以前、『湯船デ歯磨き。』のタイトルのもと、何となく、お行儀が悪いような気がしていた入浴中の歯磨きが、巷で推奨されていたことに対する驚きとその他諸々をシェアさせていただいたことがあります。
今回は「湯船デ」シリーズ第二弾ということで、入浴中の正座話をシェアさせていただければと思っております。
確か4、5年ほど前だったと記憶しているのですが、時々お世話になっている経絡アロマセラピストに薦められたことが始まりでした。
何をするのかと言うと、湯船で体が温まった頃を見計らって正座をするのです。
まずこのとき注意することは、大丈夫だとは思うのですが、ツルンと滑ってケガをしないように気をつけること。
その上で背筋を伸ばし、お腹を凹ませて背中側にくっつけるようなイメージで下腹に力を入れた状態を2分~3分間キープします。
この時の呼吸は、普段通りの呼吸で良いのですが、お腹を凹ませたまま、しっかりと吸ってしっかりと吐くことを意識すると、全身にフレッシュな酸素を行き渡らせることもできます。
することが分かった次は、湯船で行う正座が、どのようなラッキーアクションなのかと申しますと、
骨盤の歪みが改善し、内臓が正常な位置に収まるようになり、お腹周りが引き締まっていくと言われております。
また、血の巡りが良くなっている状況下で、適度にふくらはぎが刺激されますので、脚の浮腫みも緩和されていきます。
1日2分~3分ほどの正座をすると体内のバランスが整うなどと言われておりますが、これを湯船の中で行うと浮力の力を借りることができますし、既に全身の血の巡りがスムースになっているため、ラクにボディーメンテナンスを行うことができます。
ただ、ラクだとは言え、思っている以上にお腹周りや腰周りの筋肉を使いますので、この辺りの筋肉が十分ではない方は正座をキープすることが少々大変かもしれません。
それでも、毎日行っていれば自然と必要な筋肉が正しい場所についてきますので、
ポコッと出てしまったお腹や腰周りについた余分なお肉を手放したい方、毎日運動する体力は残っていないけれど、食欲の秋で体重が増えてしまうのは嫌という方、冷え性を改善させるために血の巡りをよくしたい方など。
「湯船デ正座」を有効利用してみてはいかがでしょうか。
小さいお子さんは、湯船を出る前に肩までしっかりお湯に浸かるように言われるものですけれど、大人は湯船を出る前に、しっかりと正座を。というイメージかもしれませんね。
先日は、免疫力を上げるためにバスタイムを利用するコツをシェアさせていただいたのですが、ただ汚れを落とすだけの時間ではなく、求めるものに応じてご自分のバスタイムを、楽しく、心地良いものに是非。
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