幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

日常

遅れ馳せながら深く納得したタイトル。

何年振りだろう、久しぶりに映画雑誌のキネマ旬報(きねまじゅんぽう)を手に取った。 ある程度の映画情報はネット上で簡単に入手できることもあり、いつの間にか手に取らなくなってしまった雑誌だけれど、ネットとは異なる、紙面ならではの丁寧さは相変わらず…

幻のコーヒーは人とルアックの共同作業。

窓を開け放つと外から暖かい風が流れ込んできた。 あまりにも心地良くて、本を数冊手に窓辺へと移動した。 寝転がって気になっていたページを捲っていると、外からコーヒーの香ばしい香りがした。 挽きたてのコーヒー豆に少量のお湯を注いで蒸らしているとき…

消毒を必要とする機会そのものを減らす視点。

ここ最近、自宅に来た配達員の方から、手袋をして荷物を受け取る方が少しずつ増えているという話を幾度か耳にした。 荷物の受け取りにしても、タッチパネル上に指先で受け取りサインを書くタイプの受け取り方は、旧式の押印スタイルに戻されているし、各々が…

ゴマ擂りとゴマすりと。

断捨離してしまおうかと出しておいたあたり鉢(すり鉢)の中でゴマを擂った。 ゴリゴリと心地よい重低音に浸っていると、擂りたてのゴマから香ばしい香りがし始めた。 この香りを楽しめるだけでも十分に、役割を果たしてくれているあたり鉢(すり鉢)なのだけれ…

桜の蜜でデザートタイム?

その日は、年に数回しか使わない小路を選んで目的地を目指すことにした。 まっすぐに伸びた小路に人の姿は無かったけれど、建物の隙間を縫うようにして差し込んでくる日差しと、それによって生まれる日影とのコントラストは、いつ見ても味がある風景で、思わ…

盛り塩は合わせ技。

店先に出してあった盛り塩に目が留まった。 珍しい光景ではないけれど、その日目にした盛り塩は十数センチほどの高さがあり、ひと際目立っていたものだから、お店を通りすぎるギリギリまで盛り塩を視界の端に捉え続けていた。 盛り塩から受けた衝撃が思う以…

ペーパーナプキンとアダムの林檎。

ペーパーナプキンの残量が減ってきていたため、グッと心惹かれるようなデザインのものはないか探すことにした。 無いと困るようなものではないのだけれど、あればあったで重宝することも多いため、惹かれるものとの出会いがあったときにのみ購入するアイテム…

不便さも思うほど悪いものではないのかも。

ティータイムに選んだ飲み物は、温州みかんのジュースだった。 程よい酸味と濃い甘さが特徴的な100%ジュースに仕上がっているお気に入りで、時折、大人買いをして食品庫に入れておくのである。 フレッシュジュースは常温が好みなので、飲みたくなったら…

先生は子どもたち!?

外出先で利用するお化粧室は不思議な空間だな、と思う。 外から入ってきた見ず知らずの者同士が、淡々と目的を果たして出ていくのだけれど、無防備で居られる場所でもあるのか利用する者の素が垣間見えることがある。 先日、外出先でお化粧室を利用したのだ…

器の中に見て感じる春も、なかなか風流です。

イキイキと咲いている向日葵の前を通り過ぎた先で揺れていたのは、淡いピンク色をしたコスモスだった。 この時季にコスモスなど咲くはずがないという先入観が、そのピンク色を私に二度見させたように思う。 暖冬の影響によって冬を越してしまったのか、咲く…

大きく変わるチャンスのときだ。

知人がマスクをして電車やエレベーターに乗るのが怖いと言った。 ウイルスのこと?マスクをしていると息苦しいから?物々しい光景だから?思いついた理由を挙げたけれどどれも違うと言い、緊張するからだと言った。 体調が悪いわけではなく、様々な予防をす…

春の日永のひとこまに。

あっという間に太陽が沈んで空が暗くなる冬は、ただそれだけで気持ちが急くこともあったけれど、その冬が春へ季節のバトンを手渡したのだろう。 気が付けば、昼間が随分と長くなったように思う。 夕暮れどきの空の色も冬のそれとは異なり、どことなく柔らか…

冬の星座を見納めながら思うこと。

昼間の暖かさが残っていたのか、その日の夜風は心地良いものに感じられた。 しっかりと防寒して見上げる冬の夜空も良いけれど、着の身着のままガーデンチェアに座って空を見上げることができるこれからの季節は、冬とは異なる開放感がいい。 ただ、自宅付近…

ミツバチから数珠繋ぎ。

一斉に開花した沈丁花にミツバチが集まっていた。 ミツバチの群れを横目に思わず沈丁花との間に距離を取ってしまったけれど、久しぶりに耳にしたミツバチの羽音と沈丁花の深く爽やかな香りに少し気分が高揚した。 近年、ミツバチが大量死したり大量失踪した…

雛人形にも第二の人生があるようだ。

ひな祭りのお飾りとして準備した生け花を片付けた。 暖冬の影響か、私が部屋を暖めすぎていたからなのか、今年の春告げ花たちは駆け足で咲き散っていった。 あっという間だったけれど、春色や各々の甘い香りなど十分に楽しませてもらったように思う。 うさぎ…

