幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

お家にあるものを無駄なく使い切るヒントに。|カイロ編

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「さて、どうしようかしら」

余らせたカイロをテーブルの上に広げ、しばらくの間カイロを眺めていた。

私は冬の間、靴の中に敷く小さなカイロを常備するのだけれど、昨年は靴の中に敷くカイロを使う機会が思っていたよりも少なく、カイロを大量に余らせてしまった。

カイロには使用期限がある。

使用期限を過ぎたからといって、使用できなくなるわけではないのだけれど、

使用期限を過ぎた辺りから温度が上がりきらなくなったり、温かさを長時間持続することができなくなったりと、カイロのパフォーマンスが少しずつ落ちていくため、

使用期限は、温度規格を保証できる期間の目安として設けられているものだ。

ボディー用のカイロであれば、持続時間が多少短くはなることに対しての拘りがなければ、次の秋冬へ持ち越すという選択も無きにしも非ずである。

ただ、私が使っているのは、靴の中に敷いて使う靴の中敷きのつま先部分をカットしたようなサイズの、小さなカイロ。

もとから持続時間が短いこともあり、できれば期限内に使いきっておきたいところである。

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それならば、風が冷たい日もある春先はポケットの中に忍ばせて使い切ってしまおうと考えたこともあるのだけれど、

こちらは、靴を脱いだり、靴の中の空間にゆとりがある状態で使うと、急激に発熱し始めて高温状態が続き、カイロその物がパンパンに膨らむことがあるため、空間にゆとりがあるポケット内で使うのは、少々難しい。

以前、靴の中に敷いていたカイロが邪魔になり、靴の中から取り出してポケットに入れていたことがあるのだけれど、

みるみるうちに触れるのを躊躇うほど高温になり、ピンポン玉のように膨らんだのだ。

今では、そのような状態になることを知っているけれど、当時の私はそのことを知らなかった為、

電車に揺られながら、手持ちのカイロがポケットの中で破裂してしまったらと、スリリングな時間を過ごした記憶が残っている。

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ボディー用のカイロと同じ感覚で靴の中専用のカイロをポケットに入れてしまうと、当時の私のようにスリリングな時間を過ごすことになるため、

これからのお花見やBBQなどで使おうと思っている方は、ご注意下さいませ。

このようなことをお話すると靴の中専用のカイロは、靴の中以外の用途が無く使いにくいように思われるかもしれないのですが、

このカイロを、以前触れたことがあるペットボトル温灸に行うのも手です。

もちろん、カイロが熱くなりますので火傷をしないようにタオルなどで覆って使うことになりますが、ペットボトルのようにすぐに冷めることがないため、ゆっくりと体を内側から温めることができます。

ペットボトル温灸の詳細については、関連記事をご覧いただくとして、

ペットボトル温灸を簡単におさらいしますと、飲み物ごと温めたペットボトルを、インナーの上から体のツボに押し当ててお灸のような効果を体に与えるというものです。

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春になり、服装は軽やかなものに変わったけれど、実際はというと、お花見をする頃はまだまだ寒かったりもします。

そうしますと、体が芯から冷えてしまい自律神経が乱れ、体の機能が思うように働かなくなり、何となく不調という状態になることも。

このような状態を緩和するためにも、体を芯から温めることができれば、あとは体本来の機能が体を整えてくれます。

使い切ってしまいたいカイロをお持ちだという方は、タオルなどで覆ったカイロを、神経が集まっているお腹周りや足裏にぎゅーっと押し当てる温灸をしてみてはいかがでしょうか。

そして、体を整えることに使った後のカイロは脱臭剤に。

カイロの中に含まれている活性炭は、市販されている脱臭剤に使われている成分ですので、

シューズボックスや、シューズそのものの中に入れて、カイロ丸ごと使い切ってみてはいかがでしょう。

1週間ほど入れておきますと、余分な臭いと湿気を吸い取ってかたまりますので、

あとは、お住まいの地域で定められている処分方法で破棄してください。

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決められた用途でしか使うことができないものもありますが、

決められた用途以外でも使うことができるものもあります。

お家にあるものを楽しみながら使い切るヒントにしていただけましたら幸いです。

関連記事:

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“うとうとカクンッ”は何のサイン?

