風が冷たい。
日に日にその冷たさが増しているように思い、
靴専用のカイロをシューズボックスに常備しておくべく、
出かけついでにドラッグストアへ向かった。
シューズアイテムを各種常備しているのだけれど、
靴専用のカイロはこの時期に追加するお決まりアイテムのひとつだ。
コーディネートそのものや出席する場の格式、その他シチュエーションによっては、
足元の冷え対策が疎かになってしまうことがある。
一日中外に居る日は防寒意識が働くも、その意識は上半身に向かいがちで、
足元の冷えが上半身の体温を奪ってしまうこともある。
このような時の対策法はたくさんあるのだけれど、
活躍してくれるもののひとつに靴専用のカイロがある。
足は第二の心臓と呼ばれており、足の裏には体中の主要なツボが集結している。
このため、足の裏を温めながら過ごすだけで体の体温も維持しやすくなるように思う。
冬は、その寒さで血の巡りが滞りがちだけれど、この滞りは、想像以上に厄介なのだ。
体内の血液の半数以上が下半身に集まっていると言われているけれど、
これが上手く循環しないということは、下半身が浮腫むだけでなく、
心臓から送り出される血液に含まれている栄養が、
それを必要としている細胞に届かないということである。
と同時に、体内にある不要な老廃物の回収もできないということ。
それでは、肌も荒れるし、カサつくし、顔色も冴えなくなるでしょうし、疲れも肩こりも出やすいはず。
勘が鋭い方は、この辺りを筆頭にして出てくるであろう、その他様々な不調を示す症状が想像できるのではないでしょうか。
それ以前に、冷えた血液を下半身にとどまらせるということは、
“あったか玉”ではなく“冷え冷え玉”を体内に仕込んでいるようなもの。
屈伸をしてふくらはぎのポンプ機能を働かせて血流を促し、
体全体を温めるのも良いけれど、冷えが定着している方の場合、
外出時に行う屈伸は、その場しのぎにしかなりません。
もし、温かいタイツや靴下を履いて外出しているにも関わらず足元が温まらない、
しっかりと着込んでいるはずなのに寒いという方は、
靴専用のカイロを試すのもひとつの手ではないかと思うのです。
靴専用のカイロが自分に合うと分かればリーズナブルなまとめ買いがおすすめですが、
合うかどうか不安、上手く使いこなせるか不安という方、手っ取り早く試したいという方は、
割高にはなりますが、コンビニなどで一回分を購入して試してみても良いかと思います。
靴専用カイロを入手するまで、何か他にできることはないかしら?と思われた方は、
お仕事の合間や移動中、お風呂上りや寝る前などに、
以前、ツボのお話のときにも登場しております『合谷(ごうこく)』を刺激してみてはいかがでしょう。
『合谷(ごうこく)』はこちらです。
手足の冷えだけでなく疲れを和らげて新陳代謝も上げることができるツボですので、
冷えの緩和と、疲労回復、美肌効果を欲張って一緒に得てしまってくださいませ。
まだ冬は始まったばかり。
早め早めに温めて、
冬が終わるころには血の巡りが良くなった艶肌レディーで春をお迎えしてみませんか。
今日もあなたのカラダとココロがぽっかぽかでありますように☆彡
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