キーボードをカチカチと鳴らしていると夕暮れ時ならではの、
オレンジ色の陽が部屋の中へ射し込んで来た。
手を止めて窓の外へと視線を向けると、
エネルギッシュな太陽が沈みかけているところで、空が淡く染まっていた。
もしも空から甘露が滴り落ちてきたら、このような風景になるのだろうかと思った。
その先の妄想に手を伸ばしかけたとき、チャイムが鳴った。
友人から届いた小包を開けると
透明の瓶の中にドライフルーツとお砂糖らしきものが入っているものが並んでおり、
見慣れない「ぽんしゅグリア」の文字が目に飛び込んで来た。
ぽんしゅグリア?
説明を読んでみると、
国産のドライフルーツとこだわりのお砂糖を使った日本酒カクテルの素ということだった。
瓶、いや、この場合はカップと呼ぶべきかしら。
カップの中に180ccの日本酒を注いで掻き混ぜるだけで日本酒カクテルが出来るというもの。
よく、昆布やニンニクチップ、その他がボトルに入っており、
そこにお醤油を注いで自分好みのだし醤油を作ることができる商品があるけれど、
あの日本酒バージョンといったところだ。
フレッシュフルーツにワインを注いだり、
刻んだドライフルーツをワインに入れてカクテルを作ったりという事はしていたけれど、
同じことを日本酒ではしたことは無く、盲点だったとハッとさせられた。
そして、日本酒で作るサングリアだから、「ぽんしゅグリア」なのかと腑に落ちた。
※画像はお借りしています:farm8
この「ぽんしゅグリア」の中に入っているドライフルーツは全て国産というところも嬉しい。
更に、お砂糖は「甜菜糖」と新潟県の銘菓だという「はっか糖」が使用されていた。
日本酒をロックで注ぐのもいいけれど、
スパークリングタイプの日本酒や日本酒をソーダで割るのも楽しそう。
私は、その日の晩に日本酒を注いで楽しんだのだけれども
はっか糖がふわりと浮いた後に溶けていく様は、
まるでスノードームを眺めているようで気分がふわりと上がった。
気になるお味は、甘めの日本酒カクテルだけれどもフルーツが良いアクセントになっていたし、
飲み終わった後のフルーツは大人のお楽しみ感があって良かった。
ここで外国産のドライフルーツが使われていたら、
フルーツのインパクトが強すぎたかもしれないのだけれども、
国産ということもあり、日本人の味覚にスッと馴染むようなフルーツだった。
手軽に自分好みの塩梅で仕上げることが出来るため、
お酒をほんの少しだけ味わいたいという人も、お酒が大好きだという人も、
皆で同じものを楽しめるのも良いのではないだろうかと思う。
そして、シンプルで優しいラベルは、さり気なく女性のリラックスを後押ししてくれるような気もする。
※画像はお借りしています:farm8
これから、お花見やBBQの機会も増えることだし、
今年は「ぽんしゅグリア」を楽しんでみようかしらと思えるひと品だった。
スノードーム好きな私としては、はっか糖の溶けゆく様見たさに、
早々に2本目に手が伸びてしまいそうな予感がしている。
ご興味ありましたら「ぽんしゅグリア」をハッピータイムのお供にいかがでしょうか。
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