幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

日常

縄跳びで注目の的!?

延長コードを使おうと、コード類をまとめているボックスを久しぶりに開けた。 引っ越しをする度に様々な長さのコードが必要になるものだから、いつの間にかサイズ違いがひと通り揃ってしまっている。 ボックスを覗き込みながらコードを選り分けていたのだけ…

美味しい方がイイ、命がけのミッションなんだもの。

ぶーん、ぶーん、と嫌な羽音が聞こえた。 蚊、である。 今年も酷暑のおかげでと言っていいのか分からないけれど、近年の暑さの中では蚊も思うように動くことができないのだろう。 蚊とは縁が無いまま夏の終わりを迎えた。 虫除け用に精油を使ったアロマミス…

お月見どろぼうが現れる日。

来週の今日(2020年10月1日)は、中秋の名月(十五夜)である。 手帳に予定を書き込みながらそのことに気が付き、そろそろお月見の準備でもとキッチンに立った。 準備といっても、当日使用する盃や花器、おぼんなどを取り出すだけのことなのだれど、うっ…

ツバメが去るとアレが戻ってくる。

鮮魚売り場を通ると、「魚介」や「魚貝」の文字が目に留まった。 ワタクシ過去に、どちらを使えば良いのだろうとキーボードを叩く指先が留まったことがある。 執筆作業をしていると時折起こることなのだけれど、意識をすればするほど、分かっていたはずの正…

秋の花と草花を摘む男性のはなし。

掃除を終えた室内の香り付けにとアロマキャンドルを手に取った。 夏の間はお香やアロマオイル、アロマミストの中から軽やかな香りのものを好み選んでいたけれど、キャンドルや甘い香りに手が伸びるようになり、季節の移り変わりを感じるこの頃である。 この…

かいわれ大根を庭に植えたら大根になるの!?

背後から可愛い会話が聞こえてきた。 「ねぇねぇ、かいわれ大根は大根なんだからさ、お庭に植えたら大根がいっぱいできるんじゃない?植えてみようよ、植えていい?」 そう言われた母親は、「できるかもしれないけれど、これはさ、晩御飯のときに食べようよ…

秋の夜長にオーロラ鑑賞。

長年愛用しているペーパーナイフが2本ある。 そのうちの1本は、当時の仕事仲間が海外旅行のお土産に贈ってくれたものである。 とてもシンプルなデザインで握ったときの馴染みも良く、気付けば両の手の指の数では足りないほどの年月を共にしている。 確かあ…

同じだけれど同じじゃないの。

その日は、朝から雨がぱらついていた。 ベランダに出ると雨の匂いと適度な湿度が感じられた。 見上げた空にはグレー色を帯びた雲が広がっており、その雲は「ここからは、ひと雨降る毎に秋が深まっていく」ということを知らせるサインのようにも見えた。 しば…

妖艶で艶やかな毒が知らせる秋のはじまり。

外出先でスマートフォンが鳴った。 友人だったこともあり、周りの騒音を気にせず出た。 すると付き合いが長い友人の第一声は、「随分と涼しくなったってことだね」であった。 私だって暑くても必要とあれば腹を決めて外へ出る。 しかし、必要でなければ太陽…

刻む時とここのそじ。

コンビニの列に並んでいると、前のご婦人が店員に「電話で支払えるか試してもいい?」と尋ねていた。 手に握られていたスマートフォンには、瓢箪やダルマの根付けがいくつもぶら下がっており、ひと際目立っていたのはキティーちゃんの根付けだった。 失礼な…

花火と完璧と窮屈さ。

8月も終わろうとしている頃、外からドーン、ドーンと鈍い音が聞こえた気がした。 もしやと、慌ててベランダへ出てみると遠くの空に大きな花火が咲いていた。 テレビやインターネット越しではなく、肉眼で確認できるそれに分かりやすく心が躍った。 シンプル…

秋の空と通用しなくなるサイン。

エアコンの設定温度を一度上げた。 完全にオフにすることはできないのだけれど、秋が近付いてきているように感じた。 日常を見渡してみると、空が高く感じられる瞬間も増えつつあり、至る所に秋の気配があった。 その日は、お気に入りの大きなマグカップにな…

半化粧と秋支度。

底に車輪が付いた移動式プランターがトラックの荷台へ積み込まれていた。 白いプランターの中には緑一色の植物が植えられていた。 見たことがある植物だったけれど、その名を思い出せぬままその場を通り過ぎた。 その後、1週間ほど経った頃だろうか、その植…

宙ぶらりんの季節と青汁のはなし。

夏の日差しに、ほんの少しだけ秋色が混ざり始めた。 いつの間にか9月だものねと思うのだけれど、酷暑の残り香たっぷりの残暑によって、秋を思う気持ちが宙ぶらりんの状態となった。 植物も体内時計と気温差に戸惑うのか、先日は2枚だけ黄色から赤のグラデ…

衣替えをしながら過ごす季節の狭間。

色も素材も「夏」という装いが季節に合わなくなってきているため、夏色をした衣服を少しずつ片付け始めた。 秋冬物への衣替えだ。 とはいうものの、10月頃までは残暑が厳しく、本格的な秋の装いを楽しむことができるのは、もう少しだけ先。 だから、ここか…

