お気に入りのエコバッグを洗濯し、除菌した。
キッカケは、先日耳にした話である。
話の中身は、現在、サイズやデザイン性に富んだエコバッグが多数登場しているけれど、抗菌コートしてあるものや、除菌のお手入れができるものという条件を挙げる方も増えているというのだ。
私は、そこまで深く考えて選ばなかったものだからデザインとサイズを重視してしまったけれど、このご時世、そのような条件つきのものを探す方の気持ちもよくわかる。
その抗菌コートの効き目がどれくらいのものなのかは、素人の私には分からないけれど、食材を入れることもあるエコバッグだ。
そのような配慮がされたものであれば、使う側の様々な負担も軽減されるように思う。
エコバッグに付着する汚れの多くは、見た目に分かるほど大胆なものではないから、お洗濯しないまま汚れが目立ってきたら次のものへと買い替える方も多かったようなのだけれども、世の中の状況とも相まって使い手の意識や使い方にも変化が出ているようだ。
私のエコバッグも、見た目は全くと言ってもいいくらい汚れていないのだけれど、ウイルス対策という視点で初洗いしたというわけである。
あまり出番がない保冷機能つきのものは、中身と外側をアルコールで拭きあげて裏返し、ありがたいお日様の光で消毒をした。
使用頻度が多く、常にバッグに入れている大小2つのエコバッグは、ナイロン製だったため、手洗いと除菌を施した。
まずは、洗面シンクに水を張り、おしゃれ着専用洗剤を溶かしたら、広げたエコバッグを浸してしっかりと押し洗い。
きれいな水を張り直して濯いだあとは、私が長年愛用している色柄ものにも使用できるワイドハイターEXを溶かしいれた水に3分ほど漬け置きした後、しっかりと濯ぎ、こちらもお日様の下で乾かしたら出来上がりである。
消毒液を使った本格的な除菌、消毒方法もあるけれど、ワイドハイターEXは、使用する度に抗菌性を発揮すると言われている漂白剤なので、お洋服の漂白、消臭、除菌に使うだけでなくエコバックのお洗濯にも使うと良いように思う。
物に付着したコロナウイルスの生存日数は、物によって異なるようだけれど1日から数日間と言われている。
専門家の話の中には、繰り返し使用するエコバッグが知らぬ間にウイルスの温床にならないように適切な扱いをした方がよいと注意を促しているものもある。
確かに、エコバッグに食材などを入れて持ち帰った際、日々の何気ない動作からウイルスをキッチン内に広げてしまうこともゼロではない。
だから、洗える素材のものは、見た目の汚れ具合ではなく無理のない範囲内で丸洗いし、洗えない素材のものは除菌スプレーやアルコールシート、消毒液を含ませたダスターなどで拭きあげるなど、自分が行いやすい方法でお手入れをしておくと良いように思う。
あと、注意しておきたいのは、エコバッグごとキッチンカウンターにドンッと乗せないことだろうか。
私もうっかりやってしまうことがあるのだけれど、口に入るものを扱う場所は、出来るだけ清潔な状態をキープしておいた方が安心なので、エコバッグごと床に置く習慣をつけておくことも、自分でできる予防策のひとつであるように思う。
これからエコバッグを購入しようと思っている方や、買い替えの時期だと言う方は、このような視点も含めて選ぶのも手かと思います。
そして、自分で出来ることや自宅でできることは、簡単なことから少しずつ習慣化させておくと様々なリスクを減らすことができますし、自分にとって必要なものを常識の範囲内でストックしておくこともできるかと。
何かしらのキッカケやヒントにしていただけましたら幸いです。
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