今年の夏ごろだったと記憶している。
友人が柔軟剤は効きが良いものと、そうでないものがあると言った。
私は、特別なお洋服を洗うとき以外は、洗剤や柔軟剤を使わない、マグネシウムを使ったお洗濯法に移行して1年以上経っていたため、
柔軟剤を毎日使っていたときのことを思い返していた。
※マグネシウムを使ったお洗濯にご興味ある方は関連記事からどうぞ。
しかし、いくら思い返しても柔軟剤の効きが良くないと感じたことは無かったため、様々なケースを想像しながら友人の話を聴いていた。
話の内容から、適量以上の柔軟剤を使い続けた結果、柔軟剤の効きに差があると感じているのではないかという結論が出た。
友人が感じていたのは、毎日きちんと洗剤と柔軟剤を使ってお洗濯をしているのに、
タオルや衣類がゴワついて柔軟剤が効かないというというもの。
効かないと感じた友人は少しだけ柔軟剤の量を増やして日々のお洗濯をするようになったという。
しかし、お気に入りの香りに包まれて癒されてはいるものの、
タオルや衣類などの肌触りが気になり、柔軟剤ジプシーが始まったという。
柔軟剤によっては、タオルや衣類が変色することもあり柔軟剤を使い切ることなく無駄にしたものもあると言った。
私は、花粉対策や、お洋服の生地劣化を抑え、生地の風合いを保ちたい衣類に関しては、現在も柔軟剤を気持ち多めに使用しているのだけれど、
日々使用するタオルや衣類に使っていた頃は、友人とは逆に、気持ち少な目を意識して使用していた。
しかし、これは、以前お話させていただいたことがあるのだけれど、
実は私にも、気持ち多めの柔軟剤を日々のお洗濯に使用していた時期があった。
私の場合は、タオルや衣類への変化は無かったけれど、
気持ち多めの柔軟剤を使い続けた代償として、洗濯機の乾燥機能が悲鳴をあげた。
その時に、メンテナンスしていただいた際のアドバイスもあり、日々のお洗濯で使用する柔軟剤は、気持ち少な目に使うようになったという経緯がある。
その時にいただいたアドバイスの中には、規定量よりも多い柔軟剤を使い続けると、
タオルや衣類の繊維が必要以上にコーティングされてしまうという話もあった。
これは、ビニールテープにビニールテープを重ねていくと、テープが硬い板のように変化する様子にも似ていて、
お洗濯ものが、柔らかで、滑らかな肌触りに仕上がりからは、徐々に遠退き、
柔軟剤による過剰なコーティングが施されたタオルや衣類は、ゴワつき硬くなり、
繊維が汗や皮脂を吸いあげられなくなるという。
ここから先は、コーティングが様々な影響で化学変化を起こして、タオルや衣類が黒ずんだり、変色しやすくなったり、
汚れさえも巻き込んでコーティングされるため、ベタつきを感じたり、タオルのパイルが抜けやすくなったりと、様々な違和感が出てくるという。
柔軟剤の効きに変化を感じたときには、使いすぎや
適量を使ってはいるけれど、お洗濯物の量が多いことが原因で、
柔軟剤がしっかりと濯ぎ切れていない状況が重なるなどの状況が考えられます。
そのような時には、柔軟剤を量を減らしてみたり、
多めのお水を使って汚れや洗剤、柔軟剤をしっかりと洗い流すことを意識してみると、状況が改善することもあるようです。
お洗濯ものの肌触りが残念仕上がりになるのも困りますが、
洗濯機が悲鳴を上げてしまうのも非常に困ります。
時には、柔軟剤の量を加減して、タオルや衣類、洗濯機の負担を減らしてみてはいかがでしょうか。
何かしらのヒントにしていただけましたら幸いです。
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