幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

瞬間接着剤が手に、家具に、お洋服に着いちゃった!そのような時も慌てず対処を。

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突然ですが、皆さんは瞬間接着剤を使うことはありますか?

私、数日前に瞬間接着剤を使っておりました。

細心の注意を払って作業をしていたのです。

瞬間接着剤を洋服に付けてしまわないように、

テーブルに付けてしまわないように、

何より指に付けてしまわないようにと。

しかし、思わぬアクシデントというものは、注意を払いすぎるのも時にも運ばれくるのですね。

過度な注意がいつしかプレッシャーに変わっていたのでしょう。

ついうっかり、指にたらーっと瞬間接着剤が垂れてしまったのです。

本来くっつけようとしていたものは、とても繊細な形状のものだったため、

慌てつつもそちらを優先したのですが、時、既に遅し。

垂れた瞬間接着剤は私の指先から手の平の上を滑るように流れ、

皮膚をギューっとひきつらせておりました。

 

子どもの頃は、この状況を一大事だと慌てたものです。

そして無理に水で洗い流そうして皮膚を傷めつけたことも幾度か。

しかし、剥がし液がなくても落ちるのだと分かってからは

心臓がバクバク脈打っているのを感じつつも、

心なしか余裕のある大人を演じることができております。

今回は、そのような時の対処法を少しばかり。

 

もちろん、一番良いのは瞬間接着剤を購入する際には、

一緒に剥がし液も購入しておくこと。

だけれども、無くても大丈夫だと思われる方が大半を占めるのではないでしょうか。

私は何度かヒヤッとした経験があるのにも関わらず、剥がし液未購入派です。

もし、細かな部品などに触れずに済むのであれば、

作業を始める前に指先や手にハンドクリームを塗っておくと接着剤がつきにくくなりますし、

付いたとしてもハンドクリームごと接着剤を洗い流すことができるので、おすすめです。

 

さて、瞬間接着剤が指に付いた、床にこぼれた、衣類に付いた、

そのような緊急時は、どういたししましょう。

 

◇除光液かアセトンを使って落とす。

・除光液

まずは、剥がし液の成分でもあるアセトンが入っているものを剥がし液の代用品として使います。日用品の中ではマニキュアを落とす除光液にアセトンが含まれていますので除光液を使用します。コットンにしっかりと含ませて瞬間接着剤が付着した箇所に染み込ませるようにし、少しずつ溶かすようにして落とします。

 

・アセトン

アセトンはホームセンターでも購入できます。これは除光液と違って原液ですので効果が強く、皮膚や床素材、家具素材、生地に大きなダメージを与えることがありますので、慎重に使用しましょう。使用の際には換気にも注意を払いましょう。使い方は除光液の時と同じでコットンにたっぷりと染み込ませて瞬間接着剤にアセトンを染み込ませるようにして少しずつ溶かし取ります。お洋服や床素材、家具素材、生地は色落ち、色抜けする場合がありますので見えない場所で試すことをお勧めします。

 

アセトンという成分は、使用後は手がとても乾燥しますので、しっかりとアセトンを洗い流し、水分補給の化粧水、水分を保持するためのハンドクリームでしっかりとケアをおこなってください。

 

◇お湯で落とす。

除光液もアセトンも無いという場合は40度以上の熱湯につけて、固まってしまった瞬間接着剤をゆっくりと柔らかくします。指先であれば瞬間接着剤を柔らかくした後に、その部分を優しく揉み洗いをするようなイメージで剥がしていきます。剥がれなかった場合でも、2、3日もすれば新陳代謝によって剥がれますので、無理に剥がそうとして皮膚を傷めないようにご注意ください。

 

※注意1

お洋服に関しては、クリーニング店にお任せするか、除光液などでふき取るかの方法を目に、耳に、することが多いのですが、私は、どちらも満足できる程には落ちませんでした。ですからお洋服にだけは付かないように注意してくださいませ。

 

※注意2

カーペットなどは、「たっぷりの除光液を使って何度も染み込ませてふき取る」を繰り返しますと、落とすことができます。ただ、この状態で安心して放置しますと、除光液を使った部分だけ変色することがあります。瞬間接着剤を落とした後は、その部分を軽く水で濡らして洗濯洗剤を少量使って指先で洗い、濡れタオルで洗剤をふき取ってください。余力があれば、柔軟剤を溶かした液を染み込ませて、再度濡れタオルでふき取ると風合いや色の劣化を更に防ぐことができますので、大切なカーペットなどの場合は柔軟剤までお試しくださいませ。

 

私は手についた場合は、上記の合わせ技で対処します。

お湯でふやかしたあと、除光液で取り除き、

化粧水、ハンドクリームで皮膚をケアしています。

床や家具についた場合も除光液を染み込ませたコットンを

しばらく瞬間接着剤に押し付けてからふき取るようにしています。

先日も、この合わせ技で肌荒れを起こすことなく、手をきれいにすることができました。

天然木などの木材の場合は皮膚と同じで乾燥から色が抜けたようになりますので、

その時には家具にも化粧水を染み込ませた後、

ハンドクリームや美容オイルなどを塗り込んでケアをすると、

木材の荒れを最小限に抑えることができるので、おすすめです。

何事も、慌てず対処したいものでございます。

 

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