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目を通さなくてはいけない資料が山積みになっていた。

その日は意を決しそれらに片っ端から目を通していたのだけれど、気合いが空回りしてしまったのか、余分にエネルギーを消費してしまったようで、おでこをデスクに豪快に打ち付けてしまった。

こんなことなら船を漕ぎ始めたときの対策も兼ねて予め、クッションでも置いておけばよかったと洗面所の鏡の前で冷えピタを貼った。

こういう状態にも名前が付いていたはず……と、記憶を手繰り寄せてみるも思い出せず、調べ直したところ「フラッシュスリープ/マイクロスリープ/瞬眠」という呼び名だったことを思い出した。

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電車の中やソファーなどで激しい眠気に襲われるも、薄っすらと意識を保った状態でウトウトしていると、急にカクンッと瞬間的に眠ってしまったという経験、皆さんも一度くらいはあるのではないでしょうか。

あの、カクンッとなる状態のことを、フラッシュスリープ、マイクロスリープ、瞬眠などと呼びます。

今回は、あのカクンッが何を意味しているのか、ちょっとのぞいてみませんか?

柊希の脳内整理も兼ねておりますが、ご興味ありましたら、お付き合い下さいませ。

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あの状態は、私たちの脳の中にある、思考や記憶、言語などを司っている部分が疲れてくると

体が眠気を使って私たちに脳内の様子を知らせ、

その後、数秒から数十秒といった短時間ではあるけれど瞬間的に眠らせることで脳を休ませようとしていると言われています。

使い過ぎたスマートフォンやPCが勝手に強制終了して機能を守ることがありますが、

あのようなシステムが私たちの体にも備わっています。

このフラッシュスリープ/マイクロスリープ/瞬眠機能が発動するときというのは、十分な睡眠が足りずに脳が疲れていること以外にも、

私たちの生活のリズムや体温、時間帯によっても起きると言います。

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手っ取り早く脳を休ませるには、しっかりと眠ることが近道ですが、

この体からのサインを上手に利用して脳を休ませることも可能なのだそう。

就寝時間でもないのに眠気に襲われた時には、脳を休ませるために目を閉じ、余計な情報処理で脳を働かせないよう視界を遮ります。

そして、可能であれば20分程度の仮眠を取ると良いのだそう。

しかし時には、仮眠を取った後にスッキリと起きることができず、だらだらと寝てしまいたくなることもあるかと。

このような気がかりがある方は、摂取してから15分ほどで覚醒効果がピークとなると言われている、カフェインを含んだ飲み物(コーヒーや紅茶)を飲んでから仮眠を取ると、

仮眠後にスッキリと目覚めることができると言われています。

コーヒーをおすすめしている専門家の方が多いように思うのですが、私は気持ち濃い目に淹れた紅茶を使うことが多く、

紅茶を飲んでから仮眠をとった時は、スッキリと起きることができています。

この辺りは、コーヒー、紅茶、緑茶などご自分に合った飲み物や、その飲み物の濃さ、分量が分かれば、脳からのサインをより効率よく使うことができるように思います。

体は、こうしてこまめにサインを送ってくれています。

フラッシュスリープ/マイクロスリープ/瞬眠のお知らせサインをキャッチしたら、

ほんの少し、脳にいいこと、体にいいことをしてみてはいかがでしょうか。

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一番刈りのニラとの遭遇を狙って。

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陳列棚からニラを取り上げて思わず二度見。

手にとった感触が普段よりも柔らかかったことから、ニラが旬を迎えたことを知る。

珍しさゼロと言っても過言ではないくらい年中手にするとこができるニラの旬は、3月から5月辺りである。

春キャベツや新玉ねぎのように、普段との違いを名前でアピールしてくれれば、旬を迎えたことを理由に、ニラを手に取る機会も増えるように思うのだけれど、「ニラ」は年中「ニラ」である。

