幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

ローズマリーの香りに好き嫌いが生まれるカラクリを覗いてみませんか?

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ローズマリーと聞けば眉間に深いシワを寄せる友人がいる。

一緒に食事をしていて、運ばれてきた私のお料理にローズマリーを見つけると、

店員の存在そっちのけで険しい表情をするものだから、

私は内心ハラハラしつつも、いつもと変わらぬ友人の、

愛らしい自由奔放さに笑みを浮かべてしまう。

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ローズマリーは、地中海沿岸が原産地の植物で、ラテン語では「海のしずく」を意味を持っている。

そして、この名は、「聖母マリアの薔薇(ローズ・オブ・マリア)」から来ている。

ローズマリーにはアンチエイジングや痴呆症予防、

その他、数多くの魅力的な効能があると言われていることから、

別名、若返りのハーブとも呼ばれている。

そのことを伝えるエピソードして、このようなものがある。

正確な時代は忘れてしまったけれど、70代だった当時のハンガリー王妃が、

ローズマリーウォーターを使用したところ、

みるみるうちに若返り、20代のポーランド王子にプロポーズされたという話。

魔女が作る秘薬のような、おとぎ話のような世界を想像してしまうけれど、

当時の王妃には、年齢を感じさせない、

若々さに負けないくらいの内面も備わっていたのだろうと思う。

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実際に、ローズマリーは、とても魅力的なハーブではあるのだけれど、

好き嫌いが分かれることも多い。

私は、例え相手がアロマ好きだと分かっていても、

ローズマリーの細かな好みを知らないうちは、

ローズマリーの香りものを贈り物には選ばないことにしている。

それは、アロマオイルやハーブ好きである私自身にも

好きなローズマリーと苦手なローズマリーの香りがあるからだ。

 

今回は、ローズマリーと聞くだけで、

私の友人のように眉間にシワをよせてしまう方に、

ローズマリーの好き嫌いが生まれるカラクリをご紹介させていただこうかと思っております。

好き嫌いを問わず、ローズマリーやハーブの世界を覗き見してみたい方は、

お好きなお飲み物片手に、のんびり、ゆったり、お付き合いくださいませ。

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もし、ローズマリーと記されたアロマオイルを香ってみたときに、

「うわっ、苦手」と感じた方は原産国や生産国、

更にローズマリーの名以外に、シネオール、カンファ―、ベルベノンといった

成分名が記されていないか、確認してみてください。

 

アロマオイルは、植物から取れるものですので、

同じ植物でも、育った環境の様々な条件によって、

植物に含まれる成分の割合が変わり、それが、味や香りに変化を及ぼします。

今回の主役、ローズマリーは、大きく分けますと3種類に分類されます。

これが、先程触れましたシネオール、カンファ―、ベルベノンです。

丁寧なブランドであれば、ラベルには、原産国や生産国の他に、この表記があります。

これは、オイルの中に含まれている成分の中で特に多く含まれる成分のこと。

もちろん、ローズマリーという同じ植物ですので含まれる成分は同じなのですが、

育った環境によって、ある成分だけが味や香りに違いが出てしまうくらい多く含まれています。

簡単に言うと、ローズマリーの個性のようなものであって、可愛らしさのひとつでもあります。

この個性が、ローズマリーの香りの好き嫌いが分かれるカラクリです。

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簡単ではありますが、それぞれの個性をご紹介しますと、

ローズマリー・シネオールは、殺菌が得意ですので、

アロマスプレーにしてルームフレグランスとして香りを楽しみながら、

お部屋の殺菌や水回りなどの消臭剤としても使う場合に適していることが多いです。

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ローズマリー・カンファーは、スペインで収穫されることが多く、

認知症予防や鎮痛などにも期待できると言われています。

ただ、3種類の中で一番香りが強く、

薬草や昔ながらのクローゼットの防虫剤のような香りがします。

樟脳(しょうのう)と言った方が香りをイメージしやすいかもしれませんね。

良く言えばスッキリとしたシャープな香りです。

ローズマリーの香りが嫌い、苦手という方は、

カンファ―が多いスペインのローズマリーに出会う機会が多いのかもしれません。

とても魅力的なアロマオイルなのですが、実は私もこのカンファ―は少々苦手です。

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ローズマリー・ベルベノンは、フランスで収穫されることが多いローズマリーなのですが、

