幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

春バテ、していませんか?

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数年前から、この時季になると耳にする「春バテ」というものがある。

初めてこの言葉を聞いたときには、一瞬、夏バテの誤りでは?と思ったけれど、春には春の春バテというものがあるという。

その症状は人によって様々だけれども、眠くなったり、体がだるかったり、眩暈がしたり、肌が荒れたり、疲れが取れ難かったり、気分がスッキリしなかったりといった不調なのだそう。

春に限った症状ではないことから、この時季はそのようなものだと割り切っていることも多いけれど、それこそが春バテというものらしい。

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春バテを引き起こす原因は、この寒暖差である。

先日、この時季の日本列島の上空には強い偏西風が吹いており、

高気圧や低気圧がどんどん移動していくため、気圧が激しく移り変わり、お天気を不安定にしているという話題に触れたけれど、

このように気圧が激しく移り変わると、私たちの体は、自律神経の切り替えをスムースに行うことが難しくなるという。

本来自律神経は、昼間は交感神経のスイッチがオン、夜は副交感神経のスイッチがオンの状態なのだけれど、

この時季は、昼間メインで働いている交感神経が、なかなか副交感神経に切り替わらず、体が休みたくても休めない状態になることが多いのだそう。

しかし、日常生活は待ったなし。

春は、自分自身や家族、関わっている方々の生活のリズムや環境が変わることも多く、知らぬ間に緊張してしまっていたり、ストレスを感じていることもある。

更に、寒暖差はあるけれど季節は春ということで、薄着で過ごすことが増え、血行不良を招いたり、冬よりも体を冷やしてしまっていることも。

そこに、花粉によるストレスやダメージなども加わるため、

春先は、自律神経を乱れさせて「春バテ」を引き起こす原因が想像以上に身近なところに転がっているということのようだ。

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自律神経が乱れてしまうと、美容にも健康にも芋づる式に響くため、小まめにケアしておくに限ります。

簡単に言うならば、「体を冷やさずに温めて、しっかりと眠りましょう」ということなのですが、

そうしていても上手くスイッチが切り替わらないから

眠くなったり、体がだるかったり、眩暈がしたり、肌が荒れたり、疲れが取れ難かったり、気分がスッキリしなかったりといった不調が出るのだと思うのです。

このような時には、目元や首元を蒸しタオルや蒸気が出るアイマスクなどを使って温めると、

短時間で交感神経から副交感神経に切り替えることができるのだそう。

目を閉じて目元を温めれば、脳が余計な情報処理によって働くことを遮ることもできるため、

神経の切り替えだけでなく、脳を休ませることもできますし、目の周りの血行を促して厄介なクマ退治もできて一石二鳥以上です。

眠っているのにエネルギーチャージができていないなんて残念ですので、

この時季の神経の切り替えは、お休み前に蒸しタオルや蒸気が出るアイマスクなどを使って手動で行うのもアリではないでしょうか。

そうそう、体を内側から温めることや、春ファッションはインナー等を上手に使って体温調節しながら楽しむこともお忘れなく。

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