あのパンチが効いた主張ある香りとは異なり、控えめなお野菜なのね、と思う。

以前の私は、年中手にすることができるニラの旬に対する拘りのようなものは無かったのだけれど、幾度かニラの旬に触れる機会があった。

その中のひとつは、本格的な餃子の作り方を中国の方に教えていただいたときである。

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とてもざっくりとした説明だったのだけれど、ニラは春が一番美味しく、その中でも一番最初に刈り取られたものが絶品とのことだった。

そして、その餃子の先生は、一番刈りのニラを餃子に入れるのも良いけれど、さっと湯がき、好きな味付けで食べるのが私は好きだと、とても幸せそうな顔で言っていた。

なんでもニラは成長のスピードが早い上に、ひとつの株から3回ほど収穫できるのだそう。

しかし、回数を重ねるにつれて葉が硬くなるため、一番最初に刈り取る一番刈りのニラが最も柔らかくて美味しいという。

そう言われたことを思い出しながらニラを調理していると、時々、今回のニラは少しかためだと気付くことがあり、心の中で「これは3度目だな」と思ったりもする。

ニラと言えば、疲労回復や血の巡りを促したり、風邪や、大人が特に気にする様々な生活習慣病、ガンなどを幅広く予防するだけでなく、

浮腫みを緩和したり、ダイエットやアンチエイジング、美肌や美髪の手助けを行ってくれる栄養素も含まれている頼もしい野菜なのだけれど、それもそのはず。

もともとは漢方薬として使われており、随分と古くから利用されていたという。

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ただ、少々気になるのは、食べた後に残るあのニオイ。

あのニオイはニンニクと同じもので、スタミナのもとでもあるのだけれど、体内に摂り込まれたあと血液内に摂り込まれて体中を巡ることになる。

スタミナのもとが血液に乗って体の隅々にまで行き渡ることは有難けれど、

血液中からこのニオイのもとが無くなるまでニオイが消えない仕組みなのだそう。

どうしてもニオイを防ぎたいときのポイントは、ニオイのもとが血液中に摂り込まれることを防ぐこと。

例えば、ニオイのもとをコーティングしてくれる牛乳を、ニラを食べる前に飲んでおいたり、

消臭効果を持ったカテキンを含む緑茶を飲んだり、

同じく消臭効果を持つポリフェノールを含んだゴボウをニラと一緒に食べたり、

食後のデザートにリンゴやチョコレートを選ぶのも手、だと言われている。

私は、お風呂に浸かって汗と一緒に出し、翌日に持ち越さないという方法が一番手っ取り早いと感じているのだけれど、

この対処法はニラを口にする時間帯にもよるため、自分の体質に合った食材や方法をいくつか知っておくと、急なニラとの遭遇にも対応できるように思う。

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旬を迎えたニラには、健康や美容をサポートする栄養がたっぷり含まれています。

そして、一番刈りのニラに出会う確率もグンとアップする時季でもあります。

今月は、春のニラを味わいながら、頼れる栄養成分を体中に行き渡らせてみてはいかがでしょうか。

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カタバミが持つ一長一短。

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通りを歩いていると、とある敷地のエントランス付近に、引き抜かれたばかりであろう雑草が積み上げられていた。

その一番上には黄色いカタバミの姿もあった。

開花時期が少し早いような気がしたのだけれど、日当たりが良い敷地内で一斉に開花したのだろう。

可愛らしい草花がくったりと萎れている様は、可哀想にも映るけれど、カタバミという植物の強い繁殖力と、繁殖スピードを思うと、仕方ないようにも思った。

カタバミは草花だけれども種類が多く、世界中で見ることができ、国や土地によって呼び名が変わる植物だ。

カタバミは、その繁殖能力の高さから除草剤などを使って駆除すべき雑草として扱われることも多いけれど、その一方で、多くの国で大切に扱われている植物でもある点が面白い。

例えば、ヨーロッパにはカタバミのことを、キリストを称える言葉でもあるハレルヤと呼ぶ国や地域がある。

これは、カタバミの開花時期が、キリスト教にとって大切なイースター(復活祭)と重なることからだと聞いたことがある。

このような理由もあり、カタバミはキリスト復活やマリア様を連想する花でもあり、「喜び」「母の優しさ」といった花言葉が付けられているのだとか。

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そして、日本ではカタバミという呼び名のほかに鏡草と呼ぶことがある。