カンファ―が最も少ない種類ですので、香りがとてもまろやかで優しく、

ほんのりとした甘さを感じる、フローラル系の香りです。

3種類の中では一番柔らかい香りで、刺激も少なく、

アンチエイジング効果も期待できるということで、

スキンケア商品に使われることが多い気が致します。

私は、このベルベノンを好んで使用しています。

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ローズマリーの香りのカラクリを掴んでいただけましたでしょうか。

もちろん、アロマオイルを取り扱っているブランドの香りの傾向もありますが、

まずは、3種類の中から好みに近いローズマリーを知って、

産地による香りの違いなどからも香りを比較してみますと、

自分好みの香りと出会うことができるかもしれません。

自分好みのお酒などを探すように、様々な土地のラベンダーの香りを楽しみながら、

気長に素敵な出会いの瞬間を待つのもアロマオイルの醍醐味ではないでしょうか。

苦手なものに出会った時、

「あー、これが、○○の個性なんだな」と思うことができたなら、

自分の気持ちの中に生まれたザワツキも、ほんの少し、和らぐような気が致します。

本日も、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

ありったけの感謝の気持ちを込めまして……。

※ローズマリーは刺激の強いアロマオイルですので、薄めずにに使用しますと肌荒れを起こすことがあります。妊娠の可能性がある方や授乳中の方、乳幼児や高血圧の方も注意が必要なオイルです。お取り扱いには、ご注意くださいませ。

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季節の変わり目にスポンジの除菌を見直しておきませんか。

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食中毒=梅雨の時期という構図は、

もう成り立たないのではないかしら、と思うことがある。

梅雨の時期は誰もが食中毒に注意しているため、食中毒も起こりにくいように思う。

気を付けなくてはいけないのは、

暑さが和らぎ皆の気持ちもふっと緩まるこの季節ではないのかと。

私たちの体が持つ免疫力のおかげで食中毒に気付きはしないものの、

大事には至らなかったレベルでの食中毒は、私たちが思う以上に家庭内で起きているのだとか。

毎日使っているキッチンアイテムである食器洗い専用のスポンジ。

毎日使うからこそ、殺菌も習慣になっているはずなのだけれど、

食器洗い専用スポンジの雑菌は排水口のそれと大差ないのだそう。

今回はキッチンの食器洗い専用スポンジの除菌、殺菌に関するお話を少し、と思っております。

季節の変わり目にキッチンの除菌、殺菌を

セルフチェックするきっかけにしていただけましたら幸いです。

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食中毒予防のために注意する点は、

細菌などを食べ物に付けないこと、

食べ物に付いてしまった細菌を増やさないこと、

食べ物や調理器具に付いてしまった細菌を除菌する、殺菌することなのだそう。

この予防を踏まえた上で、食器洗い用スポンジにできる、

除菌・殺菌方法を5つほどおさらいしてみましょうか。

皆さんがご自宅で行われてる方法は、どちらの方法でしょうか。

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【1】除菌ができる洗剤を使う。このような除菌を兼ねた洗剤を使っている方も多いかと思いますが、普段使いするだけでは、スポンジの中の除菌まではできません。除菌も出来る洗剤を使用する際には、使用後にスポンジをきれいに洗い、きらいな状態のスポンジに洗剤を含ませて泡立たせ、次に使用するまで泡をスポンジ内に閉じ込めておきましょう。

 

【2】沸騰させたお湯で煮沸消毒する。使用後、きれいに洗ったスポンジを沸騰したお湯が入ったお鍋に入れ、そのまま10分ほど煮て殺菌します。その後、お湯が冷めるのを待ち、スポンジの水気を切り、しっかり乾かします。もしくは、使用後、きれいに洗ったスポンジに熱湯をかけて、スポンジ内部まで熱湯を行き渡らせた後に水気を切って乾かします。

 

【3】殺菌が得意な塩素系漂白剤で漬け置き殺菌。使用する漂白剤の指示に従って希釈した塩素系の漂白剤液に2~3分程漬け置きします。この時、スポンジの奥まで漂白剤液が染み渡るようにしっかりと含まます。後は、念入りにすすぎ、水気を切って乾かします。

