2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
会うたびに新たな成長を見せてくれる、私の小さなオトモダチたち。 ワタクシ、子どもを子ども扱いしないというスタイルで過ごしており、 友人の子どもたちのことは愛情を込めて、小さなオトモダチと呼んでいる。 彼らは、確実に出来ることが増え、言葉も増え…
久しぶりに歩いた道で、ふわり流れてきた風から夏の匂いがした。 匂いにつられて、辺りを見回してみたけれど、夏の匂いを感じられたのは、その一度きり。 すぐに、いつもの街の匂いと音が広がった。 あの一瞬だけ、未来を先取りしてしまったのではないだろう…
昨年から目に留まる機会が増えた「モリンガ」。 私の知識もまだ浅いのですが、 ご興味ありましたら、柊希の脳内整理にお付き合いいただけましたら嬉しいです。 モリンガと言うのは、インドを原産としているワサビノキ科の植物で、亜熱帯地域で多く見られるの…
ブームは、少しずつ形を変えながら巡ると言われている。 そのような出来事に遭遇する度に、ゼロからブームを作ることは難しく、 例え、作ることができたとしても、 それが、時代や世代を越えて何度でも愛されるブームになることは稀なのだろうと思う。 数年…
久しぶりに連絡を取った友人が興奮気味に言った。 背中のチェックを怠ったらダメだ、と。 その台詞に辿り着くまでの経緯はこうだった。 普段しないようなことに挑戦してみようと思い立ち、 手始めに、痩身を目的とした全身ボディーエステの体験をしてみたの…
花屋を覗いたら色とりどりのアルストロメリアが目に飛び込んできた。 アルストロメリアに限らず花たちの色彩が、年々、鮮やかさを増しているように思う。 その日は、ピンクに白、黄色にオレンジ、薄紫色をしたアルストロメリアまであった。 私が知っている色…
ベランダにやってきたスズメたちがお喋りをしている。 その場が、陽気な空気のもとでのお喋りだったかどうかは分からないけれど、 そうであって欲しいと無意識に思う私の気持ちが、 その光景を陽気なお喋りをしているように見せたのかもしれない。 スズメた…
シュッ、シュポッと、やる気のない音とともに飛び出したのは、スカスカの泡状のハンドソープ。 手のひらの上に乗っている明らかに足りないそれを軽く洗い流し、 詰め替え用パッケージに記されていた「バイ菌」という文字を眺めながら、 液状のハンドソープを…
観葉植物に与える活力剤というものがある。 活力剤は肥料ではなく、人間でいう所の栄養ドリンクのような位置付けのもので、 アンプルタイプの先端をカットしたものを土に突き挿しておけば、 必要な時に必要な量を観葉植物が吸い込んでくれるというものだ。 …
久しぶりに、時間潰しではなく目的を持って書店に足を踏み入れた。 しかし、読みたい類の品揃えが少なかったためネットでまとめ買いをすることにした。 自分で何冊もの本を購入して持ち帰るのは少々大変だけれども、 玄関先まで配達していただける流通システ…
人生の中で、幾度かは経験するであろう、酢豚にパイナップルはアリか、ナシか問題。 少し前に足を運んだ中華料理店で、隣のテーブルから久しぶりに、そのような話題が聞こえてきて、何だかとても懐かしい気持ちになった。 私は、パイナップルが入っていても…
数年前の夏、我が家のガーデンテーブルの上に笑顔がキュートな鳥の置物がやってきた。 あの日は確か、ジリジリと照り付ける太陽を浴びながら目的地へ向かっていた。 途中、店先に並べられた植物が、 滴る水をキラキラと輝かせている姿があまりにも眩しくて、…
テレビを付けようとしただけなのだけれども、電源とは異なる何かを押してしまったのだろう。 テレビと周辺機器には、いつものランプが点灯しているのに、何も映し出さない画面。 その真黒な画面に映る自分の姿とリモコンを交互に眺めながらボタンを押すも、 …
「ちゃんと前を向いて、気を付けて歩いて」 背後から聞こえた女性の声に背中と心がビクッとした。 その言葉は私に発せられたものではなかったけれど、 子どもの頃、似通った言葉を母親から言われていたことを思い出した。 小学校へ送り出すときの心配する気…
早くも「冷やし中華、あります」の文字を目にした。 季節を楽しむことに長けており、季節を先取りすることが粋だとされてきた日本人の心は、 DNAレベルで組み込まれているに違いない。 そう思う瞬間のひとつである「冷やし中華、あります」「冷やし中華、…