これは、カタバミの葉や茎からでるエキスを使って鏡や仏具を磨くとピカピカになることから、そのように呼ばれるようになったそうで、ここから「輝く心」という花言葉が付けられたという説がある。

更に日本には家紋というものがあるけれど、このカタバミが使われた家紋は「たかばみ紋」と言って、家紋の代表格の一つとして知られている。

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どうしてカタバミを家紋に?というところだけれども、冒頭で触れたとおり、カタバミの特徴は、非常に強い繁殖力と、繁殖スピード。

これを、絶えることがない家系や子孫繁栄といった願いと重ね合わせ、縁起の良い家紋として使われているようだ。

家紋に触れる機会はそう多くはないけれど、自分の家紋から家系のルーツに触れてみるのも、面白いのではないかと思ったりもする。

そしてやはり、カタバミが持つ生命力に魅せられていたのか、国内外を問わず、カタバミをお守りとして身に着けていたという話も多く見聞きする。

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このような扱われ方をしている植物だと知ると、私たちがカタバミを雑草として扱い、除草剤を使って根絶やしにするのは罰当たりなのかしら?という思考が頭を過りそうにもなるのだけれど、

まぁ、その辺りは、時代によって状況も都合も変わってしまうし、どのようなものも一長一短、といったところだろうか、と思う。

ただ、生命力と力強さを兼ね備えた雑草だとは言え、よくよく見てみると可愛らしいお姿をしている草花である。

目に留まった際には、雑草だと毛嫌いせずに今回のお話をちらりと思い出していただき、愛でていただけましたら幸いです。

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窪みと世代間のズレ。

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駅のホームには、既に次の電車待ちをしている人の列がいくつも出来ていた。

座ることは諦めて短めの列を選び、最後尾に並んだ。

それから数分も経たぬうちに電車が到着し、開いたドアからは大勢の人が降りてきた。

降りる人が先。

当たり前のようなことだけれど、誰に見張られているわけでもないのにきれいに並ぶことができ、順番を待ち、譲り合うことができる光景には、日本人の細やかな気遣いが表れているように思う。

ここまでお行儀よくしなくても成り立っている環境があることを思うと、「良い悪い」を超えたところにある国民性のひとつでもあるのかもと思ったりもする。

しかし、一見、普遍的にも思えるようなこのような性質も、語り継ぐ人や受け継ぐ人がいてこそのものなのだろうなと感じた話題がある。

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それは、電車に乗ったときのリュックサックの扱い方である。

昨年末辺りから、この、リュックサックの扱いに関する話を度々耳にしている。

大勢の人で混雑している電車内などではリュックサックは背負ったままにせずに抱きかかえるか、棚の上に乗せるか、足元に置くなど、自分の目でそれを把握できる状態にして扱うという、

マナーというべきか、暗黙のルールと言うべきか、そのようなものがある。

ファッションなどの影響からなのか、リュックサックを利用する方が減った頃から、このようなマナー意識を促す広告が巷から姿を消し、それなりの年月が経っていた。

しかし近年、リュックサックを利用する方が増えつつある中で、

年齢が下がるほどに「そのようなマナー(暗黙のルール)は知らない」という声も上がっており、小さなトラブルも起きているというのだ。

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経験値を含んだ様々な立ち位置からの見方や見解、時代背景等もあるため、ここでは良い悪いの話ではないのだけれど、

環境が変わり伝える必要がなくなった、窪みのような時代が長く続くと、当然のように、知るきっかけを失う世代が出てくることを肌で感じた話題だった。

いつの時代も、世代間に生じるちょっとしたズレはあるものだけれども、

少し大らかな気持ちで眺めて伝えたり、大らかな気持ちで受け継いだりということができると、減らすことができるトラブルもあるように思う。

この話題を思い出し、電車内の広告が持つ力も侮れないと改めて思った、ある日の電車移動である。

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キレイとツライは紙一重。

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先日、それはそれは久しぶりに花粉光環(かふんこうかん)を目にした。