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【4】電子レンジで時短殺菌。除菌や殺菌は、こまめに行いたいのですが、クタクタになってしまった夜に煮沸消毒に辿り着けない日もあります。漂白剤をあまり使いたくない方もいらっしゃるでしょう。そのような時に私が頼るのは電子レンジで時短殺菌です。もちろん、全ての菌を死滅させることはできないのですが熱に弱い菌は熱で殺菌することができます。スポンジを使用した後、きれいに洗ったスポンジを軽く絞ります。この時、スポンジ内に水がある程度は残っている状態にします。これを電子レンジに入れて加熱します。(※私の場合は500Wで50秒加熱し、スポンジの熱さを確認して、10秒~20秒ほど再加熱します。)その後、粗熱が取れたら取り出して水気を切り、しっかりと乾かします。

注意しなくてはいけないのは、金属が含まれているようなものは発火などの危険がありますので、加熱しないこと。また、稀にスポンジが熱によって溶けてしまう場合があります。ご使用の電子レンジやスポンジによって加熱具合が変わりますので、初めは短時間から始めてみてくださいませ。

 

【5】太陽で除菌。お布団などと同じですね。しっかりと洗ったスポンジの水気を切り、3時間ほど太陽でしっかりと乾かして除菌します。わたくし、今はスポンジの天日干し除菌はしていないのですが、過去に2、3度、スポンジが風に飛ばされ行方不明になった経験がございます。とても簡単な除菌方法ですが、スポンジが風で飛ばされぬようご注意あれ。

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様々な除菌専用アイテムなども販売されておりますが、

「既に自宅にあるものを使って効果的な除菌をする」という視点での除菌、殺菌となると、

このような方法が確実なのではないでしょうか。

そして、これは余談になりますが、

昨年の今頃、カレーに潜むウィルシュ菌のお話をさせていただきましたが、

カレーが付いた食器を洗った時などは特に、

スポンジの除菌、殺菌を念入りに行ってもよいのではないかと思います。

基本はしっかりと洗って乾かすことです。

スポンジは水分が乾燥しにくく、雑菌が繁殖しやすいものです。

これから寒くなってきますので食中毒の心配は要らないと思ってしまいがちですが、

快適な家の中は菌にとっても快適です。

過敏になる必要はないけれど、その時々の時間の都合に合わせて、

いくつかの殺菌方法を準備しておくのも良いのかもしれませんね。

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外れた音と風の声。

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その日は、窓から入る風が気持ちよくて、家中の窓を豪快に開け放っていた。

すると、アナウンスの開始を知らせる「ピンポンパンポーン」という

お馴染みの上りチャイム音が聞こえてきた。

我が家の近くには小学校があるのだけれど、

その小学校から聞こえる四季折々のアナウンスは、

余裕を無くしかけている私の気持ちを和らげてくれることがある。

その表れだろうか。待ち焦がれているわけではないけれど、

アナウンスの開始を知らせるチャイム音を耳にすると一瞬だけ、背筋がすーっと伸びるのだ。

ただ、この日のチャイムは様子がおかしかった。

最後の「ポーン」の音が、えっ?と、窓の外へ視線を泳がせてしまうほど外れていたのだ。

何ごともなかったかのように、話を始める先生らしき人の声。

私は聞き取る必要はないのだけれど、

外れた音に若干ニヤニヤしながらパソコンのキーボードを叩くのを止めて聴き入った。

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この日のお話コードは「風」だったようで、

「台風」は英語のタイフーンに漢字を当てはめてできた言葉で、

日本では台風のことを「野分(のわき)」と呼んでいたことがある。

といった話の所々が耳に届いた。

 

風の表情が豊かだと感じる日がある。

そのような時、この風の表情や景色を、

どのような言葉で切り取ろうかと思考を巡らせるのだけれども、

既に先人たちの感性によって、

それに馴染む言葉が残されていることに驚くことがある。

しかも、その言葉の多くが、作家や詩人のような方々が残したもののはなく

日本中の人々から自然と生まれ、共有され、広がり、残ったものなのだから、

自然の豊かさや、先人たちの豊かさの域には

そう簡単には辿りつけないような気さえしてしまう。

 

小学校の先生の話に登場した野分(のわき)は、

野に生えている草木の間を豪快に書き分けて進んでいく、力強い風のことであり、

今で言う台風(英:タイフーン)と同等の意味を持っている。

同じものを表しているのだけれど、

野分(のわき)の方が表情豊かな風のように感じるのは、私が日本語贔屓だからだろうか。

そのようなことを思っていると、アナウンス終了を知らせる下りチャイム音が聞こえてきた。

こちらも上りチャイム音と同様に最後の音だけが大きく外れおり、思わず吹き出してしまった。

あれから、しばらく経つけれどチャイムの音は外れたまま。

そして、いつの間にか、その外れた音に愛着を感じている私がいる。

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風が心地よい季節になりました。

今日吹く風は今日だけの風。

風の音、風の匂い、風の色、風の音、今日だけの表情に触れてみてはいかがでしょうか。

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大人も子ども楽しみながらお作法を学ぶことが出来るマナーフィッシュってなあに?

