様々な分野でアマビエさんが大活躍である。
(※アマビエとは何ぞや?という方は、下記の関連リンクからどうぞ。)
アート作品で目にするだけでなく、アマビエさんを模ったスイーツが登場したり、厚生労働省も啓発用アイコンにアマビエさんを使うなど、活躍の場は広がる一方だ。
ただワタクシ、ひとつだけ不安に思っていることが。
それは、いつの日か、うっかり「アマエビ」と発するか書き記すかしてしまいそうな気がしているのである。
今も、その不安を吐露しながら画面上にタイプした「アマビエ」の文字を幾度も確認しているところである。
問題なく書き記していることが確認できたので余談はこの辺で終わりにして、今回はTシャツのお話でも。
暑くなってきたこともあり、Tシャツを着る機会がこれから増えてくるのだけれど、男性と女性では脱ぎ方が異なるという話がある。
男性の場合は、両手を首の後ろに回してTシャツの襟部分を掴んで引き上げるようにして脱ぎ、
女性の場合は、ウエスト辺りで腕をクロスさせて、裾部分を掴んで体から生地を引き剥がすようにして脱ぐことが多いという。
この違いは、Tシャツの作りが男性と女性とでは異なるという理由からきているようだ。
動きやすさを重視した男性用のTシャツは、サイズに余裕を持たせた作りが多くいため、引き上げるようにして脱ぐ方がラクで、
女性用のTシャツは、今はオーバーサイズのものやメンズライクなものなど幅広い選択肢があるけれど、ベーシックな作りものは、女性のボディーラインをきれいに見せることを重視して、程よく体にフィットした作りになっていることが多いことから、
自然と腕をクロスさせた状態で、腕をクロスさせて裾部分を掴んで引っ張り上げて脱ぐ方がラクだという。
女性は、この辺りの対応が柔軟なので無意識にTシャツの作りを察知し、Tシャツに合わせた脱ぎ方をしていることもあるという。
このような傾向がみられるため、昨今はTシャツのラインやデザインも多種多様ではあるけれど、Tシャツの脱ぎ方を見れば、どのようなタイプのTシャツを好んで着ているのか、ある程度は予想することができるようなのだ。
私は、このどちらにも当てはまらず、お洋服が伸びないか気にしつつ片腕から引き抜くようにして脱ぐタイプなのだけれど、
時折、Tシャツやカットソーの作りに合わせた脱ぎ方をしてみると、とても理にかなっていると感じるのである。
しかし、そう感じつつも慣れない脱ぎ方は落ち着かず、片腕から引き抜くスタイルに定着している。
他にも、自分で着替えられるようになった小さなお子さんたちのTシャツの着方を観察してみると、親がどのように着せていたのか予想することができるという。
頭らスポッとかぶせてから腕を通すように着せられていた子は、手にしたTシャツを、まずは頭からスポッとかぶることが多いという。
一方、両腕を袖に通してから頭にかぶるようにして着せられていた子は、まずは両腕を袖に通すことから始めることが多いのだそう。
ここから、本人が試行錯誤を繰り返して自分が一番着替えやすい方法に着地するようなのだ。
ちょっとした人との違いや癖の中にも過ごしてきた歴史が刻み込まれているようで興味深く、違いが愛おしいものに見えてくる。
Tシャツを脱ぎ着する際には、今回の何かしらを思い出していただいて自由な視点でお楽しみいただければと思います。
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