美しい花粉光環(かふんこうかん)を見つけてテンションが上がることに変わりはないのだけれど、数年前と変わってしまったのは、少しだけ身構えてしまうようになったことだ。

花粉光環(かふんこうかん)というのは、簡単に言うならば太陽の周りをぐるりと取り囲むようにしてできる虹のこと。

橋がかかっているような虹も美しいけれど、このまあるい虹にはそれとはまた異なる見応えがあり、見る人を楽しませてくれたりもする。

少々厄介なのは、名前にも付いている通り「花粉」が関係している点である。

花粉光環(かふんこうかん)は、大気中に大量の花粉が舞い、その花粉が太陽の光の流れを変えてしまうことによってできる虹なのだ。

そして、花粉と一口に言っても様々な花粉があるけれど、

この時季に多く飛散しているスギ花粉は、粒子の一粒一粒の大きさが揃っており、更にその粒には小さな突起が付いているという。

このスギ花粉粒子の特徴が、光を鮮やかな虹色に分離させ、はっきりと濃い色をした、丸い虹の環を太陽の周りに作りあげるようだ。

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大量のスギ花粉が大気中に舞えば、花粉光環(かふんこうかん)を見ることができるように思うけれど、

この時季は黄砂なども舞っており大気中は思いの外汚れている。

そのため、いつでも見ることができる虹ではないのだけれど、

雨が降った後のクリーンな空に大量のスギ花粉が舞うという条件が揃うと、太陽の周りに花粉光環(かふんこうかん)が出るというわけだ。

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先日、花粉光環(かふんこうかん)が各地で確認された日の空を思い返してみると、

雨が降った翌日だったのか、何となくもやっとしていた空気が冷たさを含んだフレッシュな空気に変わっており、

気温も心地よく、思わず深呼吸をしたくなるような日だったように思う。

そのような心地よい状態で目にする花粉光環(かふんこうかん)の幻想的な美しさは格別なのだけれど、

花粉症に悩まされる者からすれば、大量のスギ花粉が舞っていることを知らせるサインでもあり、花粉光環(かふんこうかん)を「悪魔の環」と呼ぶ人もいる。

私自身、花粉症を発症するまでは美しいものでしかなかった虹なのだけれど、最近はスギ花粉大量飛散のサインとしても利用している虹である。

それでもテンションが上がってしまうのは、それが、人の手では真似することができない一期一会の美しさを放っているからではないかと思っている。

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キレイとツライは紙一重ではありますが、「春に三日の晴れ無し」と申します。

雨が降った後はフレッシュな空を見上げて花粉光環(かふんこうかん)を探してみてはいかがでしょうか。

運が良ければ……、幻想的な美しさを放つ虹の環を目にすることができるかもしれません。

花粉光環(かふんこうかん)は、太陽の周りにできる虹です。

太陽そのものを直視しますと目を傷めてしまいますので、太陽そのものは建物や手などを使って隠し、太陽甲光が直接目に入らないように注意した上で楽しんで下さいませ。

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七里香と春に三日の晴れ無しと。

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雨がしとしとと降っていたその日、窓を開け放っていると、春を告げる花のひとつ、沈丁花の香りがふわり室内へ舞い込んだ。

目を閉じて、その香りをスーッと吸い込んでいたのだけれど、あっという間に春の香りは姿を消してしまった。

「もう少しだけ」と香りを求めた私はベランダへ出て辺りを見回してみたのだけれど、それらしき植物を見つけることはできなかった。

沈丁花は七里香(しちりこう)という異名を持っている。

これは、沈丁花の香りが七里(約3.5キロ)先くらいまで香ることから付けられたという。

3.5キロ先の沈丁花を目に捉えることはできないけれど、そのくらい離れた場所から届いた香りだったのだとしたら、贈り主は不明だけれど、春の素敵な香りのプレゼントである。

沈丁花は私の中で「一筋縄ではいかぬ花」というイメージなのだけれど、

姿を見せぬ状態のまま香りで存在を知らせたかと思えば、潔いほどにあっさりと香りを消してしまうところもまた、そのようなイメージを強くする要因のひとつのように思う。

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そう言えば、「春に三日の晴れ無し」ということわざがある。