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幸せのレシピ集では「お作法」のお話をさせていただくこともありますが、

今回はマナーフィッシュのお話を少し、と思っております。

「人前で骨付きのお魚を食べるのは少しばかり緊張する」、

という声を耳にすることがありますが、

お魚の食べ方に限ったことではなく、オフィシャルなシーンでは何かと気になるものです。

また、良くも悪くも普段の立ち居振る舞いが出てしまうことを分かっている大人は、

何かと気になってしまうのではないかと思います。

 

今は骨を予め取り除いたお魚があったり、

お魚料理を食べる機会が減っているご家庭も多く、

骨が付いているお魚の食べ方が分からない、と言う子どもたちもいるといいます。

便利なものを使うことも、楽をすることも悪いことでもダメなことでもないので、

骨が付いていないお魚を選ぶこともアリですが、

そればかりになってしまうと、

出来るようになる楽しみがひとつ減ってしまって勿体ないような気も致します。

 

教育現場に携わっている知人と、このような食育、知育に関する話をしていると、

今は「マナーフィッシュ」という、

お魚の正しい食べ方を学ぶことが出来るパズルがあると言うのです。

ご存知の方もいらっしゃるかとは思うのですが、

アイアップという会社から出された知育玩具のひとつで、

発案者が女性ということも関係しているのか、

とても細やかな配慮が組み込まれた立体パズルです。

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お魚の身をお箸を使って切り離し、シートの所定の位置に置いていくのですが、

食べる時の正しい順番でなければ、立体パズルが外れないため、

ゲーム感覚でお魚の食べる順番や、お箸使いを学ぶことができます。

お箸が使えない年齢の子は、

まずは手を使って食べる順番だけを覚えるだけでも十分だと思うのです。

また、作法書というものが同梱してあるようなのですが、

遊び方だけではなく、マナー違反とされているお箸の使い方を、

お魚の気持ちになって習得していくような仕組みもよく考えられています。

更に、この立体パズルは、お皿もついており、

パズルで遊ぶ為にお皿の上にお魚を盛り付けるのですが、

日本料理の盛り付けのマナーである、

お魚の頭の向きは左で、お魚のお腹を手前にするということや

盛り付けマナーのもとになっている左上位を、自然と身に付けられるようになっています。

実物で練習すればいいと感じる方もいらっしゃるかとは思うのですが、

楽しみながら学べる環境があること、

楽しく学んだことを試すことができる食卓があることも

素敵なことであり、幸せなことだと感じたマナーフィッシュでした。

マナーフィッシュを見かけた際には、

「あーあれだ」と思い出していただけましたら幸いです。

関連リンク&一部、画像もお借りしています。

マナー魚(マナーフィッシュ) | 株式会社アイアップ

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技術と温かい想いの化学変化。|「とらや」のやわらか羊羹『ゆるるか』のお話も。

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最近目にしたトピックスの中に老舗和菓子店、「とらや」の新商品の話題があった。

