幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

レタスやキャベツのお供に、爪楊枝はいかがでしょうか。

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自宅では生野菜サラダをたっぷりと頬張るため、野菜室には様々な野菜を常備しております。

しかし、急な食事の予定が続いてしまうこともあり、常備している野菜の大半を消費できないという状況に陥ることもしばしばです。

先日も、そのような状況だったため、これは、全てのお野菜をジューサーに投入して朝食のスムージーにしてしまうしかないかしら。

と、そのようなことを考えながら野菜室を開けたのです。

すると、そこにはシャキシャキ感を解き放った野菜があり、「あー、やっておいて良かった」と思ったのです。

今回は、お野菜の保存方法のお話を少し、と思っております。

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野菜室に転がっていたのは、私が特に、楽しみにしていたレタス。

レタスは、フレッシュなままでも火を通しても美味しい上に、ストレスを解消してくれたり、動脈硬化を予防してくれたり、女性ホルモンのバランスを整えてくれるなど、サプリメント級のお野菜のひとつです。

だけれども、冷蔵庫で3日も経てば、しんなりとし、色も赤茶色に変色し始めるため、美味しく食べ切るためにはスピードが勝負、という点が少々残念なところ。

一般的には、芯をくり抜いたところに濡らしたキッチンペーパーを詰めると良いとか、芯の底に包丁で切れ込みを入れておくと良いなどとも言われておりますが、毎回キッチンペーパーを詰めるのは少々面倒です。

そして、芯の底に包丁で切れ込みを入れる保存方法も、それほど日持ちが良くなるわけでもないように感じておりました。

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そうそう、ヨーロッパではレタスの芯に濃い目の水溶き小麦粉を塗っておくご家庭もありましたけれど、これも手間がかかる割に、日持ちが良くなる印象はありませんでした。

ですからワタクシ、変色した部分を食べても害はないようだけれども、そのような状態になったレタスは、見た目や食感の悪さから口にしなくなっておりました。

このような状況を、頭の隅の隅の方で何となく気にしていたのでしょうね。

数年前に足を運んだ飲食店でレタスの芯に爪楊枝を刺す光景が目に留まりました。

始めは、包丁で切れ込みを入れてレタスの成長点を破壊して、レタスの鮮度を保つ方法と同じようなことなのだろうから、結果も大したことはないものだと決めつけておりました。

しかし、なんとなく気になりワタクシも見よう見真似で、レタスの芯を少しだけ包丁で切り落とした面に爪楊枝を4本突き刺し保存してみたのです。

すると、3日程で傷み始めていたレタスが1週間から10日程鮮度を保てるようになったのです。

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ちょっとした感動を手に入れたため、その仕組みについて調べてみたところ、レタスの成長点は芯の先端近くにあるということが分かったのです。

包丁で切れ込みを入れることも間違いではなかったけれど、先端に届かなかったため、レタスの成長(傷み)を食い止めるまでには至らなかったということのようでした。

もちろん、レタスの葉を剥がす際に、うっかりレタスの葉を傷付けてしまった場合などは、その部分が赤茶色に変色してしまうのですが、そうでなければ、爪楊枝を刺して袋に入れた状態で保存をすれば、葉の部分は1週間から10日程、シャッキシャキを保つことができます。

更に保存期間を延ばしたい場合や時間に余裕がある方、きちんとさんは、爪楊枝を刺したあと、キッチンペーパーで包み、袋に入れて保存すると良いようです。

私は、すぐに食べ切ってしまうこともありキッチンペーパーVer.は未確認ですが、更に長持ちさせられるように感じています。

この方法は、キャベツや白菜にも応用可能。

農家の方々が大切に手間暇かけて育ててくださったお野菜たちです。

最後まで美味しくいただきたいですよね。

まだ爪楊枝保存を試したことがない方は、レタスやキャベツのお供に爪楊枝、いかがでしょうか。

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