これまでは、加齢臭と言えば“男性特有のもの”というイメージが無きにしも非ず、
だったように思うけれども、現在は食生活やライフスタイルの変化などによる影響もあり、
男性女性を問わず気になるポイントになっているようですね。
その証拠にドラッグストアーやバラエティーショップなどを覗いてみると、
様々な女性専用の体臭ケア商品が占める割合も年々増えつつあるように思います。
また、自分のニオイ、自宅のニオイ、自分の衣類のニオイなど、
自分が慣れ親しんでいるニオイだからこそ気付きにくい、
ということを自覚している方は、
人に指摘された訳ではないけれど最低限のエチケットとして気にしている、
という方も多いのではないでしょうか。
私たちの体は、私たちの食べたものから作られています。
ニオイも同じです。
今回は体臭と食生活の関係をサクッと覗いて、
ニオイを元から抑えるコツを掴んでみませんか。
自分に合ったニオイケアのアイテムの力も上手に借れば鬼に金棒です。
|何を食べたら体臭に影響が出るのかしら。
体臭は日頃の食事内容によって大きく変化すると言われているのだそう。
お医者様にお話を伺うと体臭がきつくなる食べ物は、
脂肪の多いお肉、バターやチーズ、生クリームといった動物性脂質たっぷりのものや、
お酒、スナック菓子、加工食品、揚げ物、
ニラやニンニクといった香りの強いお野菜……などを挙げられます。
ですが、これ、私たちの現代食そのものだと思うのです。
そして、体にとって大切な栄養も十分含まれているため、
これを食べたらダメだなんて言われたら、食べるものが無くなってしまうじゃない。
と、誰もが思うようなことをワタクシも思いまして、そのままぶつけたことがあります。
すると、「食べてはタメだとは一言も言っていない」と、
まずは軽くダメだしにも似たご指摘を受けました。
確かに……。と、少しだけ反省し、話の続きを伺ってみましたところ、
食べ方にはコツがあるのだそう。
|コツの前に、何か一番臭うのか、どのような仕組みで臭うのかしら。
やはり、動物性脂質はニオイの原因になりやすいのだそう。
動物性脂質が体内で分解されることになりますが、まずは皮脂腺からニオイが出ます。
と同時に、腸内でアンモニアなどのニオイになった後、
ニオイは血液に乗って体中を巡りながら色んな場所の毛穴から
“体臭”として体の外側へ解き放たれる仕組みのようです。
|食べ方のコツとは、どのようなコツなのかしら?
ニオイの原因になりやすいものの中には、
お肉のように体にとって必要な栄養素をたっぷり含んでいるものもありますので、
全く摂らないということはできません。
となると、お肉を食べながら、体臭を抑える方法が必要です。
その方法といいますのは、食物繊維を多く食品を摂ることなのだそう。
体内をお掃除してくれると言われているゴボウやキノコ類、海藻類は特におすすめで、
これらの食物線維は、腸内に出来た嫌なニオイが体内に吸収されるのを防ぎ、
絡めとって体の外まで運んでくれるのだそう。
このような内容は、幸せのレシピ集内でも度々登場しています。
食物繊維はニオイだけでなく、
私たちの体にとって不要な様々なものも吸収して体の外まで運んでくれる
正に体内のお掃除職人です。
他にも、お野菜はどれもニオイ対策にひと役買ってくれるようなのですが、
特に緑黄色野菜がニオイの面でも長けているのだそう。
ですから、外側からの対策には体臭ケアのアイテムを使用し、
内側からの対策には食物繊維と緑黄色野菜を体内へ送り込みましょう。
どのような食材にお掃除を頼めばいいのかは分かったけれど、
食べる量の目安は?と思われた方もいらっしゃるでしょうか。
目安は、一般的には「お肉の2倍のお野菜を食べるとよい」と言われていますが、
サラダだけで摂るのも、野菜ジュースだけで摂るのも難しいので、
お野菜は小まめに摂取するのが近道なのだと思われます。
「こうしなくちゃダメ」というルールも
「これを食べていれば間違いない」というルールもありませんし、
「一日の摂取量」に囚われすぎる必要もないと思うのです。
ただ、好き勝手し続けてしまえば体もいつかはギブアップしてしまいますし、
嫌なニオイが定着してしまいます。
3日間、1週間、と自分に負担にならないペースの中で
食物繊維、きのこ、海藻、緑黄色野菜を意識してみてはいかがでしょうか。
ワタクシ、今夜は先日お話させていただいた旬のシイタケをロックオンしております。
皆さんは、どの食材をロックオンなさいますか?
本日も健やかにまいりましょうね。
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