春は晴れ間が続かない様子を表しているのだけれど、確かに、春を感じることが増えるにつれ、お天気が揺らぐことが増えるような気がしている。

お天気が安定しない時季だからなのだろう。

意識がお天気ニュースに向くことが多く、私は毎年そこで「春に三日の晴れ無し」と見聞きしているように思う。

通常、日本列島の上空が高気圧に覆われ続けると晴れの日が続くそうなのだけれども、

この時季の日本列島の上空は強い偏西風が吹いているため、高気圧や低気圧がどんどん移動していくのだとか。

この、気圧の移り変わりの激しさがお天気を不安定にしており、「春に三日の晴れ無し」と言われているという。

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雨が降る日は視界がどんよりと曇り、気持ちまで沈んでしまうようなこともあるけれど、

私は、冬の雨とは異なる、温かみを帯びた優しい春の雨は割と好きだ。

草木や花といった植物たちに栄養を与えてくれる、大切な雨だということもあるけれど、

季節の狭間の諸々で急く私たちの気持ちを、優しくクールダウンさせてくれるようにも感じるし、

雨が降れば花粉が舞うこともなく、フレッシュな空気を吸い放題、といったメリットもある。

「春に三日の晴れ無し」と言われてはおりますが、

雨かぁ……と気落ちしてしまいそうな時には、少し視点を変えて春の雨を楽しんでみてはいかがでしょう。

関連記事:

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芥子の実から法話まで。

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旅先で立ち寄ったお寺で素敵な法話を耳にすることがある。

法話とは、仏教に携わっている僧侶の方々が、仏教の教えに基づいた話を分かりやすく説き聞かせること。

このような説明をしてしまうと堅苦しさを感じてしまうのだけれども、

聞くところによると、予め決められた話が用意されているわけではなく、僧侶ひとり、ひとりが実際に経験した話や、世の中で起きている出来事、誰もが知っている小説や物語の中の登場人物を例に挙げて話すことが多いのだという。

もちろん、僧侶の方々もお話しするシチュエーションに相応しい内容を選ばれているとは思うけれど、この法話には、僧侶の人柄や感性、人生経験が顕著に表れるのだろうなと感じている。

初っ端から、どうしてこのような話をしているのかというと、

あんぱんの上に乗っている芥子の実を眺めていたら、いつぞやかに訪れた、旅先のお寺で聞いた法話を思い出したからである。

今回は、そのようなお話を少し。

ご興味ありましたら、お好きなお飲み物片手に、読書気分でお付き合いくださいませ。

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旅先で聞いたお話というのは、このようなものでした。

あるとき、幼い男の子を亡くした女性が、亡くなった子を抱えたまま、「息子に薬を下さい」と、狂乱した様子で村中を歩き回っておりました。

女性は村中を歩き回る中、偶然にも、お釈迦様がこの村に来ていることを知ります。

そして、お釈迦様の所へ行き、幼い男の子を無くした悲しみを伝え、薬を求めます。

女性の話を聞き終えたお釈迦様は言いました。

「私が、あなたを救いましょう。その前にしていただきたいことがあります。

この村に住む方々の家を訪ね、芥子の実を一掴み集めてきて下さい。

ただ、芥子の実をいただくのは、その家の身内に不幸がなかった家からのみです。」と。

女性は、すぐに村人の家を一軒、一軒訪ねはじめました。

そして、全ての家を訪ね終えたのですが、身内に不幸を出したことがない家は一軒もなく、

女性は芥子の実を集めることができぬまま、お釈迦様の所へ戻ります。

このとき、女性の中にある男の子を無くした悲しみに変わりはなかったのだけれど、

一軒、一軒家を訪ねる中で、悲しい思いをしているのは、自分だけではないということに気が付き、女性の顔はすっきりとした表情に変わっていたというお話です。

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ついていない事、悲しいこと、落ち込んでしまうようなことが起きると、

