バラエティーショップに立ち寄った。
お目当てのものが並べられているはずの陳列棚にあったのは商品ではなくソールドアウトの札。
残念感が少しばかり緩和したように感じられたのは、
札に描かれた頭を下げた少年キャラクターの味のあるイラストのおかげだったように思う。
ソールドアウトだと言うのなら仕方がない、ネットで注文しておくか。
便利な世の中に感謝しつつ、店内をぐるり一周してから帰ることにした。
ふと目に留まったのは足汗やニオイケアに関する商品だった。
最近の主流はブーティーやショートブーツだけれども、
ブーツであることに変わりないということなのだろうか。
その関連商品の豊富さに少し驚きつつも、
足汗を抑えるエチケットアイテムが欠かせないと言っていた知人たちの話を思い出した。
特別な運動をしている状態ではないにも関わらず、
足や手から汗が出ることの原因として挙げられるものには、
ホルモンバランスや自律神経の乱れ、ストレスや不安、緊張などがある。
このような原因を見てみるとホルモンバランスの変化と付き合っていかなくてはならない女性は、
それだけでも足や手から汗が出やすい状態に置かれているということになる。
季節を問わず足汗などのケアが欠かせないことや、
それに伴って必要になるニオイケアを思うと、
その類の商品が年々豊富になっていく現状も頷くことができる気がした。
このような状態を緩和するために有効だと言われているケアのひとつに、
自律神経を整える効果があると言われている“足を温めること”がある。
足が冷えている方は“汗とは無縁”というような印象があるけれど、
足が冷えることで交感神経が刺激され、汗が通常よりも多く出ていることがあるのだそう。
足自体は冷たいままなので本人には汗をかいている自覚がないことも多く、
知らぬ間に足やタイツ、ストッキングや靴下、靴などに雑菌が繁殖し、
ニオイの素が作られていたりするのだとか。
皆さんの足汗の量はいかがでしょうか。
もし、足汗やニオイなどが気になっている方や、
足が冷えっぱなしだという方は、お出かけの際に行われている足汗やニオイケアは継続しつつ、
根本的な自律神経の乱れを整える効果があると言われている
“足湯”を行ってみてはいかがでしょう。
温度は通常温度の42度から少し高めの43度ほどに設定し、
お好きなアロマオイルでリラックス効果をプラスしても良いですし、
過去記事でもご紹介させていただいた紅茶を使った足湯でニオイケアを同時に行うのも良いかと思います。
土台を整えずにいる限り足汗やニオイケアはずっと続きます。
足元から体を温めることは足汗だけではなく体内の状態を整えたり、
免疫力を上げる嬉しい効果もついてきます。
冷え性だからと諦めずに、足裏を温めて足汗とニオイケアから解放されてみてはいかがでしょうか。
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