昨年くらいから雑穀の話題を頻繁に耳にするようになりました。
きっと多くの方々が健康や美容に気を遣うことが日常化してきているのでしょうね。
また、生産者の方々や商品化して下さる企業のおかげもあり、
随分と手軽に美味しく雑穀を口にできるようになっております。
我が家も複数の雑穀が混ざったものと、我が家の食生活をサポートしてくれる栄養を含んだ単品雑穀を常備し、
毎日ではないものの、遅い時間の食事や外食が続くときには雑穀を混ぜたご飯で、体内環境を整えるようにしております。
今回は、最近よく目にする「大麦」にフォーカスしてみたいと思います。
「大麦」は雑穀の味が苦手だと言う方でも食べやすい、クセがない雑穀です。
食感もプチプチとした丸麦や、一度蒸して平押しした食べごたえがある押し麦があります。
また、食物繊維の含有量は雑穀の中で群を抜いているだけでなく、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維もたっぷりと含まれています。
2種類の食物繊維を含む食材の王様はゴボウだと言われておりますが、そのゴボウよりも豊富に含んでいるのが「大麦」です。
この大麦、何だか体に良さそうなことは分かったけれど、具体的にはどのような効果があるのかと言いますと、
腸内環境を整えたり、便秘を予防したり、改善したり、糖の吸収スピードを抑えてくれますので
生活習慣病の予防やコレステロール値を正常にする手助け、
血糖値が急激に上がることを防いで糖尿病などの予防にもひと役買ってくれます。
このような効果を得ていく中で同時に太りにくい体に体質が改善され、
免疫力をアップさせつつ疲労回復効果がある点も大麦の魅力です。
冒頭で大麦にはプチプチとした食感の「丸麦」と、食べごたえがある、一度蒸して平押しした「押し麦」があるとお伝えしました。
白米に混ぜて炊いたりスープなどに入れるなどする際には、短時間で火が通る押し麦の方が扱いやすいかと思います。
プチプチとした食感がクセになる「丸麦」は、粒が大きいのでひと晩水に浸してから、しっかりと茹でてから調理に使います。
その都度準備するのは少々手間がかかりますが、一度にたくさん茹でておき冷凍保存し、
使用する際には電子レンジで加熱することも可能ですので、お好みで使い分けると良いかもしれません。
味にクセがないので丸麦は雑炊やリゾットも美味しいですし、
食欲がない時にはお野菜やフルーツと一緒にミキサーにかけてスムージーにしてしまうのも手です。
何だか体がスッキリしない、そのような時には雑穀で体内メンテナンス、いかがでしょうか。
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