先日、突然タイツに現れる、小さなびっしり毛玉のお話をさせていただきました。
その時に、私が万能アイテムだと感じている医療用のサージカルテープにも触れました。
サージカルテープとは、医療現場でガーゼやチューブを固定する際に使用するテープのこと。
もしかしたら、皆さんのご自宅の救急箱にも1つは入っているかもしれませんね。
先日は、このサージカルテープをブーツのファスナー部分や履き口部分に貼り付けておくことで、ブーツとタイツの摩擦によってできる毛玉を出来にくくする対処法でした。
今回は、お洋服による“かぶれ”を防ぐ対処法のお話を、と思っております。
気になる方は、ちらり、覗いて行ってくださいませ。
お洋服に袖を通したとき、お洋服に付いている素材表示、洗濯表示のタグや、ショップタグが肌に触れ、チクチクして痒みが出たり、タグが触れていた部分の肌が赤くなることはありませんか。
また、縫製によっては縫い代部分が肌に触れ、同じように痒みや赤みがでることはないでしょうか。
もし、気になったことがない、気にならないという方は、肌と腸内コンディションが良く、お肌も強いのだと思います。
一方、「ある、ある」と思われた方は、アトピーであったり、敏感肌、乾燥肌であったり、腸内のコンディションが低下しているのかもしれません。
タグなどは、可能であれば切り離すことが手っ取り早いのですが、切り離したくない場合もありますし、縫い代が原因となっていることもあります。
このような時は、チクチクする部分や、痒みや赤みが出る部分に、サージカルテープを貼り付けて着用します。
お洗濯の度に貼り替える必要があるのですが、これで随分とチクチクや痒み、赤みを防ぐことができます。
アトピーの方はお洋服の素材にこだわっている方もいらっしゃるかと思うのですが、
化繊などを避け、素材にこだわったにも関わらず、縫い代部分やタグによって肌がダメージを受けることがあります。
そのような時には、一度、サージカルテープを試してみてはいかがでしょうか。
使い方は簡単だと思うので、サージカルテープの選び方にも少しだけ触れておきます。
サージカルテープは意外と種類が豊富です。
粘着部分を直接肌に貼りつけるわけではないため、粘着剤によって肌がかぶれる心配はありませんが、
敏感肌の度合いやアトピーの度合いによっては、敏感肌用、低刺激タイプ用といったサージカルテープを選びますと、より安心して使えるかと思います。
これは私が学生の頃にお世話になった皮膚科の処置室で教えていただいた方法です。
当時、皮膚科の処置室で腕まくりをしたときに肌に赤みが出ていたのです。
その時に、縫い代があたって痒くなることがあると話すと、看護師の方がサージカルテープを貼って下さったのです。
これが、思いの外良かったので、その後は、色々なサージカルテープを使い比べ
プラスティックフィルム以外の中から選ぶようにしています。
ブーツなどに使う際にはプラスティックフィルムのものの方が目立たなくて良いのですが、
この辺りは用途によって、もしくは肌体質によって選ぶと良いですね。
お肌を潤わせたり、腸内環境を整えたり、しっかりと栄養や睡眠をとることも肌トラブルを防ぐためには大切です。
内側からと外側からのダブルケアで、チクチク、カユッカユを吹き飛ばして心地よい日々を。
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