幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

実験気分で、浴室内のキレイを出来るだけ長く保たせるコツ探し。

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そろそろ肌離れが良いタオルケットも引っ張り出しておこうかしら。

そう思いながら手帳へ視線を落とすと、いつの間にか立夏が過ぎていることに気が付いた。

どうりで日差しは日に日に熱を増し、気温も高いはずである。

先日久しぶりに通った川沿いは、一気に芽吹いた感漂う雑草が茂り放題で、懐かしい季節の匂いがした。

今年の立夏は5月6日だったようなので、暦の上では既に夏が始まっているということになる。

こうして来るべきタイミングでやってくる自然の変化を、ありがたいと感じられるようになったのは、最近のことかもしれない。

ここ最近のことも思い返しながらお茶を……と言いたいところだけれど、この日はそのようなことを思い返しながらお風呂掃除をしていた。

湿度と言えば梅雨のイメージがあるのだけれど、意外にもこの時季の湿度は高い。

気温は急激に上がり、恵みの雨も増え始めるため、この時季の浴室内は、菌が繁殖しやすい室温と程よい温度に保たれた水分、洗い流しそびれた皮脂などがいい塩梅で混在し、

どんなに丁寧なお掃除をしていても、ぬめりや黒カビ、赤カビといったものが増えやすいのだ。

これは、普段から浴室掃除をしている人にしか伝わらないことのように思うのだけれど、

黒カビや赤カビが出来ているからと言って、お掃除をサボってしまったのではないということ、これを、声を大にして言いたくなるのもこの時季である。

どんなにお掃除をしていようが、現れるときは現れる、それがカビである。

私の言い分けのような流れになってしまっているけれど、少しでもカビに有利な状況が整ってしまうと、普段の浴室掃除だけでは追い付かなくなるため、

ズボラな私は、浴室内のお掃除が簡単になるよう、梅雨が来る前に本格的なお掃除とカビ対策を施しておくのである。

今回は、そのようなお話少し。

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先日、浴室内の鏡に付着してしまったウロコ汚れの見分け方に触れたのですが、あの見分け方をここでも使います。

浴室内のお掃除をしたにも関わらず、翌日に黒カビや赤カビが薄っすらと出来くるようであれば、

浴室内の床や浴槽、壁などに落としそびれた汚れ、シャンプーや石鹸などの成分に皮脂が混ざってできた湯垢汚れが原因になっていることがあります。

ですから、このようなときには、汚れに適したもので仕上げ洗いをすると良いのですが、

使われている石鹸の成分によって酸性の洗剤(市販のものやクエン酸)が効く場合と、アルカリ性の洗剤(市販のものや重曹)が効く場合と別れます。

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細かい成分を確認して判断してもいいのですが、成分名などを調べたり覚えるは大変と感じる方もいらっしゃるかと思いますので、

学生の頃の理科の実験気分で、とりあえず2パターンあるらしいけれど、我が家はどちらの仕上げ洗いが合っているのだろう?

という観察のもと、キレイな状態が長持ちする方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

もし、見つかった方法でお掃除をしていて、効果が落ちてきたと感じるときは、

使っているシャンプーやボディーソープ、その他浴室内で使用しているものを変えたことによって、浴室内に残る汚れの質が変わったサインである場合も。

そのようなときには、改めてもう片方の洗剤を使ってみることで再び、お掃除にかかる時間を短くしたり、キレイな状態を長持ちさせることができます。

カビが繁殖しやすい時季は、浴室内に残っている落としそびれた汚れを一掃し、換気時間をこれまでよりも少し長く設定するだけで、随分とラクになりますので、

何かしらのヒントや閃きのきっかけに思い出していただければと思います。

そして、できた時間はご自分の為に、美味しいお飲み物を淹れて差し上げて下さいませ。

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