起床を知らせる目覚まし音がベッドルームに響いた。 出来るだけ穏やかに起きられるようにと“鳥のさえずり”を選んでみたのだけれど、 朝に弱い私にとってその音は、“鳥のさえずり”と呼べるほど穏やかなものではなく、 心地より眠りから私を強引に引きずり出す…
日本茶の茶葉が少々増えすぎて、なかなか飲みきれない状態になってきた。 このような場合、私は一番飲みたいものから順に手を伸ばすことが多いのだけれども、 そうすると、その間に賞味期限が切れてしまうものが出てくることがある。 かといって、賞味期限が…
バッグの中身を取り出していると、内ポケットからテーピング用のテープが出てきた。 こんなところにあったのかと思いながら、 メモ帳の裏表紙にペタッとくっついた状態のそれを丁寧に剥がし取った。 先日、シューフィッターの方から偏平足のことを教えていた…
不要なものを処分しようと、張り切って掃除をしていたときのこと。 一度で済ませてしまいたいと欲張り、物の配置換えも同時に行っていた。 人は、自分がリズミカルに動くことができていると感じると調子にのってしまうものなのだろうか。 それが自分のキャパ…
穏やかな気候の日は、昼夜を問わずガーデンテーブルへ移動し、お気に入りの一杯を口にする。 特別なことは何もしないけれど、自分だけの、自分のための、ちょっとした癒しタイムのひとつだ。 その日は、久しぶりにミントティーを淹れた。 亡き父が、摘みたて…
パラパラと、静かに降っていた雨が上がった。 薄れゆく雨雲の雲間から黄色い日差しが差し込み始めた。 黄色いそれと、しっとりとした冷たい空気が混ざり合う時間に魅せられて、 少々強引に用事を作り家を出た。 目的地へ向かう道すがらにある学校所有の花壇…
日差しが日に日に力強さを増している。 うっかり日焼け止めを塗り忘れていることに気が付き、 信号待ちの間は木陰で待機することにした。 風がなく穏やかなその日は、木陰の中でもじんわりと体温が上がってくるのを感じた。 この様子では、アッと言う間に初…
脳内が静まり返り、思考が完全に停止した。 忍び寄る睡魔と、うんともすんとも言わない様子から察するに、 脳のガソリンであるブドウ糖が切れてしまい、 ウルトラマンで言う所のカラータイマー点滅中という状態に陥っているようだった。 キーボードを叩く手…
大人になるにつれて耳にする機会がぐんと減る言葉がある。 減ったことにすら気が付かず、あるとき不意に耳にして、久しぶりの響きに少し戸惑うのだ。 最近の私が不意に耳にしたのは「早生まれ」、「遅生まれ」という言葉だ。 我が子を新たな集団生活の場に送…
立派な生ワサビをいただいた。 その力強く瑞々しい姿と感触からは、 水と空気が美味しい場所で丁寧に育てられたことが透けて見えるような気がした。 ツンとした辛味の奥に感じられる微かな甘味とワサビ特有の香りは、 口にする人の食欲を程よく刺激する。 調…
お洗濯が終わった衣類をたたみながら思い出したことがある。 それは、「お洗濯をして干した衣類は、一度たたんでから着用しなくてはいけない」という風習だ。 様々な出身地の方と、この話題で話したことがあるけれど、 そのように言われて育ったという方もい…
ここに足を運んでくださっている方の中に、 沖縄とのご縁が深い方がどれほどいらっしゃるかは分からないけれど、 ワタクシ最近、遅ればせながら沖縄の“カニステル”という名の不思議なフルーツの存在を知ったのだ。 沖縄に恋焦がれている友人が、沖縄へ足を運…
待ち合わせ場所である駅の改札前に少し早めに到着した。 いつもなら、付近のお店に立ち寄るところなのだけれど、 その日は行き交う人々を眺めながら待つことにした。 しばらくすると、学習塾の名前が入った、お揃い鞄を提げた子どもたちの集団が、塾の先生ら…
日本各地で愛情を込めて育てあげられたお米を色々と味わってみたいという好奇心から、 我が家で口にする白米の銘柄は決めずにいる。 人に性格や特徴や相性があるように、白米にも違いや相性がある。 きっと、その土地ならではの食材や水、郷土料理と合わせる…
先日、体の至る所に点在している「ツボ」に関するお話を聴く機会がありました。 その中に、太り方から体内環境を知るコツというものがありましたので、 今回は、その見分け方と自分の体内環境に合わせたツボのお話を少し、と思っております。 薄着になり冬の…