待ち合わせまでの時間を潰すため、付近にあったドラッグストアへ入った。
ドラッグストアのように、定番商品から真新しい商品まで幅広く取り扱っているところは、
消費者のニーズと企業の提案が入り乱れており、なかなか興味深い場所である。
その日ふと目に飛び込んできたのは、BBクリームとCCクリーム。
最初は韓国コスメから火が点いたのだったかしら?と、おぼろげな記憶を胸に、それらを手に取ってみた。
何となく万能アイテムであることは知っているし、使ったこともある。
だけれども、恥ずかしながら、その違いに関してはよく知らないままである。
私がBBクリームとCCクリームを手に取り見比べていたからだろう。
店員が近づいてきて、その違いを説明してくださった。
購入予定がないことを少し申し訳なく思ったけれど、この機会にと思い、しっかり聴いてきたため、
今回はBBクリームとCCクリームの脳内整理をさせていただけたら、と思っております。
ご興味ありましたら、この機会にワタクシと一緒に、違いを確認しておきませんか。
【BBクリームとは何ぞや?】
BBクリームは、ブレミッシュバーム(ブレミッシュバルム)の略で、
傷を修復するクリームという意味なのだそう。
もとは、ドイツの皮膚科で医療用に開発されたもの。
ピーリングなどによって、お肌の余分な角質を取り除いた後は、
デリケートな真皮が剥き出しの状態で、様々なものが刺激となります。
BBクリームは、このようなデリケートなお肌を保護し、
そこに肌再生を助ける機能を加えたクリームファンデーションなのだそう。
デリケートなお肌は、ちょっとした刺激が赤みとなって現れたりしますが、
このような状態のまま過ごすことを避けるために、BBクリームには、赤みなどをしっかりとカバーする機能が備わっています。
そして、その機能は年々進化しており、今は、お肌の赤みや傷、凹凸などをカバーするコンシーラー効果に、
お肌を保護しながら再生を促すだけでなく、
保湿や肌を修復する美容成分、日焼け止め効果などが含まれているものもあります。
簡単に言うならば、肌荒れや傷、気になる状態をカバーしながら、
お肌本来の機能を復活させるためのケアが同時にできるアイテムです。
【CCクリームとは何ぞや?】
CCクリームは、カラー&コントロールの略だ、ケア&コントロールの略など、略し方は色々とあり、
正解は曖昧な状態とのお話だったのですが、
効果としては、お肌の色を均一に整えながら、
本来のお肌をよりキレイに見せることを第一に考えられているのだそう。
そこに、美容成分によるスキンケア効果を合わせたクリームとのこと。
BBクリームと比較すると、コンシーラー効果、カバー力は弱いようなのですが、
本来のお肌のコンディションを底上げして、よりキレイに見せることに特化しているのだそう。
購入を迷われた際には、どの程度のカバー力を求めているのか、
どのような刺激から、どの程度肌を守りたいのか、
その辺りの目的が、BBクリームなのかCCクリームなのか、選び分けのポイントのようです。
お肌のコンディションによっては、肌に何も乗せたくない、塗りたくない、と思うこともありますが、
何も肌に塗らない状態よりは、お肌を保護することを第一に考えて作られたBBクリームを、
薄く乗せている方が肌には良いのだそう。
もちろん、BBクリームも多種多様ですので、
お肌が弱い方や敏感な方は、紫外線吸収剤が入っていないものや、その他お肌に負担をかける成分が含まれていない、
お肌に優しい成分で作られたもの、付け心地の良いものの中から、
より、自分のお肌にあった成分のものを選ぶ必要があるようです。
自分のお肌との相性や求めている効果、仕上がり具合、付け心地などは十人十色。
効果が出たという口コミの数が自分に合うということではないため、
自分のお肌の声を聞いて、本当に自分に合うアイテムを見つけるヒントにしていただけたなら幸いです。
いつも、ワタクシの脳内整理にお付き合い下さっている皆さん、ありがとうございます。
今日も、口角をキュッと上げてスマイルでまいりましょうか。
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