ツナ缶を補充した。
ツナ缶は、様々な料理に使うことができる万能食材だ。
その仕様も、オイル漬けタイプや水煮タイプ、コーンなどが混ぜ込んであるもの、
身がほぐされずに塊で入っているものや、程よい大きさにほぐされているもの、細かいフレーク状にしたもの、
缶タイプだけでなく、ゴミが嵩張らないパウチタイプのものなど多種多様で、
地味ではあるけれど丁寧な進化をし続けている加工食品であるように思う。
私は、出来るだけゴミを減らしたくてパウチタイプに手が伸びそうになるのだけれど、
災害時の備蓄食料のひとつとしてローリングストックしていることもあり、
今のところは、耐久性を考慮してパウチタイプではなく缶タイプを常備している。
今日のお話コードは、このツナ缶でございます。
誰もが一度は口にしたことがあるツナ缶の底ヂカラにご興味ありましたら、少しばかり柊希にお付き合いくださいませ。
正直に申し上げますとワタクシ、ツナ缶のことを結局のところ、缶詰でしょ?と思っていたことがございます。
決して無下にしている訳ではありません。
美味しい食材であり、
サラダに少し添えられているだけで、お野菜がモリモリと食べられてしまう所もお気に入りです。
ただ、缶詰にした段階で栄養価は随分と下がってしまっているのでしょう?という思いがチラついていたのです。
しかし、何気なく調べてみて驚いたのですが、
ツナ缶は、加工食品でありながら、原材料であるマグロやカツオの栄養が、ほぼそのまま入っているというのです。
これが、私がツナ缶を見直したポイントであり、災害時の備蓄食料のひとつに選んだ理由でもあります。
あの小さな缶の中に、どのような栄養が詰まっているのか。
簡単におさらいしておきますと、お魚ですので、
記憶力をアップさせ、認知症の予防、改善に効果があると言われているDHAと、
血液をサラサラにすることで動脈硬化を予防し、
大人にとって悩ましい中性脂肪も減らしてくれるEPAがたっぷりです。
更に、原材料のマグロやカツオの特徴でもある、ヘルシーで良質なタンパク質が豊富です。
そして、ツナ缶のオイル漬けに使われている植物性オイルですが、
このオイルには、動脈硬化を予防することでお馴染みのリノール酸が含まれています。
オイルと聞くとダイエット中の方は、オイル漬けを選ぶか、水煮を選ぶかという選択が出てきますが、
リノール酸が豊富に含まれているオイル漬けのオイルには、
ツナの栄養や旨味も含まれていますので、
メニューによっては、オイルを毛嫌いせずに程よく摂取してみても良いのではないかと思います。
お魚が苦手だという方は、DHAやEPAといった栄養素を摂る機会が減ってしまいがちですが、
ツナ缶であれば摂取しやすいのではないかしらと思うのですが、いかがでしょうか。
ただ、オイル漬けを食べる際は、注意すべき点がひとつ。
このオイルは非常に酸化しやすいと言われていますので、
開封した日のメニューで使い切るようにすると、栄養が無駄にならなくて済むようです。
お酒を召し上がる機会が多い方、外食が多い方、夜遅い時間に食事をすることが多い方の中には、
動脈硬化や中性脂肪を気にしている方も多いかと。
そのような時には、最初からサプリメントに頼るのではなく、サラダにツナをトッピングして、
美味しく手軽にボディーメンテナンスに必要な栄養を摂るのも、ひとつの手。
毎日少しだけ、“カラダにいいこと”してみませんか。
私はオイル漬けと水煮の両方を、気分や、その時々の食生活の傾向などによって使い分けています。
本日は、“地味ではありますが、ツナ缶はなかなかやりますぞ”というお話でございました。
最後まで、お付き合いいただいた皆さん、いつもありがとうございます。
感謝の気持ちを込めまして……☆彡
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