つい、自分だけがどうして?と錯覚してしまうような瞬間もあるけれど、結局のところ、大なり小なりの差はあれど、皆同じということなのだろうと思う。

全く同じことが同じように同じタイミングで起きるわけではないし、

全ての人が、自分の身に起きることや感じたことの全てをオープンにしているわけでもないため、本当の所は本人以外には分からないのだけれど、

つい、自分の偏った思い込みで自分自身を追い込んでしまうのだ。

自分にとって思わしくないと感じるようなことが起きたときほど、目の前のそれをどう見て、何を思うのか問われているのかもしれない。

そのようなことを感じた法話だったことを思い出しつつ、その日は芥子の実が乗っている、小さなあんぱんを口にした。

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寝相と寝返りから心身の状態を再チェックしてみませんか。

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顔見知りの店員さんの様子が普段と違っていた。

そう感じはしたものの、違和感の正体を掴めぬままお会計をしていると、店員さんが右手を首に当てて数回摩った。

そして、普段は絶対にしないうつ伏せ寝をしてしまい首を寝違えたのだと切り出した。

首をどのように動かしても痛みを感じるけれど、唯一、首を気持ち右側に傾けていると痛みが和らぐのだと笑った。

私が感じた普段との違いは、この少しだけ傾けられた首から発せられる可愛らしさだったのだろうとお店を出て思った。

そして、普段は絶対にしないようなうつ伏せ寝には、消化器系が疲れて弱っているときのサインであることや、何かしらのストレスを感じている時のサインだと思い出した。

 

「寝相」と聞くと「癖」のように思ってしまうけれど、寝相には、私たちの心身の声が映し出されていることがある。

寝相は、様々な視点から紐解くことができ、多くのことを知ることができるため、視点の数だけ「この体勢で眠ると良い」といった見解があるようにも見える。

だから、ある視点から見るとおすすめだった体勢が、ある視点から見ると避けた方が良いと言われるようなこともあり、脳内でクエスチョンマークが点滅することもあるけれど、

体から発せられるサインだということを軸に見てみると、自分にとって必要なことを知ることをできるように思う。

私自身は、この体勢で眠ると良いといったことを耳にしても、あまり拘り過ぎないようにしていたりする。

仮に、その良いと言われている体勢で眠りについたとして、本当にひと晩その体勢で眠れていたのか、どこで判断すればよいのだろうか、と思ってしまうからだ。

それよりも、無意識に体が選ぶ体勢は「単なる癖」だとも言えるけれど、

同時に心身の何処かを、何かを保護していたり、サポートしているサインでもあるため、

まずはそこから「心身の状態を教えてもらう」くらいの気持ちでいいのではないかと。

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幸せのレシピ集でも過去に、寝相から体内の状態や、性格・心理状態を知ることができるという話題に触れているため、今回は、その部分詳細は割愛させていただくとして、

今回は、寝相から分かった現在の自分の疲れているポイントや弱っているポイントをケアすると、今度は自然と寝返りが増えてくるというお話を少し、と思っております。

ご興味ありましたら、ちらりとのぞいていって下さいませ。

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ひと晩に20回から30回程度打つことができると健康的だと言われている寝返り。

多くても少なくても熟睡しているとは言えないのだそう。

寝返りは、熱や湿気が一か所にこもったり帯びたりしないよう、体周辺の環境を快適に保つ役割があります。

他にも、同じ姿勢を続けていると血管が圧迫される個所ができてしまい、血の巡りが悪くなります。

このような状態は、体に負担をかけ、痛みやしびれ、コリ、寝違えの原因にもなるため、

寝返りは、血の巡りを整えながら体を休ませるために必要な動きということです。

血の巡りが良くなれば、様々な機能がしっかりと働いてくれますので、

睡眠の質が上がるだけでなく、ご飯を美味しく感じることができたり、だるさ、頭痛なども緩和されるという流れがあります。

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季節の変わり目は、体そのものが新しい環境に合わせて変化しようとしているタイミングでもあります。

