりもしますので、

痛みをみんなで分け合って窮地を乗り越えようとしているわけです。

糖質制限が必要な理由、シェアできましたでしょうか。

 

とは言っても、糖質は私たちの体にとっては必要な栄養素です。

ですから、食生活の中に緩やかな糖質制限「ロカボ」を取り入れたり、意識したりして、

血糖値の上昇を穏やかにしてみましょう、というお話しです。

 

では、実際にどうすればいいの?ということになりますが、

主食の白米やパン、うどんなどは、気持ち少な目にしたり、

白米に玄米を混ぜて糖質を抑える日や

うどんをお蕎麦に変えて糖質を抑える日を作ってみるのもロカボです。

ティータイムのおやつもケーキやクッキーばかりではなく、

ナッツやゼリーに変える日があってもいいですね。

 

日々の食生活をガラリと変えるのは大変だと感じる方は

調味料を上手に扱うロカボはいかがですか?

糖質が低い調味料は、お酢、お醤油、お塩、コショウ、出汁、ポン酢、バター、マヨネーズなどです。

一方、糖質が高い調味料は、お砂糖、ハチミツ、みりん、ケチャップ、ソースなどです。

ですから、一週間の中で糖質の低い調味料をメインにお料理する日を1日増やしてみたり、

外食時も味付けを見て糖質が低い調味料のメニューを選んでみる。

このようなロカボもアリだと思うのです。

 

一度仕組みを知ってしまえば、自分のライフスタイルや性格に合わせて

無理なくロカボを日常に取り入れられるような気がしてきませんか?

「ローカーボ」から生まれた「ロカボ」は、

私たちの体にも私たち自身にも優しいもののようですよ。

今日も私のおさらいにお付き合い下さった皆さん、ありがとうございます。

皆さんが今日も笑顔でありますように☆彡

 

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