残暑厳しい日々を過ごしながら記憶の涼を求めていたら、
ある日の出来事を思い出した。
それは、数年前、私にしては珍しく、ジムのプールへ通っていた時期があったのです。
そこで時々顔を合わせる、
年齢も職業もライフスタイルも異なる女性たちとの会話の中に
「ヒップエクササイズ」の話題があがりました。
自分の気になる部分をケアしようと思って色々試してはみるものの、
あまり効果が得られないといった、
一般的によく耳にするような会話を私たちもしていました。
ヒップの形も気になるポイントも理想のピップも異なる私たちだったけれど、
試したエクササイズは似通っており、
根気よくやるしかないのだろうと話がまとまりかけた所に
インストラクターが割って入ってきたのです。
そして、ヒップの形によって効率よくヒップアップできるポイントがあるのだと教えてくださったのです。
今回は、そのポイントを過去記事も交えつつ皆さんとシェアしたいと思っております。
幸せのレシピ集では以前、
「太もも前のお肉とヒップの垂れが気になっているあなた、両方一緒に改善しませんか?」
のタイトルのもと、日常生活の中での動作でもある座り方と歩き方を見直して
両方ど同時にケアする方法をご紹介しました。
今回は、更にもう少しヒップタイプを細かく見てポイントを掴んでみませんか?
【あなたのヒップの形はどのタイプ?】
【A】垂れているタイプ
鏡で見るとヒップのトップが下がり、全体的にも垂れていることがわかります。これは、太ってしまったり、ヒールを履きすぎていたり、筋力が落ちていたり、加齢などが原因で骨盤が後ろ側に傾いていることが多いようです。このような状態を元に戻すには少し時間がかかるそうなので、骨盤が傾かないように意識したり。簡単なエクササイズをひとつ覚えておいて、こまめなケアをしておくのが良いようです。※過去記事の座り方、歩き方を見直すお手軽ケアを取り入れるのもおすすめです。
【B】ヒップが四角に見えるタイプ
ウエストの上に余分なお肉が付いてきて、腰からヒップへの境目が曖昧です。横に広がってしまった四角いヒップは余分なお肉が付いただけではなく、骨盤の開きも原因です。広がった骨盤と一緒にお肉の位置もずれますし、その状態で更にお肉が付きますので形が崩れやすいようです。例えばダイエットをしたとしても、骨盤が開いていたのでは、本来のヒップの形にはなりません。骨盤をキュッと元の位置に戻すエクササイズも効果的です。
【C】ヒップが後ろに突き出しているタイプ
腰が反っていてヒップが後ろに突き出している方は、骨盤が前に大きく倒れています。お尻の周りにお肉が付いていることも原因ですが、腰が反りかえるほど骨盤が歪んでいることが大きな原因です。ヒップエクササイズをする前に、骨盤の歪みを整えるエクササイズをする方が、ヒップの形を整える近道です。
【D】ヒップが薄く、横に広がっているタイプ
ヒップに厚み、立体感がなく横に広がっている方は、骨盤が後ろに下がっており、O脚であることが多いようです。脂肪が少なく証拠ですので、私から見ると羨ましいのですが、ご本人にとっては、もう少しメリハリが欲しい、パンツスタイルが似合わないのが悩みと思われることもあるようですね。Dタイプの方はエクササイズで筋力アップを行うことがメリハリヒップへの近道です。
いかがでしょう?
ヒップの形によって随分とポイントが違うように感じられませんか?
そして、こうして少し詳しく見てみると、
骨盤の歪みがお尻の形に影響を与えていることに気づかれるのではないでしょうか。
いきなり形を変えようとするよりも、サイズダウンを狙うよりも、
骨盤ケアを併用することで効率もグンと上がります。
※骨盤ケアについては過去記事をご覧くださいませ。
【あなたのヒップに適したエクササイズはどれ?】
【1】A.垂れているタイプ&B.ヒップが四角に見えるタイプ
1、床に仰向けで寝て、両手は体の横に自然な形で置き手の平側を床へ向けます。両膝は曲両足を揃えて、両膝を曲げ、足裏は床にペタッとつけます。
2、ヒップを軽く閉めるようなイメージで力を入れ床から天井へ向けて上がるところまで上げ、ゆっくりともとに戻します。
3、この上げ下げを毎日繰り返します。30回が目安と言われることが多いですが、続けることの方が大切なので無理のない回数から初めて、徐々に回数を増やしてみてはいかがでしょうか。
【2】C.ヒップが後ろに突き出しているタイプ
骨盤を正常な位置に戻すことを優先します。
1、次の画像と同じ体勢をとります。
2、両手を前の足の太ももに置き、太ももとふくらはぎをくっつける様なイメージで膝をゆっくり曲げます。
3、後ろの脚全体、股関節回りが伸びた状態を感じながら10秒ほどキープします。これを左右数回ずつ行います。
【3】D.ヒップが薄く、横に広がっているタイプ
1、左手の平を壁にあてて立ち、右手は腰に添えます。そして、右脚全体を後方へ蹴り上げるようにして、ぐーっと伸ばします。ふくらはぎを天井に向けるようなイメージでぐーっとです。
2、これを片足30回ずつ続けると良いそうなのですが、思っている以上に負荷がかかります。こちらも少ない回数から徐々に体を慣らしましょう。
まずは、少ない回数からでも続けることがポイントのようです。
筋肉をつけることがポイントになるDタイプですが、
筋肉をつけていく過程で骨盤が歪んでいますと、正しい位置に筋肉が付きません。
やはり、骨盤の歪みや歪みケアもチェックしてくださいませ。
ご自分のヒップの形を知る機会に、
ヒップエクササイズの確認に、
ご自分のヒップの形を知って似合うパンツスタイルのヒントに、
過去記事なども併用しながら、お役立ていただければ幸いです。
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