一消費者の勝手な発言ではあるけれど、私から見る「とらや」は、

変わらない勇気と変わる勇気の両方を持っていて、その塩梅が妙に心地良い。

季節も変わったことだから秋冬向け新商品の話題かしらと思うも、

その予想は、あっさりと裏切られてしまった。

新商品であることに間違いはなかったけれど、

そのターゲットとなっていたのは高齢者層だった。

誰もが年齢を重ねるにつれて少しずつ弱まってくる力。

気持ちは十分あるにも関わらず、

これまで出来ていたこと、楽しめていたことを諦めなくてはいけない状況というのは、

そういうものだと理解していたとしても、

嫌でも歯痒さにも似た感情と対峙させられてしまうのではないだろうか。

「とらや」は、噛む力や飲み込む力が弱まってきた高齢者でも安心して食べることができ、

ゆったりとしたひと時を過ごして欲しいという思いから、柔らかい羊羹を発売したという。

商品名は、やわらか羊羹『ゆるるか』。

優しい時間がゆったりと流れ、気持ちがゆるやかに、ほぐれていくような名だ。

発売するにあたり、高齢者専門の療養型病院の協力なども得て、

開発には数年の時間をかけたのだそう。

原材料は、通常の羊羹と変わらず、小豆、寒天、砂糖が使われており、

かたさの目安は、舌でつぶせるくらいのかたさで、

お粥に例えるならば「全がゆ」と同じほどとのこと。

また、お水やお茶が飲み込みづらいことがある方でも口にできるように考えられているのだとか。

私は未だ実物を口にしたことがないため、

どれ程の柔らかさなのか詳細をお伝えすることはできないのだけれど、

羊羹を体の年齢的な変化を理由に諦めていた高齢者にとっては、

暮らしの中に小さな楽しみが復活するのではないかと思う。

様々な技術が進化しているし、進化し続けていくのだろうけれど、

その異なる技術を持ち寄り、シェアし合い、掛け合わせることで

開ける道は想像以上に多いように思う。

そこに温かい想いがあればハッピーを広げる化学変化も起きたりして。

インスタ映えするようなオシャレでヴィヴィッドな話題も良いけれど、

私たちの暮らしに、そっと寄り添ってくれる話題も

同じようにココロのビタミンになるのだと感じた話題だったように思う。

今日もあなたに、小さなハッピーが舞い降りますように☆彡

 

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スープジャーと、2度目の出会いを。

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気分転換にキッチンの大掃除を始めた。

黙々とシンクを磨き上げていると頭の中が自然と空っぽになって気持ちが良い。

しかし、この日はシンクを磨き上げたい気分ではなく、

キッチンに眠る不要なものを潔く断捨離する日にした。

私の選別の基準は、今の自分がそれを好きか、嫌いか。

今の自分が使いたいか、使いたくないか、だ。

少々使い勝手が悪いものや古いものでも、好きであれば使い続けるし、手も伸びる。

だけれども、それ以外は自分で笑ってしまうくらい手が伸びない。

そのことに気付いたのは、十分すぎるくらい大人になってからだったけれど、

自分の基準が軸としてあれば、そう迷わないものなのかもしれない、と思ったりもする。

誰かの軸を借りてコツを掴むのはいいけれど、

きっと本題は、それを自分軸にするにはどうしたら……、ということだろうか。

そのような事を頭の隅にちらつかせながら、

使わなくなった食器類や調理器具などを袋に押し込んだ。

すると、普段は目が届かない場所に何やら可愛らしい箱を発見した。

存在すら忘れていたそれは、家電製品か何かを購入したときに

お店の方が付けてくださったミニサイズのスープジャーだった。

お弁当とは無縁の我が家ゆえ、長い間、放置してしまったのだけれども、

そのことが分かるくらいに色褪せた箱が妙な切なさを運んできた。

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この手の商品に疎い私は液体状のメニューを入れる以外の使い道が思いつかず、

箱から取り出したスープジャーを握りしめた。

試しにスープジャーの使い道を調べてみるか、とスマートフォンを覗き込んで驚いた。

スープジャーがあれば、ちょっとしたお鍋メニューや中華丼のあん、

麻婆豆腐にリゾットと何でもお弁当にできるのだ。

そう言われてみればそうか、80度前後の温度を3時間ほど保つことができれば、

ご飯やお赤飯、炊き込みご飯にパエリヤなども作れてしまう。

そう思ってレシピを検索すると出てくる、出てくるスープジャーレシピ。

私にお弁当は必要ないのだけれど、

こんなにもワクワクした気持ちになれるのなら、

一度くらい、このスープジャーなるものを使ってみようという気分になった。

このスープジャーは、数年前の私にとっては、

使いたいと思えるものではなかったようなのだけれども、

今の私にとっては、使ってみたいと思えるアイテムに変身していた。

人との出会いにもタイミングがあるけれど、

物との出会いにも「ここぞ」というタイミングがあるようだ。

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やぶ医者はダメなお医者さん?それとも名医?

