幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

ご挨拶|ありがとうございました。

幸せのレシピ集へ足を運んで下さっている皆様へ こんにちは。 こちらで執筆させていただいております柊希(ひいらぎ)と申します。 2015年11月に始まった『幸せのレシピ集』ですが、 本日2020年9月30日をもちまして終了する運びとなりました。 足…

移り行く季節を、どうか思いっきり、五感を使って楽しんで。

スイカが並んでいた記憶が消えぬうちに、陳列棚の上には数種類の梨が並べられていた。 夏のフルーツから秋のフルーツへと変わると、いよいよ秋だなと思う。 夏を苦手としている私にとって秋の到来は待ち侘びていたものなのだけれど、去り行く夏を見送るのは…

縄跳びで注目の的!?

延長コードを使おうと、コード類をまとめているボックスを久しぶりに開けた。 引っ越しをする度に様々な長さのコードが必要になるものだから、いつの間にかサイズ違いがひと通り揃ってしまっている。 ボックスを覗き込みながらコードを選り分けていたのだけ…

「やばい!」も「素敵!」も何だか楽しい。

コンビニの前で子どもたちが「やばい!やばい!」と言いながら盛り上がっていた。 思わず、どちらの意味で?と興味が湧いた。 視界の端から感じられた雰囲気から察するに、また食べたくなるような美味しさに出会ったようだった。 もともとは危険な状況や都合…

時は巡る。

甘味処のショウウィンドウスペースに、可愛いアマビエダルマが並んでいた。 円らな目をした優しい色合わせのアマビエたちを眺めながら甘味処を通り過ぎたのだけれど、妖怪とは思えぬ可愛さに気持ちがすっかり癒されていた。 我が家にも今年に入って2種類の…

美味しい方がイイ、命がけのミッションなんだもの。

ぶーん、ぶーん、と嫌な羽音が聞こえた。 蚊、である。 今年も酷暑のおかげでと言っていいのか分からないけれど、近年の暑さの中では蚊も思うように動くことができないのだろう。 蚊とは縁が無いまま夏の終わりを迎えた。 虫除け用に精油を使ったアロマミス…

お月見どろぼうが現れる日。

来週の今日(2020年10月1日)は、中秋の名月(十五夜)である。 手帳に予定を書き込みながらそのことに気が付き、そろそろお月見の準備でもとキッチンに立った。 準備といっても、当日使用する盃や花器、おぼんなどを取り出すだけのことなのだれど、うっ…

夏仕様から秋仕様へシフトチェンジしましょ。

時折お世話になっている鍼灸医からお手紙が届いた。 中身にはサロン移転のお知らせとサロンで行っているウィルス対策のこと、そして、私の体の癖を良く知る彼女からのアドバイスのようなものが綴られていた。 前回お会いしたのはいつだったか。 世の中の慌た…

ツバメが去るとアレが戻ってくる。

鮮魚売り場を通ると、「魚介」や「魚貝」の文字が目に留まった。 ワタクシ過去に、どちらを使えば良いのだろうとキーボードを叩く指先が留まったことがある。 執筆作業をしていると時折起こることなのだけれど、意識をすればするほど、分かっていたはずの正…

秋の花と草花を摘む男性のはなし。

掃除を終えた室内の香り付けにとアロマキャンドルを手に取った。 夏の間はお香やアロマオイル、アロマミストの中から軽やかな香りのものを好み選んでいたけれど、キャンドルや甘い香りに手が伸びるようになり、季節の移り変わりを感じるこの頃である。 この…

かいわれ大根を庭に植えたら大根になるの!?

背後から可愛い会話が聞こえてきた。 「ねぇねぇ、かいわれ大根は大根なんだからさ、お庭に植えたら大根がいっぱいできるんじゃない?植えてみようよ、植えていい?」 そう言われた母親は、「できるかもしれないけれど、これはさ、晩御飯のときに食べようよ…

秋の夜長にオーロラ鑑賞。

長年愛用しているペーパーナイフが2本ある。 そのうちの1本は、当時の仕事仲間が海外旅行のお土産に贈ってくれたものである。 とてもシンプルなデザインで握ったときの馴染みも良く、気付けば両の手の指の数では足りないほどの年月を共にしている。 確かあ…

同じだけれど同じじゃないの。

その日は、朝から雨がぱらついていた。 ベランダに出ると雨の匂いと適度な湿度が感じられた。 見上げた空にはグレー色を帯びた雲が広がっており、その雲は「ここからは、ひと雨降る毎に秋が深まっていく」ということを知らせるサインのようにも見えた。 しば…

妖艶で艶やかな毒が知らせる秋のはじまり。

外出先でスマートフォンが鳴った。 友人だったこともあり、周りの騒音を気にせず出た。 すると付き合いが長い友人の第一声は、「随分と涼しくなったってことだね」であった。 私だって暑くても必要とあれば腹を決めて外へ出る。 しかし、必要でなければ太陽…

【お知らせ】

幸せのレシピ集へ足を運んで下さっている皆様へ こんにちは。 こちらで執筆させていただいております柊希(ひいらぎ)と申します。 2015年11月からスタートしました幸せのレシピ集ですが、今月末日をもちまして終了する運びとなりました。 正式なご挨拶は最終…