選択肢はひとつではない。

先日まで消毒関連の商品が完売していたドラッグストアに商品が入荷していた。 目立つところには、一人一点限りという貼り紙があったけれど、急ピッチで製造に取り組んでくださっている方々のおかげなのだろうと思った。 私のこの日の目的は目薬の調達だった…

スミレとアリの言葉なき契約と、遠い記憶と。

自宅近くに、まだ一度も入店したことがない天然酵母パンを専門に扱うパン屋がある。 お店の前を通ると香ばしいパンの香りに誘われて、ふらりと中をのぞいてみたくなるのだけれど、タイミングが合わず、そのうちにと思いながら数カ月が経っている。 シンプル…

繋がっていた証の扱いも様々である。

へその緒って英語ある? 横断歩道ですれ違った方々から聞こえた声である。 日常会話の中では、登場回数が多いとは言い難いワードだったこともあり、正しく聞き取れていたのか自信はないけれど「へその緒」という英単語はあるのだろうか?と私も声の主に便乗…

菜の花色をした公園案内人は不死身です。

中途半端に空いた時間を調整することになったのだけれど、人混みに飛び込む気にはなれず、大きな公園内を散策してから目的地へ向かうことにした。 いつもであれば、犬の散歩やウォーキング、ランニングにボール遊びなど、多くの人で賑わっているのだけれど、…

目覚まし機能を備えた春雷って?

暖かい日、寒い日、パラパラと雨が降る日があったりもする、寒暖差激しいこの頃だけれども、ひと雨ごとに春が濃くなっているような気がして、季節が移り変わっていく過程はいいものだと思う。 その日は、立ち寄った書店で本を捲っていると「春雷(しゅんらい)…

気持ちは上を向いたまま、視線は足元近くへ。

街路樹の根元に、小指の爪の先ほどの小さな白い花が咲いていた。 管理会社によって植えられたものではなく、何処からか飛んできた雑草の種が、根を張り、芽を出し、咲かせた花である。 一つの存在に気が付くと、ここにも、あそこにもと、次々に白いそれが自…

頭の中が渋滞してきたら。

ぽっかりできた隙間時間は、出来るだけパソコンやスマートフォン、タブレットといった電子機器から距離を置きたいと思っている。 しかし、私の現実はと言えば、思ったそばから電話やメールが届いたことを知らせる着信音が鳴ったり、ちょっとした作業をスマー…

動き出した春に思ふこと。

手帳に印字してある七十二候は、春の兆しに誘われて草木が芽吹き始める頃を知らせる「草木萌動 (そうもくめばえいずる)」の時期に入っていた。 もうしばらくの間、地上にいる私たちはアウターを完全には手放せないように思うけれど、地中では既に気温が上が…

シャチホコ夫婦のオシゴト。

車窓から見える景色を眺めていると、戸建ての屋根の端に立派なシャチホコを飾っているお宅があった。 車窓内を一瞬と言ってもいいような早さで流れた景色だったこともあり、私が目にしたものが本当にシャチホコだったのかを確かめる術がないまま月日が過ぎた…

ドキリとする前に推測せよ!?

先週届けていただいた桃と桜、菜の花が着々と開花し始めた。 今回はお店の方のご厚意でピンク色のカーネーションも加えられており、優しい春の色合いがリビングを彩っている。 今にも開きそうなほどぷっくりと膨らんでいる桃の花の蕾はなかなか開かず、その…

あの方の幼少期に触れた日。

とある天満宮のそばにある信号機に足止めされていると、天満宮の敷地内から数名の学生服姿の少年が出てくるのが見えた。 この時季にお詣りをしているということは、受験を控えた学生だと思うのだけれど、一緒にお詣りにきた友人同士というような雰囲気はなく…

カイロで思い出す冬の記憶の一ページ。

使用期限が迫っているカイロを積極的に消費中の今季、改めて日本の便利さに感心している。 このような便利アイテムを手軽なお値段で購入できる国はそう多くはない。 私がかつて住んでいたイギリスの冬は寒く、冷たく、薄暗く。 気を抜いてしまうと、魂まで抜…

アンティークで繋がった日。

この時計も、こちらの時計も止まっている。 ジュエリーボックスを覗き込み、時計の健康診断とも言えるオーバーホールに出さなくてはと思いながら、数カ月が経過しているそれらを取り出しショップへ向かった。 どの時計も、年を重ねる中での節目、節目に私の…

興味深い存在を喰らう春。

春告げ食材のひとつであるホタルイカの旬がやってくる。 早いところでは、既に旬のホタルイカを口にし始めた頃だろうか。 ホタルイカは、親指ほどの背丈をしたイカなのだけれど、最近知った話によるとホタルイカは春に生まれ、一年という時間を過ごした翌年…

剥き方に個性あり。

食べ時を逃してしまったポンカンが4つ、ダイニングテーブルの上で瑞々しさを失いかけていた。 どうしたものかと眺めた末、使い切りのポンカンジャムを作ることにした。 作ると言っても、4つしかないポンカンで作るのだから作業時間は10分弱ほどである。 …