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おっと、少年よ。それを言ってはお母さんが大変なのでは……。

ある日の皮膚科と小児内科を受診できる近所の病院でのひとこまだ。

温かみのある木目調の院内は、

よくある病院の白が解き放つ緊張感が程よく緩和されており、

小児科を受診する為に待っている子どもたちも、

何となく落ち着いて順番待ちをしているように見えた。

私は、皮膚科のお薬を処方していただくため、

本を読みながら順番待ちをしていたのだけれど、

小さな少年が母親の膝の上で向かい合って座っていた。

少年は、母親の顔に自分の顔をぐーっと近づけて

「ここ、やぶ医者?ねぇ、ママ、ここやぶ医者?」とよく通る声で詰め寄っていた。

そのような言葉を知るには少々幼くも感じたのだけれど、

これだけ様々な情報が垂れ流されている時代だ。

どこかで、やぶ医者という言葉に出会ってしまったのだろう。

その場に居合わせた人たちの中には、少年の母親に向かって

「(心中お察しします……。)」と心の中で発した人がいたかもしれない。

私も視線を読みかけの本に落としつつ、そう思っていた。

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医療技術や知識に乏しい医者のことを「やぶ医者」と言うけれど、

もとは名医の代名詞だという説がある。

松尾芭蕉の弟子によると、「やぶ医者」とは腕の悪い医者のことではなく、

現在の兵庫県北部辺り(但馬国)にある養父(やぶ)市にいた名医のことを、

そう呼んでいたのだそう。

その名医は、死んだ人を蘇らせることができるくらいの凄腕な上に、

治療で得たお金を貧しい人々の薬代にすることもあり、

多くの人に慕われていたといいます。

しかし、どの時代にも便乗商法というものはあったのでしょう。

「やぶ医者」の評判を利用して養父(やぶ)から来た医者だと嘘を言い医療行為をする偽物が増え、いつの間にか、名医の代名詞から

医療技術や知識に乏しい医者を指す言葉になってしまったのだとか。

 

他にも「やぶ医者」のもとは、巫医(ふい)のこと。

巫(ふい)というのは、簡単に言うと祈祷や占術を使うことができる巫女のこと。

古は、病気は悪霊の仕業からくる体調不良だと考えられていたことがあり、

それを治すのは悪霊を退治できるとされていた巫女で、

結果として医師という立場も兼ねていたことから「巫医(ふい)」と名付けられたように思う。

その巫医(ふい)の中でも、その技術力が都では認められず

田舎に居るしかない巫医(ふい)のことを野巫(やぶ)と呼んでいたといい、

技術も財力もない野巫(やぶ)の診療所は、

薮をかき分けてしか行くことが出来ないような場所にあったことから、

「薮」という字を当てられて薮医者というようになったという説や、

高価な薬を揃えるだけの財力がなかったため、

藪の中から草や根を採取し適当な調剤をしていたということから

「薮」という字を当てられたという説もある。

 

このように「やぶ医者」という言葉には様々な説があり、

時代背景によって変化したのではないかという見方もできるため、

「やぶ医者」という言葉には、

名医と医療技術や知識に乏しい医者と、二つの顔がある。

冒頭の少年が、どちらの意味で「やぶ医者」と発していたのか、

確かめる術はないのだけれど、前者であったならば、あっぱれだ。

そのような事を思いながら帰路についた。

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侮るなかれ、名前のチカラ。

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近所にあるオーガニックショップへ、ジャバラ果汁を求め向かっていたときのこと。

私の目の前には、3人程の女性が一列に並んでいるようにも見える様な状態で歩いていた。

何を考えるでもなく、その様子を眺めながら歩いていると、

細い路地から背筋がやけにピンッと伸びた年配男性が出てきて私の前を歩き始めた。

しばらくすると、その男性が「奥さん!奥さん!!落としたよ」と言いながら

拾ったフリンジチャームのようなものを頭上で振っていた。

私は、その一部始終を見ながら歩いていたのだけれど、

男性が「奥さん」と呼んだ時、目の前の3人の女性たちが一斉に立ち止まって

タイミングよくキュッと後ろを振り向いたものだから驚いたのだろうか。

男性が振り上げた手を下すことができずに固まってしまった姿がとても印象的だった。

 

