さて、『水分補給のタイミングを知って、太りにくいカラダにチェンジ』の後編でございます。
お水の飲み方ひとつで、体内を整えることができるなんて、ヒトの体は、本当によくできております。
小まめに水分補給をすれば良いのですけれど、
中には、お水の重要性は理解しているけれど、「お水は苦手で、たくさんは飲めない」という方もいらっしゃると思うのです。
だったら、抑えるべきポイントを押さえて飲んで、
脱水症状を防ぐための水分補給と、太りにくいカラダにチェンジする効果を欲張れた方が、
ほんの少し、お水を楽しみながら飲むことができるように思います。
もちろん、こまめに水分補給することが大前提なのですが、抑えるべき3つのポイントがありますので、
今回は、水分摂取のタイミングのポイントを確認したいと思います。
【水分摂取のタイミング】
◆ポイント1
まずは、朝起きたときと寝る前の水分補給です
この時間は、心身共にリラックスできているので水分の代謝率が高いのだそう。
しっかりと水分を摂ると、細胞の内側も外側も十分に潤うため、
効率よく脂肪を消費する準備が整うのだそう。
もしも、この代謝率が高い時間帯に体内の水分が不足していると、
細胞の内に含まれている水分を使って体を動かし、汗などを出すことになります。
そうしますと、細胞の内側と外側の水分バランスが崩れて浮腫みを感じたり、太ったように感じたりします。
お水を飲むから浮腫むのか、
それとも、少しお水を多く飲んだくらいでは、体内の水分量のバランスが整わないくらい体内に水分が不足していて、浮腫みを感じているのか。
ご自分の体の声を聴いてみてくださいませ。
◆ポイント2
私たちは、暑いと感じたときや、汗が出まくっているときに水分を補給する傾向にありますが、
実は、この時に補給した水分は代謝に使われず(=汗にはならず)排出されていくと言います。
これは、交感神経の指令によるもので、この時に体内で使われている水分は、
もとから体内に蓄えられていた水分なのだそう。
ですから夏の炎天下、コンビニ前で喉を鳴らしながら水分補給をしているサラリーマンの姿をみかけますが、
あの水分は体内を素通りしており、体内の水分量はそれほど増えてはおりません。
もちろん、あの水分補給も他の視点からみれば大切で、必要なのですが、
暑くなって、どうしようもなくなってから水分を補給するのではなく、
落ち着いている時にこそ、こまめに水分補給をすることで、体の機能を低下させずに済みます。
昼間にたっぷり水分を補給したら、今日はもう十分。
そのように思わずに、水分を補給してくださいませ。
◆ポイント3
お食事の時に、お水を召し上がりますか?
実は、お食事の前に水分を補給しますと、お食事で摂取したカロリーを過度に溜めこむことを防ぐことができるのだそう。
食事中には、基礎代謝を上げたり、脂肪を分解してくれるホルモンが分泌されるのですが、
このホルモンを分泌させるときに体が使うものが水分です。
体内の水分量が十分ではなく、脱水状態のまま食事をしますと、このホルモンが思うほど分泌されないため、
私たちの体は、摂取カロリーを脂肪という形で淡々と溜め込んでいくのだそう。
そうは言っても、お食事前にグラス1杯のお水を飲むのはツライ……と思われた方、
このお食事前に口にするお水は、二口、三口程度で十分なのだとか。
拍子抜けするくらい少量だと思いませんか。
これで、基礎代謝を上げたり、脂肪を分解してくれるホルモンを分泌してくれるのであれば、
損得の問題ではありませんが、飲んだ方がお得、ではないかと思うのです。
大人が痩せたいと思うとき、単純にスリムになりたいと言う場合もありますが、
コレステロール値や高血圧を意識されている方も多いと思うのです。
この時季は、自然とお水を口する機会も増えますので、
この機会に、脱水症状を防ぐための水分補給と、太りにくいカラダにチェンジする水分補給を同時に行ってみてはいかがでしょうか。
『水分補給のタイミングを知って、太りにくいカラダにチェンジ』の後編は以上でございます。
前編からお付き合いくださった皆さん、いつもありがとうございます。
今日も皆さんが笑顔でありますように☆彡
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