幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

シークレットワードとして使ってしまった名。

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夏休みだからだろうか。

恐竜のおもちゃを握りしめている子どもを何度も見かけた。

恐竜は少年の心を躍らせる何かを備えているのか、恐竜のおもちゃを握りしめていたのは、男の子ばかりであった。

恐竜と男の子を安易に結びつけてしまうのは違うような気もするのだけれど、目にした光景は、そう結び付けてしまうような光景が多かった。

恐竜と言えば、英語のダイナソー(dinosaur)でも通じるほどの存在だけれども、語源は、「恐ろしいくらい巨大な」という単語と「爬虫類」を意味する単語を合わせた造語だと言われていることが多いそうなのだけれど、

単語を細かく辿りつつ、名付け親である古生物学者が書き残している文献を見ると「恐ろしいくらい巨大な爬虫類/恐ろしい爬虫類」という意味ではなく、「偉大な爬虫類」という意味でダイナソー(dinosaur)と名付けられたことが分かるのだとか。

そのような話をしてくれたのは、恐竜映画を観た感想を交わした当時の同僚である。

「恐ろしい」と「偉大」では、恐竜に対して受ける印象が大きく異なるけれど、これもまた、言葉と人が交わる際に起きる、ちょっとしたハプニングだ。

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同僚は、恐竜の名前は、似たような名前が多くて紛らわしいと言った私に、興味深い話をしてくれた。

私が記憶している恐竜の名と言えば、ティラノサウルスやプテラノドンくらいなのだけれど、この名前の一部として組み込まれている「サウルス」や「ドン」には意味があるというのだ。

サウルスはトカゲを表す単語とのことなので、恐竜の名前の中にサウルスという単語があれば、それはトカゲの恐竜ということだという。

他にもたくさん教えてもらったのだけれど、私の記憶に残っているのは「サウルス」のみで、〇〇サウルスと見聞きすると、心の中で「これはトカゲか」と思うようになった。

どうして、この単語だけハッキリと記憶に残っているのだろうかと不思議に思い、記憶を手繰りよせたところ、当時の上司が非常に支配的な物言いをする方だったことを思い出した。

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多くの方が一度は耳にしたことがあるであろうティラノサウルスという名前の恐竜がいるけれど、この恐竜の名前は「支配的なトカゲ」という意味があるという。

そのような話の流れから、私と同僚は密かに、その支配的な物言いをする方のことを「ティラノ」と名付け呼んでいた。

ご本人の耳に伝わることの無いまま、私も同僚も異業種へと移ったこともあり、いつの間にか、そのような出来事も忘れてしまっていたけれど、何かと関連付けて記憶されたことは、強く記憶に残るようである。

恐竜の名前には、色々な意味が含まれているようなので、機会がありました際には、恐竜の名前の奥をちらりとのぞいてみてはいかがでしょうか。

そして、遠い日のワタクシたちのように、その名前をシークレットワードとして使用する際には細心の注意を!!

本日も、ワタクシ柊希にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

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