この機会に、体に必要な寝返りを、必要なタイミングで打てる体に調節するために、

寝相から体内の状態や、性格・深層心理を再確認してみてはいかがでしょう。

※寝相から見る体内の状態や、性格・深層心理、寝返りの嬉しい効果や、寝返りを促す環境の話題は、以下3つの関連記事からどうぞ。

こうして寝相や寝返り、寝違えのことを見てみますと、全て必要あってのことなので、

寝相が良い、悪いという表現には少々違和感を覚えたりもするのですが、

寝相の悪さから窓ガラスにヒビを入れてしまった若かりし頃の知人の話を思い返すと、寝相も寝返りもほどほどに、そのようなことを思ったりも致します。

一か月先、半年先の健やかさのヒントにしていただけましたら幸いです。

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この時季に頼りたい、こんにゃくのお話。

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吹き抜ける風は、まだまだ冷たさを含んでいるときもあるけれど、日差しはすっかり春である。

先日足を運んだ美術館の前には、紫色をしたパンジーとスミレ、アクセントに黄色いチューリップが並べられており、凛とした大人の春といった印象を受けた。

桃や桜のように柔らかい色合いからも春を感じられるけれど、ひと口に春と言っても、その雰囲気は様々である。

自然は着々とその時々に適した体に姿を変えていくけれど、私はと言えば、苦味を盛って春スイッチは押しているのだけれど、少しばかり出遅れているようにも思う。

時々お世話になっている鍼灸医に、このような時は体の内側からスッキリさせると良いと聞いてから、こんにゃくのチカラを借りることがある。

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今回は、こんにゃくのお話を少しと思っております。

柊希の脳内整理も兼ねておりますが、ご興味ありましたら、お好きなお飲み物でも召し上がりつつお付き合い下さいませ。

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こんにゃくと言えば、栄養はそれほど含まれていないのですが、水分と食物繊維が豊富で腸内をお掃除してくれる食材として知られていますね。

こんにゃくには、私たちが持っている消化酵素では分解することができないグルコマンナンという成分が含まれています。

何となく知っているような耳慣れた成分名ですが、これが、水分を吸収して膨らみながら腸内を移動していくため、お掃除モップのような役割を果たしてくれているというようなイメージです。

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食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがありますが、こんにゃくに含まれている食物繊維は、水溶性です。

水溶性の食物繊維は、胃の中にある食べ物をコーティングして、

糖質や塩分の、コレステロールなどが体に吸収されるのを抑えると言われています。

これは、体の中にある不要なものをお掃除しながら高血圧や動脈硬化、糖尿病といった大人が気にする生活習慣病の予防にも繋がります。

更に腸内の悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌を増やす性質もあると言われていますから、

健康の土台作りとダイエット、冬の間に溜め込んだものを季節の変わり目に一掃するのに、もってこいというわけです。

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そしてこの時季、体がスッキリしない理由のひとつに、花粉症やアレルギー、アトピーなどの症状を挙げる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんにゃくには、様々なダメージからお肌を守るバリア機能や、お肌の保湿に欠かせないセラミドが豊富に含まれています。

肌のバリア機能が低下しますと、普段は何ともないようなことが刺激となり、各々の弱い部分に対して様々な症状を引き起こします。

こんにゃくは、このような状況を出来るだけ防いだり、緩和させる食材のひとつで、

ヘルスケアにビューティーケア、ダイエットまで幅広く対応できる、なかなか心強い食材です。

味をこんにゃくに染み込ませる手間暇をかけられないときや、味付けをする際の塩分量が気になるという方は、水洗いするだけで食べられる刺身こんにゃくを召し上がるのも手です。

刺身こんにゃくであれば、ワサビ醤油や生姜醤油、ポン酢などお好きな調味料で楽しむことができますし、

食べやすい大きさにカットしてサラダに混ぜ込んでもいいですし、和え物などにも使うことができますよ。

季節の変わり目は、忙しさも増しますので、体力温存できるときにはしっかりと温存しましょう。

お嫌いでなければ、この時季は積極的にこんにゃくメニューを楽しみながら、

腸内環境を整えたり、体内に溜め込む必要がないものを排出したり、バリア機能を健やかに保ってみるなどしながら、体を内側からスッキリさせてみてはいかがでしょうか。

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