刻む時とここのそじ。

コンビニの列に並んでいると、前のご婦人が店員に「電話で支払えるか試してもいい?」と尋ねていた。 手に握られていたスマートフォンには、瓢箪やダルマの根付けがいくつもぶら下がっており、ひと際目立っていたのはキティーちゃんの根付けだった。 失礼な…

花火と完璧と窮屈さ。

8月も終わろうとしている頃、外からドーン、ドーンと鈍い音が聞こえた気がした。 もしやと、慌ててベランダへ出てみると遠くの空に大きな花火が咲いていた。 テレビやインターネット越しではなく、肉眼で確認できるそれに分かりやすく心が躍った。 シンプル…

秋の空と通用しなくなるサイン。

エアコンの設定温度を一度上げた。 完全にオフにすることはできないのだけれど、秋が近付いてきているように感じた。 日常を見渡してみると、空が高く感じられる瞬間も増えつつあり、至る所に秋の気配があった。 その日は、お気に入りの大きなマグカップにな…

半化粧と秋支度。

底に車輪が付いた移動式プランターがトラックの荷台へ積み込まれていた。 白いプランターの中には緑一色の植物が植えられていた。 見たことがある植物だったけれど、その名を思い出せぬままその場を通り過ぎた。 その後、1週間ほど経った頃だろうか、その植…

宙ぶらりんの季節と青汁のはなし。

夏の日差しに、ほんの少しだけ秋色が混ざり始めた。 いつの間にか9月だものねと思うのだけれど、酷暑の残り香たっぷりの残暑によって、秋を思う気持ちが宙ぶらりんの状態となった。 植物も体内時計と気温差に戸惑うのか、先日は2枚だけ黄色から赤のグラデ…

衣替えをしながら過ごす季節の狭間。

色も素材も「夏」という装いが季節に合わなくなってきているため、夏色をした衣服を少しずつ片付け始めた。 秋冬物への衣替えだ。 とはいうものの、10月頃までは残暑が厳しく、本格的な秋の装いを楽しむことができるのは、もう少しだけ先。 だから、ここか…

苦手意識と恐怖感が呼ぶもの。

30分ほどの時間ができたので、アルバム整理をすることにした。 ここ数年、暇を見つけては進めている作業なのだけれど、もうしばらく終わりそうにない。 終わらない原因は写真に見入ってしまうことだと分かってはいる。 しかし、アルバム整理にそれは付き物…

自由で大らかな二六時中。

ここ数日、思いを巡らせていることがある。 大したことではないのだけれど、頭の片隅にふわっと浮かんでしまうのである。 その日も、四六時中とまではいかないけれど、集中力が切れるタイミングを狙っていたかのように浮かぶものだから、思わず「その件は既…

加熱用のチーズ、そのまま食べられる?

最後に食べたのがいつだったか覚えていないほど久しぶりに、グラタンを作った。 グラタンの表面には、味見をしたい衝動を抑えながらカット済みタイプのチーズを散らした。 カット済みタイプのナチュラルチーズが袋詰めされたチーズがあるけれど、この手の商…

お好きなスタイルでしゃれこんで。

今年の夏も幾度となく甘酒のお世話になった。 聞くところによると、酷暑続きの昨今は冬の甘酒よりも夏の甘酒人気の方が高いのだとか。 酒粕から作る甘酒だけでなく、米糀から作られるノンアルコールタイプの甘酒の存在も知られるようになり、「飲む点滴」や…

アイ・ラブ・パン粉。

待ち時間の手持ち無沙汰を埋めるべくネットサーフィンをしていると、素敵な画像が目にとまった。 その画像の出どころを探していると、様々なお料理レシピを紹介している外国の方のサイトに辿り着いた。 食器類のチョイスや盛り付けも素敵で、しばしサイト内…

お気に入りの白は、あのチカラを借りて白さをキープ。

白シャツや白いブラウスは、どんなに丁寧にお洗濯をしても、再び着用シーズンを迎える頃には何となく色が変わってしまったような、劣化したような気がすることが多かったように思う。 そして、いつの間にか、白シャツや白いブラウスはそのようなものだと諦め…

糠漬けキュウリとキューカンバーエキス。

今春の頃だったと思うのだけれど、ふと、新しいことにトライしてみたくなった。 しかし、世の中はコロナウイルスのことでてんやわんやしており、トライできることにも限りがあった。 そこで、自宅で簡単に始められることの中から、以前から興味を持っていた…

天使の集会と天使の取り分。

道すがらにあるお宅の玄関先には、ヨーロッパの庭園が似合いそうな天使のオブジェが並んでいる。 特殊なコーティングが施されているのか手入れが行き届いているのかは分からないけれど、いつ見ても純白の輝きを放っている。 他人様の玄関先へ、度々視線を向…

油淋鶏と雨の日の換気。

某日である。 油淋鶏用に下ごしらえを済ませた鶏肉を、熱々の油がひたひたに入ったフライパンに投入した。 通常であれば、鶏肉をそのままじっくり焼いていくのだけれど、この日は鶏肉を掴んでいた指先がうっかり油の中に入ってしまった。 指先からジューッと…