他人様のパートナーに対して使われる「奥さん」、「奥様」のもとになっている「奥」は、

江戸時代の将軍、大名、旗本といった高い身分の武家屋敷の中にある、

主人のプライベートスペースや奥女中が住まう場所のことだった。

その中でも将軍家は、他との差別化なのだろう。

「大奥」と呼ばれていた。

このようなことがもととなり、江戸では武家屋敷に居る主人の妻のことを「奥様」と呼び、

これが次第に庶民の間にも広がったと言う。

 

この時代から、既婚女性のことを奥様(奥さん)と呼んでいたのだから、

不都合も何もないのだろうけれど、

ある日、友人と甘味処に入り、ひと息ついたときのこと。

友人は、友の名を呼んだ私の目を真っ直ぐ見て、

「あぁ、今日はたくさん名前を呼んでもらった気がする。自分の時間って感じがする」と、

今にも溶けてしまいそうな笑みを浮かべた。

そして、「名前を呼ばれることが嬉しいことだと思うようになるなんて、

私は大丈夫だろうか」と笑った。

「大丈夫、大丈夫、食べよう」

そのようなことを返しながら、二人で小さなプリンが乗った

ちょっぴり邪道で美味しいあんみつを味わったことがある。

 

女性は結婚や妊娠、出産を機に、

名前ではなく「奥様」、「奥さん」、「ママ」、「お母さん」といった

肩書で呼ばれるようになることが多い。

幸せな瞬間のひとつでもあるのと同時に、

本来の自分自身に戻るきっかけを掴めなくなることもある。

以前、女性の肩書について触れたことがあるのだけれど、

女性はライフスタイルや本人の意思に関わらず、様々な肩書で呼ばれるようになり、

いつの間にか、そのような状態が当たり前になり、肩の力の抜き方を忘れてしまうことがある。

自分の名前で呼ばれるということは、些細なことではあるのだけれど、

本当の自分に戻るためのスイッチになったり、

本当の自分と向き合うスイッチになったり、

肩の力を抜くきっかけになることがあると思うのだ。

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ここに足を運んで下さっている方の中に男性がどれくらいいらっしゃるのか分からないけれど、

最近パートナーのことを名前で呼んでいないかも。

そう思われた方は、パートナーのことを名前で呼んでみてはいかがでしょうか。

女性同士も、苗字や肩書、○○さんの奥さん、○○ちゃん(くん)のママではなく、

親しみや尊敬の気持ちを込めて名前で呼び合うことがあっても良いのではないでしょうか。

湯船の中で自分で自分の名前を呼んで、

1日の頑張りを褒めてあげるのだってアリだと思うのです。

侮るなかれ、名前のチカラ。

大切な人や自分を癒すきっかけは、すぐそばに。

今日も皆さんと、皆さんの大切な方々がHappy&Smileでありますように☆彡

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コシャリとは、何?誰?どこ?

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久しぶりにコンタクトをとった友人と、

各々が最近夢中になっていることや、気になっていることなどを話した。

ライフスタイルや趣味趣向が同じ場合はベースを共有できている上で、

互いの感性の違いから、その世界を更に多面的かつ深く知ることができることが面白い。

この友人とはベースを共有するどころか、趣味趣向が驚くほど異なっている。

一見、会話すら成り立たないのではないかと思うこともあるのだけれど、

唯一の共通点と言えば、とりあえず知ってみようかな、とりあえず覗いてみようかな、

という性質的なものだろうか。

ひと通り知ってみて、「やっぱり私は興味ないや」と言い合うこともあるのだけれど、

それをお互いに残念だとも悲しいとも感じることはなく、

相手や相手の趣味嗜好を否定することもなく、

「そうだよね」、「何となく知ることができた、ありがとう。興味はないけれど。」と笑いあえる仲。

これはこれっで、とてもありがたい関係だと思っている。

興味はない、もう触れることもないだろうと思ったことも、

月日が経ち、思わぬタイミングで役に立ったり、繋がったりすることがあるものだから、

世の中は不思議で面白くて無限に広がりゆくものなのだろうと、何となく思っている。

 

少々、ワタクシのお喋りが過ぎてしまったけれど、

その日、友人が話してくれた夢中になっているものは「コシャリ」というものだった。

初めて耳にしたそれが、一体何なのか。

予測すらできなかった私は、「コシャリって何?誰?どこ?……。」と

思い浮かぶだけのクエスチョンを投げかけた。

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コシャリという言葉には、エジプトで「混ぜ合わす」という意味があり、

