お気に入りのケーキショップに立ち寄った。
そこは、旬のフルーツをたっぷりと使ったフルーツタルトが絶品。
何種類もあるタルトの中から自分好みのピースを選ぶときのワクワク感ったらない。
クリームをたっぷりと使ってあるケーキも美味しいのだけれども、
私は、フレッシュなものに惹きつけられてしまうようだ。
店内を見渡すと、少し先に登場するイチゴを使った新作タルトのお知らせを発見。
イチゴの旬を少しばかり先取りする贅沢感と、
艶やかなイチゴの赤が私の心をくすぐった。
イチゴの旬は春ですが、出荷率はクリスマスシーズから2月頃までが断トツなのだとか。
そして、年末年始のお料理を食べて少しばかり体内環境を気にする今の時期だからこそ
美味しくいただきたいフルーツのひとつです。
※正確にはイチゴはお野菜に分類されます。
イチゴと言えば、皆さんもご存知の通りレモンよりも多く含まれているビタミンCをはじめ、
葉酸や食物繊維がギュギューっと詰まっています。
体に良いことも栄養素も分かっているけれど、
今の時期の私たちの体内環境のどの部分を助けてくれるのか
ポイントを絞って覗いてみませんか?
きっと、この辺りでイチゴを食べておこうかしら?
そのように感じられるのではないでしょうか。
年末年始のお食事と言えば、ビタミンCが不足しがちです。
このビタミンCが不足している状態が続きますと、
お肌が酸化し、くすみが出たり、シミやソバカスも濃くなったように感じます。
少しずつ強くなってくる紫外線のダメージも受けやすい状態です。
他にもビタミンCは白血球を強くしてくれます。
白血球は私たちの体を病気から守ってくれるスタッフですので、
ビタミンCが不足すると免疫力が低下し、
その人の一番弱い所がダメージを受けてしまいます。
もちろん、日頃のお食事からもビタミンCを摂取されていると思うのですが、
ビタミンCは一度に摂取される量がある程度決まっており、
一度に大量摂取しますと吸収率が下がり無駄になってしまいます。
ですから、「ビタミンCは、こまめに摂取する。」これがポイントです。
イチゴであれば手軽に、こまめにビタミンCを補給することができますので、
毎食ごとに数粒口にしてみてはいかがでしょうか。
酵素も摂り込みたい欲張りさんは食前デザートのようなイメージ、
サラダのイメージで、お食事前に召し上がるのがおすすめです。
葉酸は妊娠予定、妊娠初期は普段よりも多めに摂取するように言われており、
女性の皆さんにとっては聞き慣れた栄養素かと思います。
葉酸は細胞や粘膜、赤血球などを作るときに必要となりますが、
葉酸が不足すると貧血を引き起こすこともありますので、
こまめに摂取しておきたい栄養素のひとつです。
また、ヨーロッパではイチゴやチョークベリーといったベリー類は
脂肪燃焼を助けてくれると言われおりますし、
イチゴには悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあるという
研究結果も発表され密かに注目されはじめています。※The Journal of Nutritional Biochemistry
年末年始も何かと忙しく動いていた女性は、
栄養は足りていても葉酸が不足した状態になっている時期です。
また栄養過多な時期を過ごして中性脂肪や
体についてしまった余分なお肉が気になっている方も多いのではないでしょうか。
カロリーを気にすることなくアンチエイジング効果と共に
葉酸補給もでき、ボディーケアができるイチゴでほっと一息、いかがでしょう。
バランスよく食べることが一番なのですが、
365日栄養バランスの事ばかり考えるのも大変です。
幸せのレシピ集では、その時期に合った頼りになるレスキューフードも
様々な視点でお話できればと思っております。
この時期はイチゴの種類も豊富でお値段も安定していますので、
お好みのイチゴで美味しく、楽しく、体内環境を整えてみてくださいませ。
関連リンク:http://www.jnutbio.com/
関連記事: