幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

剥き方に個性あり。

f:id:hiiragi1111:20200212115146j:plain

食べ時を逃してしまったポンカンが4つ、ダイニングテーブルの上で瑞々しさを失いかけていた。

どうしたものかと眺めた末、使い切りのポンカンジャムを作ることにした。

作ると言っても、4つしかないポンカンで作るのだから作業時間は10分弱ほどである。

私は購入するジャムもそうなのだけれど、ジャムにお砂糖は使わない。

糖質制限をしているわけではないし、「お砂糖」イコール「敵」だなどとは思っていないけれど、本当に必要な時や欲している時にだけ加えたり、口にするくらいでちょうどいいと感じるからである。

塩分過多が続くときにも感じるのだけれど、お砂糖の保水力の影響なのか、お砂糖過多のものが続くと体が浮腫んでしまうのだ。

やはり、お砂糖やお塩といった調味料の威力は、良くも悪くも影響力が大きい。

それでも、お砂糖を含めた糖質を完全に絶たないのは、糖質は体内でブドウ糖に姿を変えて脳にとって大切なエネルギー源になることと、糖質を含む食品には、気持ちを穏やかに安定させることに働くセロトニンの分泌に一役買ってくれるからである。

どのようなものにも長所と短所がある。

どちらかが際立って見えるときというのは、そのような視点から見ているからというような気がしているので、できるだけいい塩梅を探すことができたらと思う。

この日は、ポンカンが焦げ付いてしまわないよう、じっくりと煮詰め、無農薬の皮も刻んで入れることにした。

十分に甘く仕上がったジャムは、翌日のティータイムのおともだ。

そのまま食べるには美味しさが半減してしまったであろう見た目と化したポンカンは、ジャムになって美味しさ復活である。

人助けならぬポンカン助けを終え自画自賛しながらキッチンの片づけを始めた。

f:id:hiiragi1111:20200212114623j:plain

そういえば、数日前に「和歌山むき」と呼ばれる蜜柑の剥き方があることを知った。

どのような剥き方なのかと言うと、蜜柑のヘタ(頭の部分)を下にして、蜜柑の下の部分の中央に親指を刺すようにして蜜柑を縦に割るのだ。

この時にヘタの部分は辛うじて残しておき、次に蜜柑に入った縦の切れ込みが横に向くように持ち替え、同じように再び縦に割る。

こうすると、縦横十字に切れ込みが入り蜜柑は4分割に。

あとは、皮から剥がすようにして身を取り出すという剥き方である。

私はパックリと2分割に分けた後、それぞれのヘタの部分から実の塊を一度に取り出すようなイメージで皮を剥ぐのだけれど、蜜柑の剥き方にも色々とあるのだなと改めて。

私の周りには、蜜柑の裏側からバナナの皮を剥くようにして少しずつ剥き進めていき、食べ終えた後にはヒトデのような姿になった蜜柑の皮が残る人や、蜜柑のヘタから白いスジと一緒に皮を剥く人、茹で卵の殻を剥くように皮を剥く人、先ほどの和歌山むきをする人など様々。

蜜柑の剥き方を習った記憶はないけれど、家族だからと言って全員が同じ剥き方をしているということでもないようだから、蜜柑の剥き方には個性が表れるようである。

皆さんで蜜柑を召し上がる機会がありました折には、その剥き方に注目してみるのも冬の楽しみのひとつなのかもしれません。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

「覚えておかなくては」ではなく「思い出し作戦」で。

f:id:hiiragi1111:20200212103151j:plain

その願いは、願うよりも早く叶った。

先日、『鮮魚とチョコレートのコラボレーション!?』のタイトルのもと、チョコブリという魚の話題に触れた。

チョコブリとは、人が口にするチョコレートを混ぜたエサを出荷前に与えられたブリのことなのだけれど、ひょんなことから、そのチョコブリを食べる機会が訪れたのである。

「これが、あの!」

それが私の第一印象である。

仕掛けを既に知っていることを差し引いてみても確かに身の色艶が良く、桜色を思わせるような淡いピンク色をしていた。

その色艶を前に、チョコレートに含まれているポリフェノールの効果は、なかなかのものだと思った。

一番気になっていたお味も、脂の甘味がしっかりとしていて美味しかった。

しかし、チョコブリの存在を知らぬ状態で「ブリです」とだけ言って出されたのなら、チョコレートの風味が全く残らないチョコブリから、その良さやバックグラウンドに気付くことはできなかったように思う。

そのようなことを思いながら、初めて口にするチョコブリを大切に味わった。

f:id:hiiragi1111:20200212103012j:plain

そうしていると、近くの席にいた方々の会話が耳に届いた。

会話の中心は、思い出せないことが多くて困るというものだったけれど、その場を包んでいた空気はネガティブなものではなく、聞こえてくる笑い声に思わず口元が緩んでしまった。

思い出せていたことや知っているはずのことを思い出せないとき、多くの方が年齢のせいのしてしまうことがあるけれど、

思い出せなくなった物事は、今の自分にとって必要なくなったものであったり、記憶しておくべき優先順位が下がってきたものだったりするという。

簡単に言うならば、どうでもいい内容なのである。

脳は未知の領域だと言われることがあるけれど、様々な情報にまみれて過ごしている私たちの脳は、大切な情報から順番に記憶に残していく作業を日々、行っているという。

そう言われて、思い出せなくなってきたことを振り返ってみると、興味や執着が薄れてきていることが多いようにも思う。

だから、このような状態そのものは、悪いことでも老化でもないのだけれど、大切なのはここから先の脳の使い方だときく。

f:id:hiiragi1111:20200212102950j:plain

脳は、私たちの意志などお構いなしに情報の選別作業を行っているため、私たちが忘れてしまった物事を再び「覚えておかなくては」と力んだところで、記憶しておくべき優先順位が低いそれらの順位が上がることは少ないという。

思い出せないことをそのまま放置してしまえば脳の老化に繋がり、「覚えておかなくては」と再度インプットしようとすると無駄になる。

だから、このようなときには「覚えておかなくては」ではなく「思い出そう」とすることで、それらが完全に記憶から抜け落ちてしまうことを防ぎつつ脳を若返らせることに繋げるといいそうだ。

でもどうやって?

f:id:hiiragi1111:20200212103048j:plain

以前私が、脳の仕組みに詳しい知人にそう尋ねてみたところ、前日の食事を全て思い出したり、女性であれば、自分が持っているお洋服を全て思い出してみる。

他にも、料理をする人であれば冷蔵庫や冷凍庫、食品庫などにあるものを、見る前に思い出してみるといった簡単なもので十分だと返ってきた。

そうすることが良いと聞いてゲーム感覚で何度かやってみたことがあったけれど、いつの間にか、そうすることに興味が薄れて今に至っていることを、近くの席で食事を楽しむ方々の笑い声を聞いて思い出した。

「思い出し作戦」を忘れてしまったということは、今の私には必要ないということだろうかと思ったけれど、翌日、思い出しついでにゲーム感覚で冷蔵庫の中を思い出してみることに。

今のところ私の脳は大丈夫そうであった。

それにしても人の体は自分が思う以上にハイスペックである。

「覚えておかなくては」で思うように覚えられないときには「思い出し作戦」などいかがでしょうか。

関連記事:

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

菜の花も春を待つ。

f:id:hiiragi1111:20200209220313j:plain

サラダに春を添えたくて、冷蔵庫から菜の花を取り出した。

ここで言うところの菜の花は菜種油をとるアブラナのことである。

いつだったか、野菜ソムリエの方に「菜の花」という呼び方は、アブラナ科の植物の総称なので、細かく言えばキャベツやブロッコリーの花も「菜の花」のひとつだと教えていただいたことがある。

そして、私たちが「菜の花」と言って購入する春野菜も、よく見てみると茎が付いているものと、蕾の部分だけをカットして集められたものとある。

私は何となく、その時に手に入るものを購入していたのだけれど、聞くところによれば、後者の方は、あの秀吉さん(豊臣秀吉)が切り花用に栽培していたものを、随分と時が経ってから、蕾の部分を食べる野菜として栽培するようになったものなのだとか。

この日、冷蔵庫から取り出した菜の花は、秀吉さんが発信した菜の花ではなく茎までいただくことができるタイプのものだったけれど、そのような話を思い出したこともあって

秀吉殿、あなたが栽培を促した菜の花ではないけれど、こちらもなかなかキレイな花を咲かせるのではないかと思うのですが……と、脳内で独り言を呟きながら一本だけ、デザート用のショートグラス挿してキッチンに飾った。

f:id:hiiragi1111:20200209215829j:plain

お浸しも魅力的な一品だったけれど、そちらは次の機会のお楽しみにとっておき、残りはさっと茹でて、サラダボウルの中で他のお野菜とワシャワシャと混ぜ合わせで春サラダに仕上げた。

菜の花は、葉物野菜の中では栄養豊富な部類に入るけれど、特に多く含まれているのはビタミンCやβカロテンだと言われており、これらの栄養素は、お肌のコンディションを整えるだけでなく、免疫力を高めたり、細胞が錆びないようにも働いてくれている。

ビタミンCの比較対象としてよく目にするのはホウレン草なのだけれど、ビタミンCはホウレン草の3、4倍ほど多く含んでいるというから、同じお浸しを作るにしても、この時季は菜の花を積極的に食べようかしら、と思ってしまう。

それに、菜の花に含まれる大人の苦みは、例のアレ。

冬仕様の体を目覚めさせるスイッチも兼ねていて、一石二鳥である。

今年の冬は、私たちのちょっとした隙を厄介なウイルスが狙っているようなので、こまめに細胞レベルから免疫力を高めておきたいようにも思う。

f:id:hiiragi1111:20200209215809j:plain

怯えすぎるのも気疲れしてしまうので、やるべきことや出来ることが分かったら、あとは気持ちを切り替えて春の兆しを楽しむ気持ちで、春の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

あれやこれやと思い出しながら幾つかの春野菜を調理していると、キッチンの熱に反応したのか、1本だけ挿しておいた菜の花の蕾が、鮮やかな黄色をのぞかせ始めていた。

菜の花もまた、暖かい春が待ち遠しいようである。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

理髪店のフィギュアを外から眺めつつ。 

f:id:hiiragi1111:20200209153645j:plain

古い理髪店の前を通ると、窓際に漫画のキャラクターを模ったフィギュアが並べられていた。

それらは全て親指の長さほどの大きさのもので、ひとつひとつはそれほど大きいものではなかったけれど、床から天井まである窓の下半分ほどの面積を占めており、それなりの存在感を放っていた。

フィギュアのほとんどが新旧入り乱れた漫画のキャラクターで、酷くくたびれてしまっているものも並んでいるところを見るに、店主が子どもの頃からコレクションしてきたものなのではないだろうか、と勝手に想像した。

日本人は、この手のものを作る技術に長けているように思う。

古くは、根付(ねつけ、ねづけ)と呼ばれる留め具、今で言うところのキーホルダーやウォレットチェーンのような類の小物なのだけれど、ここに動物や植物を模った飾りを付けるなどして楽しんでおり、今では装飾美術品としての価値が付けられているほどのクオリティーを持っている。

他にも、ケーキの飾りとして使われているマジパン細工なども、日本の菓子職人の手にかかれば、お手の物である。

f:id:hiiragi1111:20200209154007j:plain

マジパンと言えば、日本ではケーキの飾りに使われるイメージが強いように思う。

お砂糖とアーモンドを粉末にしたもの、卵白などを混ぜ合わせてペースト状にしたもので作られるため、作りたてはねっとりとした食感なのだけれど、時間が経つと水分が蒸発して硬くなる性質がある。

私は子どもの頃にマジパンで作られた飾りを口にし、あの硬さで嫌な思いをして以来、マジパンが少しばかり苦手だったのだけれど、マジパンが練り込んであるというシュトレン(シュトーレンとも)を口にして、その記憶が塗り替えられ今に至っている。

f:id:hiiragi1111:20200209153725j:plain

ドイツのシュトレンは、レシピや呼称に法律で定義がつけられており、その中には「マジパンを入れること」という項目もあるのだけれど、マジパンが練り込まれたシュトレンは、しっとり感とアーモンドの風味が加わり味に深みが出るように思う。

このマジパン、もとは中東で食べられていたお菓子がヨーロッパに渡り広まったと言われているのだけれど、ドイツのお菓子としての知名度が高いのは、

ドイツのある町が食料危機に陥った際に、当時大量にあったアーモンドを形成して(マジパンにして)村人に配ったという出来事から、その町でマジパン作りが盛んになったからではないかと言われている。

最近では、シュトレンの知名度も安定してきたからなのか、クリスマス時期以外でも、パン屋や洋菓子店でシュトレンを見かけることがあるので、ご興味ありました折にはマジパン入りのシュトレンをお味みしてみてはいかがでしょう。

とは言ってみたものの、やはり私の中でのマジパンと言えば、色々な意味で食べることを躊躇してしまう甘くて硬い、あれである。

理髪店のフィギュアを眺めながら、そのようなことを思った日。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

2月の誕生月花でもあるフリージア。

f:id:hiiragi1111:20200208232431j:plain

駅の改札を出た辺りで花束を持った女性とすれ違った。

花束に使われている花も色も分からなかったけれど、フリージアの甘やかな香りがした。

すれ違いざまにほのかに香る香水も素敵だけれど、花束の香りもいいものである。

フリージアは、2月から3月の誕生月花のひとつに挙げられることが多い花で、すぐそこまで来ている春を感じさせてくれる花だ。

色は黄色の知名度が高いように思うけれど、白やピンク、オレンジや赤に紫色などもあり、この時季の花束に少量加えると春らしさがグッと増す。

日本の花屋で目にするものは黄色と白がほとんどなので、他の色をしたフリージアにお目にかかれたならば、とてもラッキーなのではないだろうか。

出回っているそれの多くを黄色と白が占めている日本のフリージア事情の影響なのかもしれないのだけれど、私は、黄色と白のフリージアをミックスして飾るのが好きで、毎年2月から3月辺りに1、2度ほどフリージアを買っている。

蘭の花のように、もしくは稲穂のようにと言った方がイメージしやすいだろうか。

フリージアは、1本の茎にいくつもの蕾を付けているので長く咲き姿を楽しむことができる上に、香雪蘭(コウセツラン)という和名が付くくらい、とてもしっかりとした香りを放つため、初めて購入する方は1本でも十分にフリージアを堪能できるように思う。

f:id:hiiragi1111:20200208232353j:plain

フリージアは、ぷっくりとした見た目の可愛さと、しっかりとした香りのギャップも個性だけれど、他にも色々と隠し持っている花である。

その中のひとつは、環境の変化に非常に強く、環境の良し悪しによって種を残すか球根を残すか臨機応変に対応して次の世代にバトンを渡す植物だということ。

このような性質を持った植物を他に知らなかったこともあり、記憶に残っているのだけれど、なかなか骨太気質だ。

そしてもうひとつは、過去記事内でも触れたことがあるのだけれど、フリージアが持っているセラピー効果である。

フリージアは、飾っていると背中のコリや痛み、関節の痛みなどが不思議と緩和すると言われることがある花なので、セラピー効果を考えずにフリージアに惹かれるときというのは、体が自然の力を使って体内の小さな不調を取り除こうとしているときでもあるように思う。

何だかおまじないのようにも聞こえるけれど、この効果に関しては、体験談をよく見聞きしており、私自身も感じた事があるため、過度な期待はしないけれど、このような効果も楽しみのひとつに加えて選ぶ花である。

f:id:hiiragi1111:20200208232859j:plain

この日は、すれ違った女性のおかげで、もう、そんな季節なのかと、一年ぶりに久しぶりにフリージアのことを思い出した。

今年は何色に出会えるのか、それをちょっとした楽しみに花屋をのぞいてみようと思っているところである。

機会がありました折には、フリージアの香りで春を感じてみてはいかがでしょうか。

そして、2月にお誕生日を迎えられる(た)全ての皆様、

お誕生日、おめでとうございます。

新しい1年も、Happy & Smile溢れる日々でありますように☆彡

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

陽だまりの贅沢。

f:id:hiiragi1111:20200208165612j:plain

リビングに大きな陽だまりができていた。

これ、私が好きなもののひとつである。

目を通す予定でいた期日間近の資料の全てを持って、この陽だまりの中に座った。

しばらくすると、太陽に温められた血液が全身を駆け巡る合図を送ってきたのか、足の指先がジンジンとし始めた。

資料を横に置いて陽だまりの中に寝転がると、日焼けなどどうでもよいと思えるような心地良さの中、体温がじんわりと上がり始める。

閉じた瞼の裏側にはオレンジ色を混ぜたような赤色が広がっていて、太陽を直接見ることはできないけれど、もしも直接見ることができたなら、太陽は、こんな色をしているのではないだろうかと思う。

あまりの心地良さに瞼が開けられなくなり、右へ左へと転がりながら日光浴を楽しんでいると、英国で度々目にした「SUN(太陽)」と書かれた旅行会社の広告を思い出した。

そのような広告が多いことに気が付いたものの、どうして「太陽」というワードがセールスポイントになるのか分からなかった私は、その訳を頼れる知人であるエリザベスに聞いたことがある。

すると、「訳がわからないのは日本人が贅沢だからよ」と返ってきた。

このエリザベス、子どもの頃に日本で暮らしていた経験があり、とても流暢な日本語を話すことができるのと同時に、日本のことも母国のこともとても冷静に観察できる目を持っていた。

f:id:hiiragi1111:20200208165306j:plain

彼女の話によれば、イギリスを含めた北ヨーロッパの地域の夏は短く、日本のような残暑というものもない。

そして、ヨーロッパにも秋という言葉は存在してはいるものの、北ヨーロッパは、夏が終わればすぐに冬が始まるようなところであり、そこで暮らす人々は、一年の半分以上を、鉛を空に溶かしたような曇り空の下で過ごしている。

それが何か?と思ってしまうけれど、太陽の存在は、私たちが思う以上に大切で、日照時間が短いこの地域では夏が終わると、季節性うつ病患者が増えるのだ。

だから、ヨーロッパの人たちは長期休暇となれば、太陽を求めて旅へ出るため、旅行会社の広告には「太陽」というキーワードがポイントになっているという。

f:id:hiiragi1111:20200208165250j:plain

この話を聞いたとき、外国の方はバカンスへ行くと、何もせずに日光浴をして過ごしていることが多いけれど、日本人はあちらへ、こちらへと少々忙しないともとれるスケジュールで観光をするという光景が腑に落ちたように思う。

日本人の旅行の仕方を見て、時間に追われるようにして働く癖が旅行にも表れているのだろうかと思っていたけれど、日本人にとって日光浴は母国で十分できるため、知らない場所を見て回ることの方へ意識が向いているだけ。

そのような見方もできるのだと感じた「SUN」と書かれた旅行会社の広告であった。

もちろん日本人も、旅先で何もせずに過ごす贅沢を満喫することはあるけれど、そこで感じられる贅沢のポイントは「何もしない」であり「日光浴」ではないように思う。

寒い冬の時季に、自宅のリビングにできる陽だまりでゴロゴロしていると、あの「SUN(太陽)」の文字が頭に浮かぶ。

自分にとっての当たり前は誰かにとっての贅沢で、贅沢も様々である。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

【2】この機会に、消毒に使えるものを確認してみませんか|無水エタノール編

f:id:hiiragi1111:20200213105058j:plain

毎日、新型コロナウイルスのニュースが至る所で飛び交っている。

情報収集も大切だけれど、過度に不安を煽られて、出来ることに対してまで気もそぞろになってしまうのは本末転倒。

だから、このような時にこそ、出来ることを丁寧にと思う。

そのような中、使い慣れている便利アイテムが品薄、欠品続きになっていることもあり、先日は、同タイトルのもと、自宅にあるものを使って自宅内を消毒する話題に触れたのだけれど、

その時に、読者の方と手の消毒液「手ピカジェル(商品名です)」も品薄になっているというメッセージのやり取りをさせていただいた。

もしかしたら、手の消毒液やアルコール除菌ができるウェットティッシュなどが手に入らず、不安な思いをしていらっしゃる方もいるように思ったので、今回は薬局で購入することができる無水エタノールを使って消毒液を作る方法をシェアさせていただこうかと。

無水エタノールをアロマスプレー作りなどの用途で使う機会がある方にとっては、馴染みある内容ではありますけれど、今回のような状況に遭ったときや災害時などにも使うことができる知識ですので、ご興味ありましたら、のぞいていってくださいませ。

f:id:hiiragi1111:20200213105128j:plain

幸せのレシピ集の中でも、幾度か登場している無水エタノール。

私は、夏場に使う虫よけスプレーを作るときに使用したり、水跡を残したくない窓ガラス掃除や水を使うことができない精密機器を掃除するときなどに使用しています。

無水エタノールは、水を含ませずにアルコールの純度を高めた、アルコール濃度が非常に高いものなので、消毒液として使用することもできます。

ただ、純度が非常に高く消毒液の「原液」と言ってもいいようなものなので、これを消毒液として使用するには、ひと手間をかける必要があります。

それだけ純度が高い高濃度のものならば、そのまま使った方が、殺菌作用が高いのでは?と思ってしまうのですが、

これだけ高濃度ですと、殺菌が完了する前にエタノールが蒸発してしまって殺菌しきれないため、無水エタノールを消毒液として使用するときには、必ず水で薄めて使用します。

水が無水エタノールを覆って蒸発するまでの時間を稼いでくれている間に、殺菌が完了するというイメージです。

f:id:hiiragi1111:20200213105204j:plain

無水エタノールを水で薄めた消毒液は、用途に合わせてスプレーボトルかポンプボトルに入れて使用します。

手の殺菌以外にも、調理後のキッチンにスプレーしたり、食後のテーブルにスプレーしたり、ドアノブや電気のスイッチなどの殺菌にも使用できます。

注意しておきたいのは、手に使用するときです。

しっかりと殺菌してくれる頼もしい消毒液なのですが、シンプルな消毒液なので手が荒れやすくなります。

肌が乾燥していると肌トラブルが起きやすくなることは、女性の皆さんにとっては馴染みあることですけれど、手が荒れて乾燥してしまうと、雑菌が付着しやすくなるとも言われておりますので、手の殺菌をしたら保湿もしっかり行うようにすると様々な視点で安心できるかと思います。

お肌と言えば、アルコールアレルギーをお持ちの方は、エタノールにお肌が反応してしまうことも考えられますので、

この場合は使用せずに、殺菌効果を含んだハンドソープなどで、小まめに対応するなど、他の手を上手に組み合わせて対処すると良いかと思います。

そして、更にもうひとつ。

無水エタノールは、水を含ませずにアルコールの純度を高めた、アルコール濃度が非常に高いものだとお伝えしたのですが、このような性質がありますので、引火しやすい液体です。

取り扱うときや保管場所は、火の気がない場所、直射日光が当たらない場所、涼しい場所を選んでください。

ここ、とても大事です、無水エタノールは火気厳禁です。

f:id:hiiragi1111:20200213105356j:plain

さて、注意する点もお伝えしましたので、無水エタノールを使った消毒液のレシピを。

【材料】無水エタノール、水(薬局で売っている精製水・ミネラルウォーター・水道水のいずれか)、保存ボトル。

精製水を使用した方が、不純物が無く、日持ちも少し長いので良いのですが、水道水でもダメではありません。

私も水道水を使いますけれど、この時には手の消毒は1日で使い切り、お掃除に使用するものは2日~3日ほどを目安に使いきるようにしています。

【作り方】

アルコール濃度を80%にするために、エタノール8に対して水2の割合で混ぜるだけ。

例えば、エタノール80mlに対して水は20ミリリットル加えます。

もう少し少量で作りたければ、エタノール40mlに対して水は10ミリリットル加えます。

f:id:hiiragi1111:20200213105032j:plain

マスクと同じで、消毒液に関しても急ピッチで生産されていると思うので、すぐに使い慣れている便利アイテムを使うことができる気がしておりますが、

このような対処も頭の片隅に残しておいていただいて、いざという時には在るものや手に入るもので臨機応変に対処してみてはいかがでしょう。

何かしらのヒントやキッカケにしていただけましたら幸いです。

そして、トピックを提供してくださったakisutozenekotanさん、今回は、このようなお話に着地致しました。

私も知識をセルフチェックする良い機会となりましたこと、この場をお借りして、お礼申し上げます。

ありがとうございました。

本日も、ここへ足を運んでくださっている皆様が健やかでありますように☆彡

関連リンク:

関連記事:

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

ほうれん草がレモンに出会ったら。

f:id:hiiragi1111:20200212173737j:plain

子どもの頃の記憶というものは不思議なもので、何気ない出来事であるにも関わらず鮮明に記憶している。

自分でも、どうしてこの記憶が残っているのだろうかと思うことが度々あるけれど、その答えに辿り着くことができたのは数えるほどしかない。

いや、その答えというのも推測の域を出ておらず、本当のところを確かめる術はない。

子どもの頃、祖母の家へ遊びに行き昼食か夕食かを作る祖母の横で、調理の様子を眺めていたところ、祖母は、お湯がグラグラと沸騰し始めたお鍋の中にレモンをギューッと絞り入れた。

そして手際よく大量のほうれん草を投入し茹でたのである。

幼かったけれど、「茹でる時にはお塩を入れる」くらいの知識はあったようで、どうしてレモン汁を入れるのか尋ねたことがあった。

返ってきた答えは、その方がシャキシャキと仕上がるから、レモンがあるときにはレモンを絞るというようなものだった。

私のどうして?はそこでとどまらず、どうしてシャキシャキと仕上がるのかと、多分尋ねたように思う。

その答えのシーンは覚えておらず、答えがあったのかどうかも怪しい記憶なのだけれど、今の私はほうれん草を茹でる際に、お鍋の中にレモン汁を入れている。

ただ、私の場合は、フレッシュなレモンを使うのではなく、ボトル入りのレモン果汁を沸騰したお湯の中にトポッと少量注ぎ入れているのだけれど。

この時、塩を使うメリットのようなものが感じられないので、ここは潔く塩分カットである。

f:id:hiiragi1111:20200212173811j:plain

このようにして茹でたほうれん草は、目を惹くグリーンカラーに茹で上がるだけでなく、水っぽさとは無縁の、シャキシャキとした食感に仕上がるのでお気に入りである。

長年そうしてきたけれど、どうしてレモン果汁を使うとそのように仕上がるのか知らぬまま過ごしていたところ、先日、偶然にも料理研究家の方が同じ方法でほうれん草を茹でているという記事を目にする機会があった。

その方のお話によると、お湯の中に入れたレモンに含まれているペクチンが、ほうれん草のカルシウムとくっつくと、ほうれん草の細胞を覆っている膜がキュッと引き締まって強くなるため、ほうれん草がシャキシャキとした食感に変わるのだとか。

フライパンや雪平鍋を使う場合、レモンの使用量はコーヒースプーン1、2杯ほどで十分なのだけれど、多めに入れてしまったとしてもレモンの酸味や味がほうれん草に移ることはないので、この辺りの分量はお好みを探していただくのが良いように思う。

ご興味ありました折には、使いきれずに残っているレモンやレモン果汁でお試ししいてみてはいかがでしょう。

本日も肩の力を抜いて、口角上げてまいりましょ。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

【1】この機会に、消毒に使えるものを確認してみませんか|台所用漂白剤編

f:id:hiiragi1111:20200207160911j:plain

ドラッグストアの前を通ると、マスクや除菌スプレーなどの入荷未定を知らせる貼り紙があった。

新型コロナウイルスの影響である。

我が家は、普段使っているものを使い切ったときには非常時用に手を付けるつもりでいたため、特別に何かを買い足すことはしていないのだけれど、

この日は似たような貼り紙を幾度か目にしたものだから、思わず、消毒や除菌に関するアイテムのストック量を頭の中で振り返ってしまった。

慌てず、過度に怯えずに、できることをすれば良いと思っていても、普段とは異なる状況が目の前に現れると、それなりに気持ちを揺さぶられるようだ。

マスクだけをしていれば完全に防ぐことができるというようなものではないため、出来る全ての合わせ技で対応する必要があることを思い、この日は自宅内を消毒しておくことにした。

f:id:hiiragi1111:20200207161019j:plain

普段であれば、アルコール除菌ができるウェットティッシュや除菌スプレーを使って簡単に済ませているのだけれど、これらは現在、限りあるアイテムなので、今回は使いきれずに残っていた台所用漂白剤のキッチンハイター(塩素系)で消毒することに。

キッチンハイターは衣類に付着すれば色落ちしてしまうし、濃度が濃い漂白剤なので薄める手間が面倒で扱いが難しいイメージがあり、私は収納庫の奥で眠らせてしまうことが多かったのだけれど、

いつだったか、医療従事者の知人から台所用漂白剤のキッチンハイター(塩素系)を使い切るための方法のひとつとして教えてもらったのが、この消毒である。

この漂白剤は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)でできており、この成分は、物の表面を消毒するのに適した成分だと言われている。

f:id:hiiragi1111:20200207161038j:plain

使用上の注意は、手袋をしないで使用すると手が乾燥して荒れるので、この消毒液を使う際には必ず手袋をすること。

作った消毒液は必ず、その日のうちに使い切ること。

使いきれなかった分は、排水溝の消毒を兼ねて廃棄すること。

スプレーボトルでシューッと吹き付けることは絶対にしないこと。

次亜塩素酸ナトリウムは金属を錆びさせてしまう性質があるため、消毒後は必ず水拭きをすること。

漂白剤なので色柄ものに付着すると色落ちするので、布素材には使用しないこと、などです。

消毒液の作り方は、ボトルにも記載がありますが、1リットルの水に対して2~3mlほどのキッチンハイターを入れるだけ。

私は、濃すぎるのも何かと気になってしまうので1リットルの水に対して2ml入れています。

あとは、雑巾を消毒液に浸し手袋をした手で絞り、これで玄関ドアや床を拭いたり、ドアノブや電気のスイッチなど人が頻繁に触れる場所を拭き、トイレの中も拭きあげます。

ひと通り拭き終わったら、お掃除のスタート地点から順に水拭きをして消毒完了です。

消毒をした後すぐに水拭きしてしまうと、消毒が十分ではないこともあるそうで、目安としては消毒から10分ほど放置した後に水拭きするのが良いのだそう。

私は時間を図るのも面倒なので、お掃除ルートを予め決めておき、1度目は消毒を、2度目は水拭きをするというスタイルに定着しています。

f:id:hiiragi1111:20200207161525j:plain

手軽に消毒できるようなアイテムを、いつでも手軽に入手できる環境であればいいのですが、思うように入手できないようであれば、

消毒用のアルコールを含んだ除菌スプレーや除菌効果があるウェットティッシュは手や皮膚などに使用して、

ご自宅内の消毒には、眠らせたままになっている台所用漂白剤のキッチンハイター(塩素系)などを使うのも手であるように思います。

私もこの話題に触れるにあたり、改めて、台所用漂白剤のキッチンハイター(塩素系)の主成分である次亜塩素酸ナトリウムのことを調べてみました。

大まかな内容はシェアさせていただいたと思うのですが、もっと詳しく知りたいという方は下記の関連リンク先(厚生労働省HP)からも情報を得ることができますので、参考にしていただければと思います。

見えないものや知らないものに対しては、どうしても怖さが先に立つこともありますけれど、「できることを丁寧に」そのように思います。

何かしらのヒントやキッカケにしていただけましたら幸いです。

本日も、ここへ足を運んでくださっている皆様が健やかでありますように☆彡

関連リンク:

関連記事:

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

はじまりの日とおむすびと。

f:id:hiiragi1111:20200207113220j:plain

時間や曜日の感覚が定まらないライフスタイルで過ごしていると、祝祭日に疎くなってしまうのだけれど、今月は建国記念日や天皇誕生日の振替休日があることに、数日前に気が付いた。

私は、カレンダーを見て、今日は建国記念日かと思うだけのことがほとんどだけれども、日本の建国記念日は他国のそれとは少し異なるものである。

他国と言っても、私の頭の中に浮かぶのは、アメリカの独立記念日やフランスのフランス革命の日くらいなのだけれど、異なるものだということをハッキリと意識したのは、外国暮らしをする中で外国との縁が深くなった頃だったように思う。

他国の、日本でいうところの建国記念日は、歴史上の事実をもとに制定されたものなのだけれど、日本のそれは神話がもとになっている。

本日は建国記念日でもありますので、簡単に、そのような話題に触れてみようかと思っております。

ご興味ありましたら、ちらりとのぞいていってくださいませ。

f:id:hiiragi1111:20200207113237j:plain

私たちが建国記念日と呼んでいる本日は、その昔、「紀元節(きげんせつ)」と呼ばれていたという。

意味は今と変わらず、日本国が始まった日で、この日から年数を数えていきましょうという意味の日なのだけれど、

この日を建国記念日(紀元節)とした理由は、古事記や日本書紀の中で、2月11日は日本の初代天皇と言われている神武天皇(じんむ)が即位された日とされているからとのこと。

ただ、神武天皇(じんむ)は、現在の歴史学上では実在の人物ではなく神話の中の存在として扱われているため、日本の建国記念日は神話がもとになっていると言われている。

f:id:hiiragi1111:20200207113433j:plain

神社では古よりこの日、日本が始まった日ということで紀元節祭や建国祭と呼ばれる祭事を行っており、大勢の人々がこの日を祝っていたという。

しかし戦後、外国の人の目にはこの状況が、日本人の軍事的な団結力のもとになるのではないだろうかという不安材料に映ったようで、紀元節(きげんせつ)は廃止されることになったのだそう。

以前、『現在の出来栄えはマリオネットレベル。』のタイトルのもと、ラジオ体操の話題に触れたことがあるのだけれど、ものの見方や見え方、感じ方は、これほどにも異なるのである。

その後、この紀元節(きげんせつ)を復活させようという声が国内であがったそうなのだけれど、いつの時代も様々なものの見方があり、

このときも賛否両論、専門家たちによる議論などを経て、紀元節(きげんせつ)から建国記念日に名を変えて復活し、今に至るという。

f:id:hiiragi1111:20200207135335j:plain

この話題は、掘り下げると終わりが見えなくなってしまうので、今回はさわりの部分に触れるだけに止めることにいたしますけれど、

このようなことをのぞくと、何だかいつもより、おむすびを美味しく感じられたりもして、建国記念日は、ずっと、安心して暮らすことができる世の中であってほしいと思い、願う日でもあるように思います。

休日の方、お仕事の方といらっしゃると思いますけれど、本日も良き日となりますように☆彡

関連記事:

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/