最近は、日本でもSNSでオリジナルレシピを公開する人が増えているブリスボール。
私は自分で作ったことはなく、数年前だっただろうか。
ヘルスボムという商品名で、オーストラリアから輸入されたものを何度か口にしたことがあるのだけれど、
その食感は、むっちりとしていて日本にある食品で例えるならば、
健康補助食品のソイジョイを、もう少し滑らかな食感にしたもの、のように感じた記憶がある。
数日前、このブリスボールの話題に触れる機会があったので、今回は、そのようなお話を少し、と思っております。
ブリスボールとは何ぞや?どこが体にいいの?などご興味ありましたら、のぞいていって下さいませ。
このブリスボールは、オーストラリア発祥のヘルシーなスイーツとして、
日本のコンビニや輸入食品を扱っているショップ、その他などでも購入することができるのだけれど、
作り方が簡単であることから、より自分の好みの物を求めてホームメイドする方が増えている。
健康に良いスイーツでありながら、まるでトリュフチョコレートのようにコロンと丸く可愛いルックスが受け入れられ、
健康志向の方々の間で広がったことが始まりだという。
発祥の地、オーストラリアでは、パッケージされた商品だけでなく、
自然派にこだわっているカフェなどでは、ケーキのようにショーケースに並べられて販売されているのだそう。
そして、このスイーツに興味をもったFOOD JEWELRY代表の坪井さんが、ブリスボールと名付け、
“罪悪感ゼロ”で栄養満点のおやつとして、日本発のブリスボール専門店を通して、その魅力を発信している。
罪悪感ゼロのヘルシーなスイーツと一口に言っても、その中身は様々だけれども、
このブリスボールは、お砂糖なし、添加物なし、グルテンフリーというコンセプトのもと、
ナッツやドライフルーツをふんだんに使って作られている。
ナッツやドライフルーツが健康のために良く、満腹感が得られることは多くの方が知っていることだけれど、
シンプルな味であることから、人によっては飽きてしまうこともあるだろうし、
正直なところ、この手のスイーツを一般的なスイーツと比較すると物足りなさを感じることもある。
坪井さんのブリスボールが注目されているのは、健康的なスイーツということだけにこだわるのではなく、
一般的なスイーツと遜色なく美味しいと感じられるブリスボール作りを意識されている点ではないかと思う。
このような経緯で、日本でも知名度を上げてきているブリスボールだけれど、自宅でも簡単に作ることができる点がもうひとつの魅力だ。
自分好みのナッツやドライフルーツに、食材をくっつけてまとめる役目となるきな粉や、
グルテンフリーのオーツ、カカオパウダーといったものをフードプロセッサーで砕き生地を作る。
これを、好みの大きさに丸めれば出来上がり。
お好みで荒砕き状のナッツや、ココナッツ、ゴマなどの食感を楽しめる食材をまぶして仕上げれば、異なる食感を楽しむこともできる。
ナッツやドライフルーツの甘味だけでは物足りないと感じた際には、
メープルシロップやハチミツを混ぜ込むなどしても良いのだとか。
ブリスボールは、オーブンや火を使ったり、時間を置いたりといった手間が無く、砕いて混ぜて丸めるだけの簡単3ステップスイーツなので、
小さなお子さんと楽しみながら作る方も増えているようだ。
健康に良いものではあっても、ナッツやフルーツに対して食物アレルギーがある方には不向きではありますが、
罪悪感ゼロで食べることができるブリスボール、機会がありましたら、お味見してみてはいかがでしょうか。
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