幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

好きなものを好きでいること。好きなものを好きだと感じること。

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先日、少しマニアックな場へ足を運んだのです。

その日は、私のマニアックな趣味や話にもお付き合いくださる

キュートで素敵なお姉さんとご一緒できたため、

普段とは異なる楽しい時間を過ごすことができて幸せでした。

その、マニアックな場には、コアな分野の専門家や、

その分野に興味を持っている人たちが集っていたのだけれど、

好きなものを好きでいる人たちの表情は、穏やかなのに、どこか激しさを含んでいて、

サラリとしているのに熱を帯びているようにも見えました。

専門家の方々のお話は、どれも興味深いものだったのに、

私としたことが……。

途中から貴重なお話の中身よりも、彼らの瞳の奥にあるもの、

その、キラキラしている瞳の奥にある、ほんの少しの危うさに興味が湧いたのです。

 

そして、彼らの共通点が、好きなものを好きでいること。

好きなものを好きだと言えること。

好きなものを好きだと体現していること。

それらを思いっきり素直に味わっていること。

「好き」の先にある「変化」に飛び込んでいける勇気を持っていること。

そのように見えたのです。

 

これだけ自由な世の中に在っても、

好きなことを好きだと表すのは、簡単なようでいて難しいことなのかもしれません。

それゆえ、一時期ブームにもなった「ありのままで」というフレーズが、

作品の手を離れてからも世の中の至る所で目にするのではないかと思ったりもします。

好きなものを何から何まで好きだとアピールする必要はないけれど、

同じ思いを誰かと共有したいという気持ちや

共有し合えなかったとしても、

互いを深く知り絆を深めるきっかけになることがあるということを

私たちの本能が求めていたり、知っているのかしら、と思ったりもして。

 

好きなものを好きだと感じられる瞬間も、

今日の「好き」と明日の「好き」も、いつも同じではないと思うのです。

それならば、自分が感じる「好き」を思いっきり味わってみてはいかがでしょうか。

それが多数派であろうが、少数派であろうが、人と同じでなくても良いと思うのです。

私は最近、バタバタしておりまして家の中が荒れ気味だったので、

適当なグラスにお水を注いでシュッとお花を挿してみました。

そして、「この色、好きだな。やっぱり、好きだな。」と呟いてみたりして。

 

さっ、今日はあなたが感じる、どの「好き」を深く味わいますか?

自分が感じていた以上に、

自分が思う「好き」に囲まれていることを感じてみるのも良いものなのではないでしょうか。

画像出典:https://jp.pinterest.com/