お好きなスタイルでしゃれこんで。

今年の夏も幾度となく甘酒のお世話になった。 聞くところによると、酷暑続きの昨今は冬の甘酒よりも夏の甘酒人気の方が高いのだとか。 酒粕から作る甘酒だけでなく、米糀から作られるノンアルコールタイプの甘酒の存在も知られるようになり、「飲む点滴」や…

アイ・ラブ・パン粉。

待ち時間の手持ち無沙汰を埋めるべくネットサーフィンをしていると、素敵な画像が目にとまった。 その画像の出どころを探していると、様々なお料理レシピを紹介している外国の方のサイトに辿り着いた。 食器類のチョイスや盛り付けも素敵で、しばしサイト内…

糠漬けキュウリとキューカンバーエキス。

今春の頃だったと思うのだけれど、ふと、新しいことにトライしてみたくなった。 しかし、世の中はコロナウイルスのことでてんやわんやしており、トライできることにも限りがあった。 そこで、自宅で簡単に始められることの中から、以前から興味を持っていた…

天使の集会と天使の取り分。

道すがらにあるお宅の玄関先には、ヨーロッパの庭園が似合いそうな天使のオブジェが並んでいる。 特殊なコーティングが施されているのか手入れが行き届いているのかは分からないけれど、いつ見ても純白の輝きを放っている。 他人様の玄関先へ、度々視線を向…

油淋鶏と雨の日の換気。

某日である。 油淋鶏用に下ごしらえを済ませた鶏肉を、熱々の油がひたひたに入ったフライパンに投入した。 通常であれば、鶏肉をそのままじっくり焼いていくのだけれど、この日は鶏肉を掴んでいた指先がうっかり油の中に入ってしまった。 指先からジューッと…

自分を信じて途中で止めてみる、という策もある。

あ……続きが……。 出かけるまでの間だけと、ながら見をしていた番組がCMに入った。 人気がある番組なのか時間帯がそうさせるのか、スポンサーが多いのだろう。 CMが多い印象を受けた。 そのこと自体には何ら問題はないのだけれど、答えに辿り着けぬまま家…

鹿威しと造園中の庭。

久しぶりに、近場にある公園内を縦断した。 そこには、池をメインに造られた日本庭園風のゾーンがある。 池には大人が5、6歩ほどで渡り切ってしまえるほどの短い橋がかけられており、池に近づくと羽を休めているカモや野鳥、小さな岩場で甲羅干しをしてい…

ネギトロと作戦失敗の夕暮れどき。

無性にネギトロを頬張りたくなった。 きっと、数日前から美味しそうなネギトロ画像を目にしたり、そのような話を耳にする機会があったものだから、私の口がネギトロを欲しているのだろう。 しかし、ただでさえ夏の日射しと暑さに弱い私に、この炎天下の中を…

エキゾチックな香り漂う、神秘的な熱帯夜。

真夜中に目が覚めてしまった。 二度寝を試みたけれど、思いのほかスッキリと目覚めってしまっていたのでベランダへ出てみることにした。 外へ出た瞬間に全身を覆う熱気に怯みかけたけれど、冷えすぎている体を少しだけ温めることにした。 流石に車の往来も少…

パンチが効いた卵に出会う。

スマートフォンで撮った写真を久しぶりに整理した。 「空」と記したファイルには様々な表情をした空の写真がズラリと並んでいた。 似たような時間帯に撮ったものが多いにも関わらず、どれ一つとして同じ空はなく、削除してしまったら、その風景が無かったこ…

仙草ゼリーで暑気払い。

いくつかの調味料が順に切れ、代用にも限界がきたため、重い腰を上げて買い出しへ出かけた。 久しぶりの場だったこともあり、入店するや否や目移りまっしぐらといった逸る気持ちを落ち着かせて必要なものをカゴに入れた。 買い忘れはないかカゴの中身を確認…

なんちゃってグラニテから貝ボタンまで数珠繋ぎ。

買ってきたレモンゼリーを冷凍庫へ入れた。 冷やしたものをそのまま食べても十分に美味しいゼリーなのだけれど、適度に凍らせたものを摩り下ろしてシャーベット状にすると、手軽にグラニテを作ることができるので、ホームパーティー中のちょっとしたお口直し…

お役目終えた木彫り熊。

マンション内のゴミ置き場へゴミを捨てに行った。 入り口の扉を開けて中に入ると、視線の先に猫か何か、小さな動物が座っているような気がして、体がビクッと小さく跳ねた。 動く気配が無かったものだから近づいて見ると、木彫りの熊が2体並べられていた。 …

白玉粉は寒晒し粉。

甘いものを欲し、冷蔵庫を開けると使いかけの白玉粉と上新粉があった。 確か、非常時用の缶詰の中に小豆缶もあったはずだと専用ボックスをのぞくと、賞味期限まで随分と余裕がある小豆缶があった。 非常時ではないけれどイイの、イイのと、ひと缶取り出し、…

魅惑の名を持つソレの正体。

先日、手元に残しておきたい書籍の仕分けをしていたのだけれど、そろそろ手放してもいいのかもしれないと思った1冊に、フランス語で書かれたレシピ本があった。 内容は全く読めないに等しく、その料理を再現するには翻訳機か辞書片手に頑張る必要があるのだ…