幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

アイテム

なんちゃってグラニテから貝ボタンまで数珠繋ぎ。

買ってきたレモンゼリーを冷凍庫へ入れた。 冷やしたものをそのまま食べても十分に美味しいゼリーなのだけれど、適度に凍らせたものを摩り下ろしてシャーベット状にすると、手軽にグラニテを作ることができるので、ホームパーティー中のちょっとしたお口直し…

お役目終えた木彫り熊。

マンション内のゴミ置き場へゴミを捨てに行った。 入り口の扉を開けて中に入ると、視線の先に猫か何か、小さな動物が座っているような気がして、体がビクッと小さく跳ねた。 動く気配が無かったものだから近づいて見ると、木彫りの熊が2体並べられていた。 …

刺繍の奥にある景色。

長年愛用している革製のコースターがある。 母の友人に革細工を趣味にしている方がいるのだけれど、その方が、ようやく人様に贈れるくらいの腕になったからと言ってプレゼントしてくれたものだ。 そのコースターを母と半分ずつにしてから随分と年月が経った…

ストロー2本の風景。

コンビニの前を通りかかると親子が水分補給をしていた。 子どもは、父親の脚の間に挟まるような状態で、ペットボトルにさしてあるストローから飲み物を吸い上げていたのだけれど、次の瞬間、1本のストローを父親へ差し出し、もう1本のストローを自分の口に…

水浴びで輝く福助ご一行様。

プールに飛び込みたくなるような、太陽が燦燦と地上を照らしていたその日、いくつもの福助人形を目にした。 そこは、年季が入った店構えの小料理屋の店先だったのだけれど、柿渋色をした木製のベンチ椅子の上に、大小様々なそれが並べられていた。 よく見る…

扇子とカンニング。

縁あって譲り受けた扇子を引き出しから取り出した。 扇面には紫陽花が、中骨には透かし彫と蝶があしらわれているお気に入りの1本である。 絵柄が紫陽花ということもあり、使用できるのは梅雨が明ける頃までの短い期間ではあるのだけれど、近頃の私の愛用品は…

ヨーロッパ生まれのアレと日本生まれのアレがコラボレーション。

まあるい石っころのような焼き物の中にグランドピアノを閉じ込めたようなデザインの帯留めを、保管箱の中から取り出した。 シックな和装のアクセントとして重宝する、遊び心ある一品だったけれど、私の不注意でヒビが入ってしまい、本来の用途では使うことが…

割れたボタンを付け替えながら眺めた「がまぐち財布」。

表面を着物の帯に使われるような布地に覆われた「がまぐち財布」を持っている。 その名のとおり、本来はお財布として使うものなのだろうけれど、私はお気に入りの洋服に使われているボタンのスペアを入れて愛用している。 その日はシャツのボタンが割れてし…

古い道具から繋がる三種の神器。

考え事をしながら歩いていると、カチカチッ、カチッカチッと聞きなれない音がした。 その音の正体を突き止めようと、ひと目に怪しい人物だと映らない程度に辺りを見回すと、内装工事中の店舗の外で作業員の方々が石で石を叩き崩しているところだった。 素材…

出遅れてしまった丑紅を求めて。

寒の入りをした日、今年は丑紅(うしべに)でも新調しようかと思っていたのだけれど、気が付けば、そう思ったことがすっぽりと頭から抜け落ちたまま、寒の明けまであと数日というところまで来てしまっていた。 以前、この時季は、口紅を新調するのにも良い時季…

用途もあれこれドアノッカー。

自宅で洋画を観ていたのだけれど、頭の片隅では、画面に映し出されるドアノッカーに意識が引っ張られていた。 日本ではインターホンで住人に声をかけるシステムが主流だけれど、海外の多くの地域では今でもドアノッカーが取り付けられているお宅が多いように…

お年玉や御年賀にムクロジの羽根を添えて。

日本の年末は慌ただしい。 昨日までクリスマスの雰囲気に包まれていた街中の景色は、早着替えのようなスピードで、新年を迎えるための装いに入れ替えられ、新年までのカウントダウンを始める人も多いのではないだろうか。 私も、その年最後の力を振り絞るよ…

つげ櫛から滲み出る飴色の「味」を心待ちにする夜。

夜にできた空き時間。 眠ってしまうには惜しい気がして、好きな音楽と飲み物を用意し、持っている「つげ櫛」のお手入れをすることに。 丁寧なお手入れをする方は、ひと月に一度ほどのお手入れをしていると聞くけれど、ズボラな私は半年ほどに1度くらいの頻…

サージカルテープに第二、第三のお役目を。

サージカルテープが好きだ。 サージカルテープとは、医療現場で包帯やガーゼ、チューブなどを固定する際に使うテープで、用途や体質によって使い分けられているようで、色々な素材のものがある。 ドラッグストアやスーパー、100円ショップなどでも購入す…

女性を味方につけたところに生き残りのカギが!? 

受け取ることを避けたポケットティッシュをバッグの中にポンッと放り込まれた。 その日はバッグの上部がパカッと開いたトートタイプを使っていたのだけれど、そのタイミングの計り方、スローイング、一切の無駄が無い動きに感服し、思わず振り返って会釈をし…

手のひらの上でコイウラナイ。

ぽっかりと中途半端に空いた時間を持て余し、 偶然目に入った雑貨店らしきドアを押し開け店内に足を踏み入れた。 様々な時代の雑貨が所狭しと並べられたそこは、まるでおもちゃ箱の中のようだった。 一見、スペースと言うスペースに、 ぎゅうぎゅうに押し込…

大人が粋に楽しむことができる、ちょっと贅沢な折り紙『錦折万華鏡』の世界。

歩いていると、「おせちのご予約」という文字が目に飛び込んで来た。 「せっかちだなぁ、生き急いでいる感満載だなぁ、まずは秋を楽しみたい」とひと通りのことを思いながら通り過ぎたのだけれども、その夜、私の感覚も似たり寄ったりだと思う出会いがあった…

大人も子ども楽しみながらお作法を学ぶことが出来るマナーフィッシュってなあに?