コシャリは、エジプトの国民食であり、ファーストフードでもあるメニューだという。

そのメニューは、お米、パスタ、ひよこ豆やレンズ豆といった数種類の豆の上に、

トマトソース、フライドオニオンが乗っており、

お好みでガーリックチップや、ガーリック酢、チリソースやレモン果汁などをかけ、

全てを混ぜ合わせて食べる一品だ。

もとは、冷蔵庫の中に残りやすい食材を

美味しく食べ切るためのメニューとして誕生した簡単メニューらしいのだけれど、

いつの間にか各家庭の味があったり、各店の味があったりと、エジプトで定着したのだそう。

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友人にとってコシャリは、学生の頃にエジプトで食べた思い出の味で、

最近は現地の味に近いものが、

日本でも食べられるようになってきていたらしいのだけれども、

数か月前に、お気に入りのコシャリを見つけたとかで夢中なのだという。

コシャリレシピも見かけるようになっておりますし、

飲食店でも目にする味になるのかもしれないコシャリ。

目にされました際には、「あぁ、あれね」と思い出していただけましたら幸いです。

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画像出典:https://jp.pinterest.com/

未来を前向きなものにするのは些細なこと。

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何度か足を運んでいる水族館があるのだけれど、

私のタイミングが悪いのか、ご縁がないのか、どういう訳だかサメにだけ会えない。

時々、テレビや雑誌でも見かける水族館で、

取り上げられる際には必ずと言っていいほど、サメも紹介されている。

サメに会えなくても生活に支障はないし、

実物を見たことがないというわけでもないのだから問題はないのだけれど、

映像や紙面でサメの姿を目にする度に、

ほんの少しだけ「何故、会えぬ」そのような感情が顔を出す。

つい先日も、現れた感情に流されるがままタブレットでサメのことを見ていると、

ある外国の記事に辿り着いた。

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それは、サメが持つ特性が、様々な感染症やガン、その他の病から

私たちを救ってくれるのではないか、という話だった。

なんでもサメは、海中生物の中で唯一、病気と無縁な生物なのだそう。

サメは体内でスクアラミンとよばれる強力な抗体を作り、

この抗体によって全身を病気から守っているのだそう。

この成分を発見したのはアメリカの免疫学者なのだけれど、

その学者は、生き物の多くは脊髄で作られる免疫細胞によって

自分の体を様々な病気から守っているけれど、

サメの骨は全て軟骨なので、この免疫細胞を作ることができない。

それなのに、どうしてサメの免疫力はこれほどまでに高いのか、と不思議に思い、

その答えを追い求めてたところ、

サメの肝臓に含まれる強力な抗体、スクアラミンを発見したという。

スクアラミンは、様々な感染症から体を守り、ガン治療にも役立ち、

健康維持にも力をかしてくれる成分だということが分かり、

アメリカでは、スクアラミンを元に作った新薬の発売に向けて

臨床試験や研究が続けられているのだそう。

これまで免疫疾患であるガン治療には副作用がつきものだったけれど、

スクアラミンという成分には疾患を治す過程で引き起こす副作用もないのだとか。

 

目に留まった記事が古いものだったため、その後を追ってみたのだけれど

日本ではお薬としてではなく、

健康維持のためのサプリメントしてスクアラミン(鮫肝油)が出回っているようだ。

 

このような話題に触れますと、

集中的に摂取してしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、

念の為にお伝えしておきますがサプリメントにも適量というのがあります。

また、サプリメントはお薬ではなく食品ではありますが副作用が出る場合もあります

例えば、ある成分をだけを集中的に摂取するわけですから

体質によってはアレルギーを起こすこともありますし、

スムースな代謝が行われず肝臓に負担がかかり

肝臓の機能が上手く働かなくなることもあると言われております。

これは、スクアラミン(鮫肝油)に限ったことではなく、

健康補助サプリメントも美容系のサプリメントも同じです。

自分の体に負担をかけないよう、

日々の暮らしやお食事を大切にした上で補助的に取り入れてくださいませ。

 

それにしても、研究者の方々の着眼点や自由な発想は未来を変えるチカラそのものだ。

私には、人類の命を救うなどといった大きなことはできそうにないけれど、

自分の未来や大切な方々と過ごす未来を前向きなものにすることができる、

そのような視点や発想は、どんなときも持っていたいものだと思う今日この頃だ。

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