幸せのレシピ集では「お作法」のお話をさせていただくこともありますが、 今回はマナーフィッシュのお話を少し、と思っております。 「人前で骨付きのお魚を食べるのは少しばかり緊張する」、 という声を耳にすることがありますが、 お魚の食べ方に限ったこ…

貯金箱は○○に限る!?のかもしれない。

立ち寄った雑貨店の一角に貯金箱が並んでいた。 日本独特のサービスではあるけれど携帯がお財布代わりになりつつある昨今、 貯金箱を使っている人はどれくらいいるのだろうか、とふと思った。 そう思いはしたものの、今もこうして商品として存在しているとい…

日本のランドセルと風物詩がパリに降り立つ!?

少しだけ気が早いのだけれども、 私が春の風物詩のひとつだと思っているものに、“ぴかぴかのランドセルを背負った小学1年生たちの姿”というものがある。 体よりも大きく見えるランドセルに背負わされている感漂うあの光景は、 何度目にしても微笑ましいと思…

1週間の始まりは日曜日?月曜日?|曜日の始まりから見るカレンダーの世界

先日、友人がこのようなことをぼやきました。 「せっかく気に入った手帳を見つけたのに日曜日始まりだったの」と。 土日休みのスケジュールで生活している友人は、 休みは右端に揃っている方が週末の続き予定などを書き込みやすく 見た目も美しいと感じてい…

「切手のこびと」を使って、あなたが作る物語を手紙にそっと添えてみませんか?

友人が旅先から絵はがきを送ってくれたのです。 旅行中もSNSを使って旅先の景色を送ってきてくれていたのですが、 絵はがきはSNSにはない味わいがあるものだなと思いながら写真を眺め、 文面に目を通したあと、ハッと気づいたのです。 「切手のこびと…

使い捨てカイロには第二の人生があるけれど、安心できるのはどれかしら?

私の周りには寒がりが多いため、 これからの季節、自宅にお招きする際には暖房に床暖にひざ掛け、と 冬アイテムをフル稼働させてお迎えする。 人一倍寒がりな友人たちの必須アイテムと言えばカイロ。 私はカイロを自分で購入して使うことはあまりないのだけ…

ガラス製の器は夏だけのお楽しみではなくなってきています。|ガラス作家・八木麻子さんのご紹介も。

いつだっただろうか。 実家のキッチンで何かを盛り付けようとカップボードに並んだ器の中から 自分好みのものを選んで取り出した。 いざ盛り付けようとした時、「それ、季節感が違うんじゃない?」と母の声が届いた。 確かに、冬、真っただ中にクリアなガラ…

クッキーで美味しい秋遊びをしてみませんか?|『ケンミンクッキー型 全国セット』の紹介も。

自分で料理をすることも、美味しいもの食べたり、探すことも好きなことなのですが、 素敵なキッチンアイテムや楽しいキッチンアイテムを探すことも好きで、 つい何かワクワクするようなものとの出会いはないかしら?とアンテナを張っております。 ここ3か月…

粋な大人女性のアイテムとして一筆箋を使ってみませんか?

先日、友人から贈り物が届いた。 包みを開けると夏らしい金魚柄の一筆箋に、友人らしい茶目っ気のあるメッセージが書かれていた。 封書やカードなども素敵だけれども、お互いに肩ひじ張らずにナチュラルな気持ちで使ったり受け取ったりできる一筆箋。 これも…

どのご家庭にも置いてあるサランラップは、もとは軍事アイテムだったそうです。

中途半端に残ってしまったお野菜を包んで保存しようと 食品用のラップを手にして勢いよく引き出した……が、 ラップの芯がカラカラっと乾いた音を立てながらラップケースの中で暴れた。 あとちょっとだったのに、と行き場のない悔しさを胸に お野菜を包むには…

今年の夏は風鈴の音を日常に上手に取り入れて涼やかに過ごしませんか?

どこのお宅からだろう。 爽やかな風と共に風鈴の涼やかな音色が我が家へ届いた。 実家を出て一人暮らしを始めたあの日から、風鈴を吊るすこともないまま大人になったのだと気が付いた。 風鈴の始まりは、中国で魔除けのアイテムとして家に吊り下げられていた…

ダーラナホースってなあに?|今日のあなたに真っ赤なダーラナホースを。

ひょんなことから知ることができたギャラリーがある。 京町屋風のしっとりたした雰囲気のそこでは、 個展やグループ個展が開かれている。 クラクラと眩暈がするような、 はたまたビビッと電流が体内を駆け巡るような、 そのような作品や作家との出会いを求め…

LUFF(ラフ)が手掛けたハーバリウムをご存知ですか?

友人のお誕生日がやってくる。 友人が生まれてきてくれたからこそ、こうしてお祝いすることもできるのだ。 と思うと感慨深いものだ。 私が関わっている全ての方の存在もとても温かいものだと思いながら 開いていた手帳を閉じた。 贈り物は既に準備してあるの…